地域の生産者と消費者を繋ぐECプラットフォーム「ハックツ！」が神奈川県藤沢市内の保育園に給食用食材を納入

パナソニックグループ

2024年10月17日 10時00分

パナソニックホールディングス株式会社（以下、パナソニックHD）は、地域の生産者と消費者を繋ぐECプラットフォームとして展開している「ハックツ！」が取り扱っている食品を神奈川県藤沢市のコペル保育園藤沢園の給食向けに納入することで合意しました。2024年10月下旬から納入を開始する予定です。

パナソニックHDでは、「物と心が共に豊かな理想の社会」の実現に向けた取り組みを推進しており、モビリティ事業戦略室では、生活圏の移動を見直し、人やコミュニティを元気にすることを目指しています。

モビリティ事業戦略室が推進するコミュニティ消費プロジェクトでは、地域の人々の豊かな暮らしの実現を目指しており、2023年5月から神奈川県藤沢市、2024年9月から東京都世田谷区でECプラットフォーム「ハックツ！」を展開しています。

「ハックツ！」では、地域の野菜・果物などの食品や店舗の商品をオンラインで注文することができます。また、農業体験や農地を活用したイベントなども開催し、生産者や消費者が交流できる場を提供することで互いに顔が見える関係を構築するとともに、地域内での経済循環を生み出す仕組みづくりに取り組んでいます。

今回のコペル保育園藤沢園向けの納入では、出荷当日に収穫した、泥が付いたままの野菜、地元のお米やパンなどを直接保育園にお届けします。また、野菜の収穫を疑似体験できるイベントの実施も予定しています。これらの取り組みにより、鮮度の高い野菜を味わったり、野菜の栽培過程への関心を高めたり、地域への関心を高めることで、園児の食育や地域に対する理解を深めます。また、園児や家族、生産者との交流促進にもつなげていきます。

「ハックツ！」では、個人向けの販売に加えて、新たに保育園や学校などの給食向けにも納入を開始することで売り上げの安定化を図るとともに、幅広い世代の人々を繋ぐことで地域のコミュニティ形成を加速していきます。

■「ハックツ！」について

地元の農家やパン屋などの商品をインターネット上で注文し、地域内の受取スポットで受け取る（※）ことのできるサービスを神奈川県藤沢市と東京都世田谷区で展開しています。単に商品を販売するだけでなく、農家と直接触れ合える農業体験などの体験型イベントも提供しており、生産者と消費者を直接結び、コミュニティ形成につながる取り組みを推進しています。

さらに、サービスの提供を通じて、地域の福祉作業所や飲食事業者、その他の事業者とのつながりを作り、事業者間での共助を生み出すことで地域が活性化する仕組みの構築に取り組んでいます。

ハックツ！藤沢

https://hack-tsu.jpn.panasonic.com/

ハックツ！世田谷

https://setagaya.hack-tsu.jpn.panasonic.com/

※今回のコペル保育園藤沢園への納入では、受取スポットではなく、保育園に直接配送しています。

＜関連情報＞

・パナソニックホールディングス株式会社モビリティ事業戦略室

https://holdings.panasonic/jp/corporate/mobility.html

・「コミュニティ消費」プロジェクトサイト

https://holdings.panasonic/jp/corporate/mobility/community_consumption.html

・特集記事「持続可能な消費システムをハックツ！地域のリソースで幸せを循環させる“コミュニティ消費”」