千葉県流山市と「EV用充電インフラの整備及び脱炭素の推進に向けた協定書」締結および、市内公共施設へのEV充電器設置について

パナソニックグループ

2024年11月8日 13時10分

パナソニック株式会社エレクトリックワークス社（以下、パナソニック）は、千葉県流山市（以下、流山市）と、2024年6月7日に「EV用充電インフラの整備及び脱炭素の推進に向けた協定書」（以下、本協定）を締結しました。この協定に基づき流山市の公共施設である「コミュニティプラザ」と「東深井地区公園」にEV充電器を2基ずつ設置。2024年11月13日より運用を開始します。

本協定により、電気自動車（以下、EV）用充電インフラ整備を推進し、流山市のカーボンニュートラルへの貢献を目指します。

流山市コミュニティプラザ駐車場

パナソニックは2022年10月に設立した共創型コミュニティ「everiwa（エブリワ）」の活動の一環として、地域から社会課題解決を目指す共創プロジェクト「everiwa no wa Action」を立ち上げました。今回、本協定の締結に合わせ「everiwa no wa 流山 Action」（以下、本プロジェクト）を開始します。

【協定の背景】

社会課題の解決を目指す共創型コミュニティ「everiwa」には、そのビジョンに共感するエバンジェリスト（※1）として35社（2024年11月8日現在）の企業に参画いただいただいており、2023年4月からEV充電器のシェアリングサービス「everiwa Charger Share（※2）」を運営しています。

パナソニックは「誰もが安心してEVでくらせる街」を実現するためには充電スポットの充実が重要と考え、日常生活圏内のどこでもEVが充電できる、シェアリングサービスの特長を活かしたモデル地域創出の検討を進めてきました。

流山市は2050年の二酸化炭素排出量実質ゼロに向けた取り組みを推進。なかでもEVの普及促進に向けては独自の補助金制度や、公用車のEV化などの施策を積極的に進めています。

パナソニックは流山市と連携し「everiwa」及び「everiwa Charger Share（※2）」の仕組みを通じてEV充電器の設置促進に取組むことで、「EVの充電に不安のない街づくり」の先行モデル地域を実現します。

【本協定について】

＜1. 締結日＞

2024年6月7日

＜2. 協定概要＞

1. 流山市所有施設におけるEV用充電設備の設置と、充電サービスの提供に関すること

2. 流山市内におけるEV、EV用充電設備、およびEV用充電設備のシェアリングの普及に向けた取り組みに関すること

3. EV用充電インフラ活用によるまちづくりに関する情報交換および具体的施策の検討に関すること

【EV充電器の設置場所について】

パナソニック製EV充電器WK4322を各2台設置

流山市コミュニティプラザ駐車場：流山市大畔64-1（利用時間：9時～20時）

東深井地区公園（古墳公園）駐車場：流山市東深井815（利用時間：24時間）

【everiwa no wa 流山 Actionについて】

本協定に基づく具体的な活動を「everiwa no wa 流山 Action」として、「充電インフラ整備」と「市民の意識啓発」の両輪で推進します。集合住宅の多い流山エリアでEV保有に欠かせない基礎充電用のインフラを整えるため、徒歩圏内に基礎代替充電スポットを設けることで、各住戸専用の充電器が無くても安心して充電ができる環境を提供。まずは公共施設での充電サービスを開始し、さらに公共施設以外にも、本プロジェクトに賛同いただける損害保険ジャパン株式会社やパートナー企業の皆様と共に充電器の設置を促進します。あわせて「市民の意識啓発」についても、イベントや講習会などEVのあるくらしを身近に感じる機会を提供し、市内のEV保有率アップへ貢献します。

everiwa no wa 流山 Action ホームページ：https://biz.everiwa.jp/community/project/nagareyama