「セルフレジ決済型冷蔵・冷凍スマートショーケース」で無人販売サービスの実証実験を開始
「セルフレジ決済型冷蔵・冷凍スマートショーケース」設置イメージ（冷蔵1ドアタイプ）
1. パナソニック製「セルフレジ決済型冷凍・冷蔵スマートショーケース（仮称）」の特長
今回開発した「セルフレジ決済型冷凍・冷蔵スマートショーケース（仮称）」は、ショーケースにセルフレジユニットを併設した構造となっており、セルフレジとショーケース扉の開閉状況がシステム連動することで、扉の閉め忘れや意図しない時間の販売を防止し、より安心・安全な食品の無人販売を実現します。
セルフレジのFelica（※2）リーダーに交通系電子マネーのカード等（※3）をかざし、有効性が確認されると、ロックされている扉が解錠します。商品を手に取った後、扉を閉めると商品が購入できる機構となっており、扉の閉め忘れを防止します。また、電子マネー、クレジットカード、QRコード（※4）などのキャッシュレス決済の利用が可能です。さらに、販売する商品特性に合わせて、販売時間の遠隔管理が可能で、設定した販売時間以外の時間帯は解錠できない仕様です。今回の実証実験では「冷蔵1ドア」「冷蔵2ドア」「冷凍1ドア」の3種類のショーケースを使用します。
〈利用方法〉
（1）セルフレジ画面の「利用開始」をタップし、FeliCaリーダーに交通系電子マネーのカード等をかざすと解錠
（2）商品を取り出して扉を閉め、セルフレジのバーコードリーダーで商品のバーコードをスキャン
（3）画面に表示された購入する商品と金額を確認し、「購入」をタップ
（4）決済方法を選択して決済（電子マネー／クレジットカード／QRコードに対応）
2. 無人販売サービス「EKIPICK MART（エキピックマート）」（※5）の検討経緯
今まで「EKIPICK MART（エキピックマート）」は、駅ビルの営業時間外でもお弁当やスイーツなどの食品を無人販売するサービスとして、様々な検証を進めてきました。その一つとして2021年6月18日より、シャポー船橋の共用通路にショーケースを設置し、5時30分から24時までパンをセルフレジでキャッシュレスに購入できるサービスの検証をしてきました。
これまでパンを7,000個以上販売（※6）し、駅ビルの営業時間外の売上が50％近くに達し、商品の決済率は99.8％と高いため、「誰でも」「自由に」商品を取り出して購入できるという販売サービスが成り立つことが実証できました。そこで、更なる取扱商品の拡充や販売場所の幅広い展開を目指し、温度管理や販売時間管理のできるショーケースを新たに開発しました。
3. 今回の取り組み内容詳細（※7）
【実施場所】シャポー船橋（JR総武線船橋駅直結）
【販売開始】2021年12月20日（月）から
【販売時間】最大5:30から24:00まで ※ 販売商品により異なります
【設置台数】計4台：冷蔵2ドア1台、冷蔵1ドア2台、冷凍1ドア1台
【販売場所】シャポー船橋 1階3箇所（うち2箇所が今回新設）
※1 決済機能を使用するには、サービス提供事業者と決済事業者との契約が必要となります。
※2 「FeliCa」はソニー株式会社が開発した非接触ICカードのための通信技術です。
※3 「PiTaPa」は扉の解錠および決済手段としてご利用いただけません。
※4 「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
※5 「EKIPICK」は株式会社ジェイアール東日本都市開発の商標または登録商標です。
※6 2021年6月18日から2021年11月30日までの実績です。
※7 内容は一部変更となる場合がございます。
全文は以下プレスリリースをご覧ください。
▼[プレスリリース] 「セルフレジ決済型冷蔵・冷凍スマートショーケース」で無人販売サービスの実証実験を開始（2021年12月15日）
https://news.panasonic.com/jp/press/data/2021/12/jn211215-2/jn211215-2.html
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