【LINEリサーチ】新生活で頑張りたいこと1位は、新大学生は「勉強」、新社会人は「仕事」 不安に思うことは、新大学生は「新しい友だちができるか」、新社会人は「仕事についていけるか」が最も高い結果に

LINEリサーチ、全国18歳から24歳までの男女を対象に新生活に関する調査を実施

LINE株式会社

LINE株式会社では、同社が保有する約540万人の国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤とした、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」を運営しております。

このたびLINEリサーチでは、日本全国18歳から24歳までの男女のなかで、4月から大学に進学をする新大学生、就職する新社会人を中心に、新生活に向けて頑張りたいことや準備していること、不安に思うことについてや、入学式や入社式、講義や業務の形式などを調査しましたので、その結果をお知らせいたします。

※調査結果の詳細はLINEリサーチの調査メディア「リサーチノート」でご覧いただけます:
https://research-platform.line.me/archives/37453989.html(新大学生編)
https://research-platform.line.me/archives/37464030.html(新社会人編)

■新生活に向けてがんばりたいことは「勉強」、準備しているものは「パソコン・タブレット」
「がんばりたいこと」では、「勉強」がもっとも高く約6割。次いで「友だちづくり・人脈づくり」「アルバイト」が半数以上と続きます。
昨年実施した新大学生の調査(https://research-platform.line.me/archives/34767963.html)でも、上位3項目の順位は同じとなっていました。
しかし、昨年5位に入っていた「部活・サークル活動」は、今年は7位となり減少傾向がみられました。
昨年より高くなっていたのは、3位の「趣味・自分が好きなこと」や5位の「自分磨き(内面・外見)」となりました。

次に、新大学生が、新年度に向けて「準備していること」全体では、「パソコン・タブレット/周辺機器を買う」が1位で約半数という結果に。また、2位には「勉強」が約4割でランクインしています。

男女別では、全体的に女性のほうが幅広く準備をする傾向で、各項目の割合も男性にくらべて高いことがわかりました。男性は「パソコン・タブレット/周辺機器を買う」、女性は「服や靴などファッションアイテムを買う」の割合がもっとも高い結果で、特に女性はファッションや美容関連、断捨離などの割合が高い傾向にありました。女性の10位には「オンライン授業などのために準備しておく」が入っており約2割、男性は8位に「何も準備はしていない/する予定はない」も1割強いることがわかりました。


■​新生活への「期待のほうが強い」新大学生は約4割、新大学生の不安なことは?
次に「新年度の期待と不安」についてみていきましょう。新大学生は、「期待でいっぱい」「期待のほうが強い」という回答を合わせると約4割でした。「期待と不安半々」も36%と高くなっています。昨年調査と大きな変化はなく同じような傾向でした。

また、グラフにはありませんが、現役大学生 (※調査実施時点で大学1~3年生と回答した現役大学生)の結果もみてみると、新大学生に比べて「不安のほうが強い」割合が高い傾向となり、新大学生の「不安のほうが強い」割合が19%に対して現役大学生の全体では32%となりました。またその中でも大学3年生では46%となっています。

「不安に思うこと」については、「不安がある」 (※「期待でいっぱい」「何も感じない」の回答以外で何かしらの不安がある人)と回答した新大学生に聞いたところ、「新しい友だちができるか」が6割強で1位。
次いで「勉強や課題が大変そう」が約6割、「お金のやりくりができるか」「授業のレベルについていけるか」「アルバイト先/インターン先が見つかるか」が約4割という結果に。

大学生になって上京したり、一人暮らしをはじめたりといった環境の変化もあり、友だちや授業や課題への不安に加えて、コロナ禍でアルバイト先がなかなか見つからない危機感なども不安なこととしてランクインしています。

また、5位以内には入っていませんが「オンライン授業に慣れることができるか」という回答も2割強ほどとなっていました。


■​入学式や授業体制は?どのようなサポートがあったら嬉しい?
大学の入学式や講義・授業の体制は2021年3月時点では、どのようになる予定なのか新大学生に聞いてみました。 入学式は「実際に集まる(リアル)形式のみ」が約半数でもっとも割合が高い結果に。「オンラインのみ」「リアル形式とオンライン併用」といった何かしらオンライン(インターネット)で行われるという回答は約1割でした。入学式の開催/方法や講義の体制が「まだ決まっていない」は3割前後となりました。

また、講義や授業の体制では、「すべて【対面】で行われる」は約1割にとどまり、対面形式との併用も含めて、なんらかオンラインを取り入れた講義や授業が行われるとの回答は約4割になりました。


最後に大学からどのようなサポートがあったらうれしいかを聞いた (自由回答形式) 結果を、一部ご紹介します。

<大学からサポートがあったらうれしいこと>
・入学前のオリエンテーション(男性/宮城県)
・パソコンの貸し出しとパソコンの使い方講座のようなもの。 Googleアカウントの配布と学校側でGoogle classroom上でクラスを設置する(女性/東京都)
・Wi-Fiの貸し出し、去年の新一年生の先輩方の体験談、バイト先紹介(男性/岐阜県)
・新入生同士の交流会、オンライン授業を受講できる環境整備への支援(男性/三重県)
・ゲームみたいに自分のアバターを作り出してそのアバターで校内を歩き回ったりできるようなシステムが欲しい。そして休み時間の間で友人と話せるリアリティがあるといい(女性/北海道)
・コロナによるバイトがなくなったときのための補助金制度(男性/長野県)
・資格取得サポート(男性/岐阜県)
・教師とコミュニケーションを取る機会(女性/大阪府)
・サークルについての説明会や学部での人間関係づくりの支援(女性/神奈川県)

■新生活に向けてがんばりたいことは「仕事」、準備していることでは「断捨離」が1位。女性では6割。

「がんばりたいこと」では、「仕事」がもっとも高く約7割となっています。 次いで「貯金」が約4割、「収入・資産を増やす(投資なども含む)」が約3割となっています。
昨年実施した新社会人の調査(https://research-platform.line.me/archives/34767963.html)に比べて大きな増減はありませんが、「自分磨き」や「趣味・自分の好きなこと」が減少、「運動・健康・ダイエット」や「友だちづくり・人脈づくり」がわずかに上昇する結果となっています。

なお、現社会人(※24歳までの現在社会人)でも、「がんばりたいこと」の1位は「仕事」となりましたが、約半数となっており、新社会人のほうが、これから始まる「仕事」についてより意識している人が多いようです。

「準備していること」では、全体では「断捨離」が1位で約4割という結果に。2位以降は「貯金」と「勉強」がほぼ同じで約3割となりました。

男女別では、男女ともに「断捨離」がTOPで、特に女性の割合が高く6割弱。 2位以降も男女でランキングの違いはないものの、男性では「貯金」「勉強」「パソコン/タブレット/周辺機器を買う」は女性に比べ、高くなっています。一方、女性は全体的に各項目の割合が高い傾向で、さまざまなことを準備している様子がうかがえます。特に差がみられたのは、「断捨離」や「ファッションアイテムを買う」「美容院・ヘアサロンへ行く」「家具を買う」「生活家電を買う」ことでした。


■新生活への「期待と不安半々」の新社会人が33%、新社会人の不安なことは?
「新生活の期待と不安」については、「期待と不安半々」がもっとも多く33%。 「期待でいっぱい」「期待のほうが強い」を合わせた割合と「不安のほうが強い」「不安でいっぱい」を合わせた割合は同率で約3割という結果に。昨年と比べてもほとんど差はみられませんでした。

「不安に思うこと」については、「不安がある」(※「期待でいっぱい」「何も感じない」の回答以外で何かしらの不安がある人)と回答した新社会人に聞いたところ、「仕事についていけるか」が約7割で1位。次いで「上司や同僚とうまくやっていけるか」が約6割、「朝、ちゃんと起きられるか」が約半数という結果に。全体的に仕事に関連することや人間関係への不安が大きいことがわかりました。


■入社式や業務体制は?会社からどのようなサポートがあったら嬉しい?
次に、会社の入社式や業務の体制は2021年3月の時点では、どのようになる予定なのか新社会人に聞いてみました。入社式は「実際に集まる(リアル)形式のみ」が3割強でもっとも割合が高い結果に。「オンラインのみ」「リアル形式とオンライン併用」といった何かしらオンライン(インターネット)で行われるという回答は約1割でした。

業務の体制では、「すべて【職場】で業務」するが最も高い割合で4割強で、実際に出社する形式との併用も含めて、何らか在宅勤務・テレワークでの業務が導入されている割合は約2割でした。入社式や業務体制が「まだ決まっていない」は3割前後となりました。

最後に会社からどのようなサポートがあったらうれしいかを聞いた (自由回答形式) 結果を、一部ご紹介します。


<会社からサポートがあったらうれしいこと>
・Wi-Fi無料サービスやテレワークに伴う、勤務地を都心以外でも可能に(男性/奈良県)
・オンラインで良いので、職場の人との交流会(女性/千葉県)
・卒業旅行に行けなかった分、コロナが落ち着いたら旅行に行けるような時間や機会の支援(女性/徳島県)
・業務におけるマンツーマンの指導(男性/宮城県)
・人間関係づくりの支援(100%新入社員研修をテレワークで行うのではなく、20%対面にするなど)(女性/大阪府)
・雑談の機会が定期的に欲しい(女性/東京都)
・資格取得で奨励金などがでるサポートとか(男性/静岡県)
・住宅の支援を手厚くしてくれると嬉しい(女性/北海道)
・支援金、お昼ご飯支給、1体1の充実した指導(女性/東京都)


LINEリサーチでは、今後も国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤に、様々な調査を定期的に実施してまいります。


【調査について】
新大学生編
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の18歳以上24歳以下の男女
実施時期:2021年3月5日~3月8日
有効回収数:2,285サンプル
集計対象:有効回収数の中から、今年の3月~4月に大学に入学する予定がある男女 448サンプル
調査時点で大学1年生~3年生と回答している現役大学生男女 507サンプル

新社会人編
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の18歳以上24歳以下の男女
実施時期:2021年3月5日~3月8日
有効回収数:2,285サンプル
集計対象:有効回収数の中から、今年の3月~4月に就職する予定がある男女 429サンプル

※性別年齢構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数点以下第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なる場合があります

 【「LINEリサーチ」について】
「LINEリサーチ」は、企業における事業開発・マーケティング活動の最大化を目的にした、スマートフォン時代のリサーチプラットフォームです。約540万人のアクティブモニターのうち10〜29歳が51%を占め*、学生や若年向けの出現率の低い調査も実施可能です。また、従来型の調査パネルと異なり、リサーチ興味度の薄い層にもコンタクトが可能なため、より一般的な意見を収集できます。LINEのプッシュ通知で配信するため、ユーザーがリアルタイムで回答しやすいだけでなく、スマートフォン上で回答しやすい画面設計を行っていることで、効果的に調査を実施することが可能です。
* 2021年2月時点

「LINEリサーチ」公式サイト:https://www.linebiz.com/jp/service/line-research/

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