「ノンフィクションW 撮影監督ハリー三村のヒロシマ」と「国際共同制作プロジェクト イザベラ・ロッセリーニのグリーン・ポルノ」がバンフ・ワールド・メディア・フェスティバルに同時ノミネート!
バンフ・ワールド・メディア・フェスティバルは、1980年からカナディアン・ロッキー山脈の中心都市、バンフで毎年6月に開催されている北米を代表する国際テレビ番組の祭典です。カナダ政府、アルバータ州、民間企業などが出資・運営する「バンフ・ワールド・メディア・フェスティバル財団」が主催しています。例年、世界各国から多数の番組が出品され、「国際エミー賞」、「イタリア賞」、「モンテカルロ・テレビ祭」などと並ぶ世界最大のテレビ祭のひとつと称されています。なお今年の授賞式は6月12日(日)に開催されます。
「ノンフィクションW 撮影監督ハリー三村のヒロシマ」は、黒澤明監督の『姿三四郎』など数々の名作を手掛けた映画カメラマンであり、原爆投下後から半年後の広島をカラーフィルムに収めた唯一の日本人である三村明の人生と作品に迫るオリジナルドキュメンタリー番組です。
また、「国際共同制作プロジェクト イザベラ・ロッセリーニのグリーン・ポルノ」はアメリカ、サンダンスプロダクションと共同制作した番組で、映画界のサラブレッド、イザベラ・ロッセリーニが動物たちの生殖行為を自ら演じる斬新な生態学ドキュメンタリーです。
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■「ノンフィクションW 撮影監督ハリー三村のヒロシマ
~カラーフィルムに残された復興への祈り~」 概要
初回放送
2015年8月8日(土)
番組内容 ※番組情報は初回放送時のものです。
第2次世界大戦前から戦後にかけて、日本映画界を代表する映画カメラマンとして活躍した三村明。その波乱の人生と、彼が撮影した映像に迫る。1919年に渡米し“ハリー三村”としてハリウッドで活躍した彼は、1934年に帰国後、最先端の技法で日本映画の撮影を刷新する。敗戦後、在米時代の友人の推薦でアメリカ戦略爆撃調査団に加わり、原爆投下から半年後の広島の惨状をカラーフィルムに収めた唯一の日本人となる。1970年代になってようやく公開された映像は、戦争の真実を生々しく伝える。番組では、アメリカ・ワシントンD.C.の国立公文書館に眠る、三村が撮影したフィルムをHD画質化。彼が残した膨大な手記を紐解きながら、どのような想いで撮影を行なったのかを検証する。山中貞雄監督の時代劇『人情紙風船』、黒澤明の監督デビュー作『姿三四郎』など名作の撮影を手掛け、日米両国の架け橋ともなった三村の運命に、関係者の証言とともに迫る。
<キャスト>
出演:ケネス・ミムラ(三村明の長男)、森達也(映画監督)、ヤン ヨンヒ(映画監督)、
スティーヴン・オカザキ(映画監督)、ジョン・ベイリー(撮影監督)、
マーク・ノーネス(ミシガン大学教授)、萩原泉(日本映画撮影監督協会名誉会員)
ナレーション:土屋裕一 手記の声:楠大典
製作:WOWOW 制作協力:ケイマックス
■「国際共同制作プロジェクト
イザベラ・ロッセリーニのグリーン・ポルノ」概要
初回放送
2015年11月7日(土)
番組内容 ※番組情報は初回放送時のものです。
イタリア出身の女優で映画監督、モデルのイザベラ・ロッセリーニ。父は映画監督のロベルト・ロッセリーニ、母は女優のイングリッド・バーグマンという映画界のサラブレッドだ。彼女自身も映画『ブルーベルベット』『不滅の恋/ベートーヴェン』などに出演したり、フランスの有名化粧品ブランドのイメージモデルを10年以上務めたほか、2015年のカンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員長に就任するなど精力的に活動を続けている。彼女が2008年から情熱を傾けている短編シリーズが「グリーン・ポルノ」。これは、イザベラがさまざまな動物になりきって生殖行為を説明するシリーズ。最初はテレビ放送のための数分の短編作品だったが、評判を呼び書籍化。その後舞台化もされ、イザベラは4大陸35都市でひとり芝居を敢行した。今回、サンダンスプロダクションと番組を共同制作。イザベラ本人の証言から、彼女の半生や「グリーン・ポルノ」製作のいきさつなど、その素顔に迫るドキュメンタリー。
※この作品はWOWOWメンバーズオンデマンドで現在好評配信中です。
<キャスト>
イザベラ・ロッセリーニ
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