HARIKUYAMAKUのニュー・アルバム『Mystic Islands Dub』より「Chimborah」のショートMVを公開
沖縄コザを拠点に活動するプロデューサー/ダブ・エンジニア、HARIKUYAMAKU(ハリクヤマク)が、11月3日の「レコードの日」にアルバム『Mystic Islands Dub』を発売。その中から先行シングルとして配信された
「Chimborah(海のチンボーラー)」のショートMVが公開された。
MVの制作を担当したのは、沖縄から日本、世界に向けて衣・食・音を発信するプロデュース・チームBigKnot Records。沖縄の伝統と革新を融合するHARIYAMAKUの世界感を現地の美しい自然の中で表現した、短くとも
見応えのある作品になっている。
■「Chimborah」Short MV: https://www.youtube.com/watch?v=7qtKAPdPPyc
【リリース情報】
HARIKUYAMAKU 『Mystic Islands Dub』
(LP:COJA-9481 ¥4,180(税抜¥3,800)/CD:COCP-42082 ¥3,300(税抜¥3,000)
2023年11月3日(レコードの日)発売
発売:日本コロムビア株式会社
収録曲
(SideA)
1 Toncharma(トンチャーマ~根間ぬ主)
2 Chimborah(海のチンボーラー)
3 Anigama(宮国ぬ姉がま)
4 Machagama(平安名のマチャガマ)
(SideB)
5 Nisai-tohranu(二才とーらぬ)
6 Tuisashimeh(鳥刺舞)
7 Fuenushima(南の島)
8 Nachijin-myahkunii(今帰仁ミャークニー)
The source is "沖縄音楽総攬(Okinawa Ongaku Soran)"
Sound produced, arranged and mixed by HARIKUYAMAKU
Additional musicians
K-ta: Drums
Hideyuki: Bass
Urashima: Guitar, Synthesizer and Flute
Tsuhaco : Synthesizer
from銀天団(Gintendan)
Ryosuke Makita: Guitar and Flute
Ryota Yamaguchi: Percussions
Mastering Engineer: Sinkichi
Cutting Engineer: Shigeru Buzawa(Nippon Columbia)
Artwork: Omu Kanada (銀天版店)
■配信リンク:https://harikuyamaku.lnk.to/mid
■ダイジェスト試聴動画:https://www.youtube.com/watch?v=R8HRpzxJhu4
■日本コロムビア アーティストページ: https://columbia.jp/artist-info/harikuyamaku/
HARIKUYAMAKU(ハリクヤマク) Profile
コザTower of Dubを根城に活動する音楽プロデューサー/ダブ・エンジニア/DJ。ベーシストとして音楽を始め、ロック、ハードコア、幾度もの海外放浪を経由して2012年、沖縄原点回帰のアルバム「島DUB」を発表。その後、Churashima Navigator、Isatooment、angama、銀天団といったバンドでも活動しながらそれぞれでリリースを重ねた。2018年、HARIKUYAMAKUとしては久々に「Kanasu Remixes」を久保田麻琴氏とスプリットでリリース。2019年からは唄者稲嶺幸乃との製作、ライヴを開始し、「大島ヤンゴー節」を7'レコード/配信リリース。2020年、chill mountain recよりEP「Genshikyo」、自身の配信サイトBandcampより初のアンビエント作品「Subtropica」をリリースした。2021年には2nd7inch「SulukillKuichar」、「CHOUJI feat ネーネーズ - No Woman No Cry」を7inch/配信でリリース。ODODOAFROBEATのDUBMIX、自身のDUB集「島DUBPLATE for Tokyo 2021」をリリース。2023年にはWOWOW製作のテレビドラマ「フェンス」の音楽を担当した。最近では全国各地からライヴやDJの依頼がかかり、海外の媒体でも取り上げられている。
アルバム制作にあたってのHARIKUYAMAKUの言葉
二十歳くらいの頃、「沖縄音楽総攬」のCD版を聴いたことで沖縄の音楽の深みを知り、それをきっかけにレコード収集をはじめ、いろいろな沖縄民謡を聴いていきました。
沖縄で作られた民謡のレコードも本当に素晴らしいのですが、良くも悪くも大衆音楽としての“民謡”で、「沖縄音楽総攬」はもっと純粋な土着の雰囲気が最高で “民族音楽”を感じます。これが心に響き、日頃聴き続けてきました。
沖縄で生まれ育った自分にとってとても誇らしく、同時に失われつつあることが寂しいそれらの唄は、自分にとっての宝物であり、今や自分の一部にもなっています。
沖縄がもっと好きになり、文化や歴史などを考えるようになったという意味で、音楽的なところ以外でも深く影響されました。今回これを自分が触れるということは、とても特別で光栄な気持ちです。
自分が経験したように、唄を聴いたことで何かが反応し、昔のこと、今のこと、風土のこと、歴史のこと、なんかそんなことを考えるきっかけになり得るんじゃないかと。そのままだと深すぎてなかなか手を出しにくい唄でも、自分がアレンジを加えることで、多くの人に耳にしてもらい、少しでも聴いた人に影響を与えることができればと思います。
沖縄の人は特にDNAに訴えかけられるはずだし、外国の人にも同じ感覚を持ってもらえると思っています。
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