国際的なデザイン賞「レッド・ドット・デザイン賞」のデザインコンセプト部門で「ベスト・オブ・ザ・ベスト賞」を3点受賞
パナソニック株式会社(以下、パナソニック)は、シンガポール・ベイフロントにて2017年10月18日(水)に開催された、国際的なプロダクトデザイン賞のひとつである「Red Dot Design Award(以下、レッド・ドット・デザイン賞)」のデザインコンセプト部門において「Best of the Best Award(以下、ベスト・オブ・ザ・ベスト賞)」を3点受賞しました。
「レッド・ドット・デザイン賞」は、世界トップクラスのデザイン賞であり、デザインコンセプト部門は未発売で開発段階にあるコンセプト、アイディア、ビジョンを中心としたデザインイノベーションやデザインコンセプトを対象としたものです。2017年は、全世界54の国と地域から過去最高にあたる4,724点の応募があり、その中から最高位である「レッド・ドット・ルミナリー賞」1点と、優秀なコンセプトに贈られる「ベスト・オブ・ザ・ベスト賞」43点が選定されました。当社は、今回の「ベスト・オブ・ザ・ベスト賞」受賞が初めてとなります。
受賞したコンセプトは、パナソニック アプライアンス社のデザインセンターが2017年4月に設立した新領域開発課(FUTURE LIFE FACTORY)の提案によるもので、身に着けるだけでパーソナルな空間を得られるウェアラブルデバイス「WEAR SPACE」、ヒートアイランド現象の課題解決と日本の涼を愛でる「打ち水」の文化を融合させた提案「UCHIMIZU」の2つと、2017年のミラノサローネでも発表した京都の伝統工芸後継者「GO ON」とのコラボレーションによるLED照明のプロトタイプ「Gettou」の3点です。
新領域開発課では、従来の枠組みにとらわれず、新たな領域への挑戦をミッションとしています。同課ならびにデザインセンターでは、国際的デザイン賞への出展や社外クリエイターとのコラボレーションなどのチャレンジを通じ、今後も新しいアイディアやコンセプトを提案していきます。
■「ベスト・オブ・ザ・ベスト賞」受賞コンセプト
・「WEAR SPACE」
社会の中にオープンな環境が増える中で、身に着けるだけでパーソナルな空間を得られるウェアラブルデバイス。
・「UCHIMIZU」
ヒートアイランド現象の課題解決と日本の涼を愛でる「打ち水」の文化を融合させた提案。
・「Gettou」
竹の編みがつくりだす陰と月のように浮かび上がる光。明かりそのものを愛でる愉しみの提案。
上記3点の他、窓のない空間に音と光と風で窓のある部屋の環境をつくりだす「SYNC WINDOW」も、奨励賞にあたる「オノラブル・メンション賞」を受賞しました。
・レッド・ドット・デザイン賞 デザインコンセプト部門について(公式サイト・英語)
http://www.red-dot.sg/en/
<関連情報>
・創業100周年に向けて『パナソニックデザイン展』を開催(2017年10月17日)
http://news.panasonic.com/jp/topics/156676.html
・2017年度グッドデザイン賞でパナソニックが84件の最多受賞、「ベスト100」に5件が認定(2017年10月5日)
http://news.panasonic.com/jp/topics/156369.html
・Panasonic Design (商品デザインのご紹介)
http://panasonic.jp/design/
・パナソニックのデザイン
http://www.panasonic.com/jp/corporate/technology-design/our-design.html
・パナソニックのユニバーサルデザイン
http://www.panasonic.com/jp/corporate/technology-design/ud.html
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