【日韓ロッテ共同取り組み】ガーナチョコレートを通じて幸せの輪を広げたい!ガーナの子どもたちに“カカオハスク”をアップサイクルしたノートとペンケースを寄贈
「ReCacao Note PROJECT」レポート
株式会社ロッテ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長執行役員:中島英樹、以下ロッテ)は、2023年9月に立ち上げたガーナチョコレートの社会貢献の一つである「A Happy Cycle with Ghana」において「ReCacao Note PROJECT」を実施いたしました。2024年10月にロッテ社員がガーナ共和国の小・中学校に赴き、日本ロッテからは”カカオハスク”をアップサイクルしたノート(ReCacao Note)、韓国ロッテからはペンケースを寄贈いたしました。昨年訪問した際に、教材不足について学校職員より意見をいただき、ノートとペンケースの配布に至りました。また、今回日本とガーナ共和国それぞれの小・中学校で実施した授業を通じて、両国の子どもたちの探求心を培う活動を展開しました。
今後もガーナブランドは、「A Happy Cycle with Ghana」の活動を通じて、子どもたちをはじめ、ガーナチョコレートに関わるすべての人に笑顔をもたらす取り組みをしてまいります。
担当者レポート①ガーナ共和国の子どもたちにノートとペンケースを寄贈してきました!
当初はガーナの子どもたちの教育環境を応援するためにNPO法人へ寄付を行い、給食の支援を行ってきました。しかし2023年にロッテ社員がガーナ共和国を訪問した際に、小学校の教員より教材が不足しているという話を伺ったことがきっかけとなり、カカオハスクをアップサイクルして作成したノートを届けることを計画しました。この考えに韓国ロッテのガーナブランド担当も賛同し、日本ロッテからはノート4000冊、韓国ロッテからは、カカオハスクで染色したペンケースを4000個寄贈いたしました。
日韓ロッテの社員が直接届けに行くと、子どもたちは笑顔で出迎え、歓迎の歌も披露してくれました。ノートを受け取ると早速自分の名前を記入したり、カカオのイラストを描いたりと喜んでもらえた様子でした。
また、現地で話を聞いていく中で、ガーナ共和国の子どもたちの中には世界地図を見たことがなく、自国の場所や他国のことを知らない子どもが多くいるという話も伺いました。ノートを寄贈するだけではなく、私たちにできることは何かを考えていく中で、子どもたちが世界を知るきっかけに何かおこなうことができないかと思い、子どもたちに向けて授業を行うことにしました。
担当者レポート②ガーナ共和国の小・中学校での授業の様子
今回、日本とガーナ共和国の小・中学校で、子どもたちの生活やカカオなどについて授業を行ってきました。ガーナ共和国の授業では、「自分たちが作っているカカオはどう使われているのか」「そのカカオから作られたチョコレートを食べている日本はどんな国か」を、紙芝居や寄贈した「ReCacao Note」を使いながら伝えました。さらに日本の子どもたちから募ったガーナの子どもたちへの質問(下記参照)を投げかけ、遠く離れた同世代が感じた疑問に答えてもらいました。みんな目をきらきらと輝かせながら授業を受けており、日本のことについて手を挙げて積極的に質問もしてくれました。
「知らない世界を知る」ことへ興味を持ってもらうこと、それを伝えていくことの大切さを感じました。
担当者レポート③「見えない世界」をのぞいてみよう!
日本の小学生にガーナ共和国の子どもたちへの質問を考えてもらいました!
現代では、スマートフォンが普及し、調べたいものをすぐに調べられる便利な時代となった一方で、検索するとすぐに情報が出てきてしまい自分で考える機会が減少しているように感じます。そのような中で、今回ガーナチョコレートを介して、日本の子どもたちとカカオの生産国であるガーナ共和国で暮らす自分たちと同じくらいの子どもたちがどのような生活をしているかを知るきっかけを何か提供できないかと思い、出張授業をおこなってきました。
授業のテーマは「チョコレートをきっかけに、”見えない世界”をのぞいてみよう」です。「見えない世界を知ることで物事の見え方がひろがる」 「見えていなかった世界を知っていくことが、世界のみんなが幸せになるきっかけになるかもしれない」 という気づきのきっかけになることをねらいとしています。今後も子どもたちの未来につながる活動をしてまいります。
出張授業は2コマで実施しました。1コマ目では、ガーナ共和国への興味を深めてもらうために、ガーナチョコレートから連想されるものは何か、それは身の回りにあるものなのか、普段見えていないものなのかを分け、見えていない世界が世の中には広がっていることに気づく時間としました。そして、ガーナ共和国がどのような国なのか、ガーナチョコレートがガーナ共和国とどのような関係性があるのか(国際協力活動など)を知り、理解を深めてもらいました。そして、「見えない世界」を知ったことで、自分の考えがどう変わったのかを各々まとめてもらいました。2コマ目では、1コマ目の気づきをもとに、ガーナ共和国で生活する同じ年代のお友だちに対して聞いてみたいことをグループに分かれて考えてもらいました。
■日本の子どもたちが考えた質問とその回答
◆A Happy cycle with Ghanaとは
つくる人も、食べる人も、今も、未来も。
ガーナチョコレートを通じて、より多くの方が笑顔でつながるためのプロジェクト。
3つのテーマを掲げ、WFPやJOICFPへの寄付など様々な活動をしています。
取り組みの詳細は下記サイトをご確認ください
https://www.lotte.co.jp/products/brand/ghana/happycycle/
株式会社ロッテ
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