斎藤工と板谷由夏も興奮!WOWOW「映画工房」オールナイトイベントに『チョコレートドーナツ』監督も参加!

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映画好きの俳優・斎藤工と板谷由夏、映画解説者の中井圭が、映画の魅力を語り尽くす映画情報番組、WOWOWの「映画工房」がいよいよ放送200回を数え、その記念イベント「映画工房200回記念 みんなで選ぶこの1本 オールナイト上映会 in 東京国際映画祭」が10月23日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催された。この日のトークショーの模様は、11月6日(金)に上映作品と併せてWOWOWシネマで放送される。
東京国際映画祭とWOWOW「映画工房」のコラボレーションイベントも今回で3年目。これまでは屋外の六本木ヒルズアリーナで行われてきたが、今回は、場所を劇場内に移し、初のオールナイトイベントを実施。これまで番組で紹介してきたおよそ550本の映画の中から、「斎藤工の1本」としてニコラス・ウィンディング・レフン監督の『ドライヴ』(2011年/アメリカ)、「板谷由夏の1本」としてジョン・カサヴェテス監督の『こわれゆく女』(1974年/アメリカ)、視聴者投票により選出された「あなたの1本」としてトラヴィス・ファイン監督の『チョコレートドーナツ』(2012年/アメリカ)を上映。そしてこの日はさらに、番組の企画から生まれたショートムービー『ALL FOR CINEMA』も特別上映された。

斎藤が『ドライヴ』を選んだ理由としては「主演のライアン・ゴズリングは今の時代の新しいスター像を更新した人。『きみに読む物語』の2枚目スターとして女性の心をつかんだ彼がこの映画では今まで見せたことのないような顔を見せている。高倉健さんの任侠(にんきょう)映画を観ているようなヒーロー像を見せてくれて、色気があるから」と俳優の視点から説明。
さらに板谷が『こわれゆく女』を選んだ理由としては、「とにかくこれしかないという感じで。なかなか映画館で観られない作品を映画館で観たいと思って選びました。女優としても、主演のジーナ・ローランズの芝居だけで2時間以上持っていかれる。彼女が少しずつ壊れていく芝居には圧倒されると思う。それからピーター・フォークとの掛け合い。夫婦とは何かを問いかけているので、夜中にぜひともグッときてほしい」と説明した。 
そして視聴者投票で選ばれたという『チョコレートドーナツ』だが、この日のイベントを聞きつけ、トラヴィス・ファイン監督が参加!ファイン監督はご機嫌な様子で「コンニチハ」と日本語であいさつすると、「他の名作と一緒に『チョコレートドーナツ』が上映されると聞いて、ぜひとも参加したいと思いました」とコメント。そんなファイン監督に「東京でロケハンをしているといううわさを聞きましたよ」と斎藤が水を向けると、「実はアメリカの家族が日本に来て、中野に住むという映画を作る予定なんです。今は脚本を書いていて、来年の夏には撮影を行いたいと思っているんです」と返答。その言葉に斎藤が「僕らはスケジュールを空けて待っています」、板谷も「オーディションがある時は呼んでください」とラブコールを送るひと幕も。対するファイン監督も「オーケー!」と返答するなど、本映画祭をきっかけとしたコラボレーションに期待を寄せる3人だった。

そして最後に「台本を見て、200回ということに感動した」としみじみ付け加えた板谷は、「こんなに番組を続けられることに感動したし、続けられるのも皆さんが見てくれるおかげ。大好きな映画も観られるし、工くんにも中井さんにも会えるしファミリー感がある番組。いいことばかりだね。300回、400回と目指しましょう!」とあらためて決意を語った。 

11月6日(金)夜11:30  ※オープニングトークのみ無料放送
映画工房200回記念 みんなで選ぶこの1本 オールナイト上映会 in 東京国際映画祭
■放送作品
「斎藤工の1本」/『ドライヴ』(2011年 アメリカ)
「板谷由夏の1本」/『こわれゆく女』(1974年 アメリカ)
「あなたの1本」/『チョコレートドーナツ』(2012年 アメリカ)
オリジナルショートムービー『ALL FOR CINEMA』(2015年 日本)
(※ショートバージョン2本とディレクターズ・カット版 )
詳しくは番組HP http://www.wowow.co.jp/movie/koubou/

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設立
1984年12月