ライブ配信チャンネル「FLOW DHU」第10作|いたずらクリエイティブ集団UROとのコラボレーション制作第2弾「SHO-KA(ショウカ)」公開|デジタルハリウッド大学産学官連携センター
前作BOT-TONで流された言葉を昇華する焚き火映像を24時間ライブ配信 25分間+5分間の構成で“ポモドーロ・テクニック”に活用可能
この度、デジタルハリウッド大学大学院の現役院生を含む、デジタルハリウッド大学関係者で構成された「いたずらクリエイティブ集団URO」とコラボレーションし、第10作を配信する運びとなりました。
FLOW DHU チャンネルで公開
https://www.youtube.com/c/flowdhu/
本作品は上野・アメ横プラザ商店街にてライブパフォーマンスを行い、その様子をライブ配信した前作「BOT-TON」で“水に流された言葉”を固め、燃料として焚き火にくべた映像です。25分間+5分間のインターバルという構成でループしており、生産性向上の効果的な手法として知られるポモドーロ・テクニックに活用しやすい作品になっています。
「FLOW DHU」ではこれまで、デジタルハリウッド大学(DHU)の学部卒業生や大学院修了生をはじめとする制作チームにより8つの作品を公開してきました。制作チームは作品ごとに個性を活かしたメンバーが集まるプロジェクト型で組織され、映像、アニメーション、プログラミング、選曲、プロダクトデザイン、などの多様な組み合わせによる表現が作品ラインナップの特色に表れています。これは異なる領域の専門家がプロジェクトごとにチームを組む「ハリウッドワークスタイル」であり、デジタルハリウッドが理想とする働き方を自ら体現する取り組みでもあります。
※ハリウッドワークスタイルとは
1980年代に杉山知之が研究員として在籍したマサチューセッツ工科大学メディアラボでは、様々な分野の専門家が研究・開発のプロジェクトごとにチームを組み、完了するとそれぞれまた新しいプロジェクトへと移っていくというスタイルで研究・開発が行われていた。領域を越えた活発なコミュニケーションによって高い創発性が発揮される働き方であり、これをハリウッド映画産業のキャスト・スタッフがプロジェクトごとに離合集散することになぞらえて「ハリウッドワークスタイル」という概念として発想。デジタルコミュニケーションが基盤となる社会においては、個人は自分の力を活かし、人間らしく、自分らしく働くというヴィジョンから、デジタルハリウッドの名前の由来となった。(「DHU VISION BOOK」巻末用語集より https://www.dhw.ac.jp/profile/vision/」
※ポモドーロ・テクニックとは
短い期間(通常25分)だけ集中して作業を行い、その後に5分の休憩をとることを繰り返すタスク管理手法。作業への集中力を高めるとともに、定期的なリフレッシュをすることで疲れにくくなる効果があるとされている。
作品概要:「SHO-KA(ショウカ)」
今回は水に流したい言葉をトイレットペーパーに印刷しトイレに流せる「BOT-ON(ボットン)」で回収した“体験者の水に流したい言葉”を再加工し、固形燃料へと生まれ変わらせた。人々の想いが籠った固形燃料を言魂(ことだま)と名付け水に流すだけではなく、勝手にお焚き上げを行い”ショウカ”させていくことにした。今後UROはこのように前作からバトンを引き継ぎ、次回作へ生かしていく作品の循環に挑戦していく。
▼ステートメント
SHO-KAは言魂を勝手にショウカさせていく。例えばメラメラうごめく感情が生まれたとしよう。まず、その感情を言葉にして消化する。そしてその言葉を昇華させ、血肉化する。やっとそのあとに消火することができる。そんな人間が自然に行っている営みを切り取り、作品に押し込んでいく。
▼技術解説
BOT-ONの4ヶ所で行った展示で集まった水に流したい言葉、約1,000件をTouchDesignerで制御し森へプロジェクションマッピングを行い映像の撮影を行った。動画中に使用されているプリンターの音は「BOT-ON」が稼働中にサンプリングした音であり、どこか聞き馴染みのある音と木魚の一定の音で没頭できる音作りを行なっている。
<いたずらクリエイティブ集団UROとは>
2021年4月全員が社会人になったタイミングで結成。バックグラウンドも得意分野もバラバラの6名のZ世代で構成されているクリエイティブ集団。世の中の大多数の人が注目しないような“世の中の隙間"にいたずらのようにアート作品を仕掛ける。メンバーはデジタルハリウッド大学出身、もしくは関係者。
かたかた担当・黄川田佑太(きかわだ・ゆうた)
1998年岩手県生まれ。モバイルアプリの開発とPMの経験を活かし、現在は「こんなのあったら、を実現したい。」をテーマにスタートアップ立ち上げ。IoT関連の事業を行っている。ソフトウェアエンジニア時代はスマホでもPCでも、いつでも、誰でも、同じように使えるクロスプラットフォームアプリの開発も行っており、今でもデベロッパーとしても活動している。現在は機械学習を活用した画像認識・自然言語処理およびインフラレベルの仮想化・クラウドインフラの研究を行っている。
とんとん担当・川口萌花(かわぐち・もか)
1999年東京都生まれ。 2022年現在デジタルハリウッド大学院M2、クリエイティブ会社「PARTY」所属。 高校の頃から映像制作を行い手描きアニメーションと3DCGを駆使した作品を制作。 現在はインスタレーションやメディアアートを中心にインタラクティブな作品制作を行っている。 2018東京国際プロジェクションマッピングアワードVol.3優秀賞受賞、2021デジタルフロンティアグランプリ、ベストアート賞受賞など。
ぐいぐい担当・橘敏輝(たちばな・としき)
1998年東京都生まれ。3歳からミュージカルの舞台に立ち始め、ミュージカル『忍たま乱太郎第1段』乱太郎役、ハリー・ポッター死の秘宝Part2(吹き替え)など子役時代より活躍。高校時代、文学座・新国立劇場の俳優陣のもと、総合芸術について勉強し、その後デジタルハリウッド大学で身体表現を軸とした映像表現を追求。現在はhackjpnで、芸術×ビジネスの領域でコンテンツを輩出し続ける。 数々の著名人のYouTubeの制作・運営に携わり、ディレクション・撮影・編集・生配信といった業務をこなす。
にやにや担当・平松レイナ(ひらまつ・れいな)
1997年愛知県生まれ。 小学5年生の時にゲームにハマり自分が消える感覚を覚え危機感から小学6年から3年間、NHK のドラマに出演。 ドラマ撮影の裏側を見て、仕掛ける側に興味を持つ。 高校時代はライブイベントの運営と司会、映像制作を行い高校卒業後は1年間放浪生活を送る。放浪した末にデジタルハリウッド大学に入学し、違和感をテーマにメディアアートを作成。 趣味は廃墟、事故物件。
びりびり担当・大溝一生(おおみぞ・かずき)
1998年千葉県生まれ。ストリーミングサービスの運用エンジニアを経験後otuA株式会社にてテクノロジーサイドの制作を担当。ハードウェア・ソフトウェアの両面をカバーしながらデザインも含めた全体的なクリエイティブ・運用を行っている。
ぬりぬり担当・ラッセル桑山(らっせる・くわやま)
1998年生まれ。さすらいのイラストレーター。
「BOT-ON(ボットン)」
水に流したい言葉をトイレットペーパーに印刷しトイレに流すことができる。現代は言葉を発信するツールが増えすぎたことにより、正確性に欠けた言葉が拡散したりなど言葉が氾濫しすぎている。そんな自分にとって不要な言葉たちや思いついてやり場のなくなったくだらない言葉などを水に流す機会を提供。上野、表参道、新潟など全国各地で展示を行なっている。
「UBUGOE(ウブゴエ)」
日本初の体験型NFT。自分起点のデジタルアートを産み落とし、旅立ちを見届けることができる。入り口で顔のスキャンを行い、マユの中にいる人間に自動生成。投影されたマユに触れることで、羽化させる体験ができる。誕生から羽化して飛び立つまでの様子をNFTで購入可能。「日経ニュース プラス9」Zのギモン内で取り上げられる。
【FLOW DHUとは】
https://www.youtube.com/c/flowdhu
Live Stream for your Concentration and Awakening by Digital Hollywood Univ.
「FLOW DHU」はデジタルハリウッド大学(DHU)が運営するYouTubeチャンネルです。24時間配信のライブストリーミングで、クリエイティブな集中時間を応援します。受験勉強や制作などの作業用BGM、チルアウトのお供にご活用ください。
YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/@flowdhu/streams より画面キャプチャ
【デジタルハリウッド大学[DHU]とは】
2005年4月、文部科学省認可の株式会社立の大学として東京・秋葉原に開学(現在の所在地は東京・御茶ノ水)。デジタルコミュニケーション学部(4年制大学)とデジタルコンテンツ研究科(専門職大学院)を設置している。
デジタルコミュニケーション学部では、不確実で予測不能な未来を自分らしく生き抜く力を身につける。 デジタルコンテンツ(3DCG/VFX、VR/AR、ゲーム、映像、グラフィック、Webデザイン、メディアアート、プログラミング等)と企画・コミュニケーション(ビジネスプラン、マーケティング、広報PR等)を産業界の第一線で活躍する教員から幅広く学べる一学部一学科制を採用。さらにグローバル人材を育成するために外国語の重点的な学習プログラムを備え、留学を推進している。世界43か国・地域出身の学生が在籍し、御茶ノ水駅前で多様性に富むキャンパスを運営している。
デジタルコンテンツ研究科では、超高度情報化社会においてデジタルコミュニケーションを駆使し、社会に変革を起こすリーダーを輩出すべく、創発的学究領域 [SEAD(Science/Engineering/Art/Design)]の4要素をバランス良く身につけ融合し、理論と実務を架橋する人材育成を行う。新規事業プランニングとプロトタイピングなど、院生のアイデアの実装およびスタートアップ支援により、「令和4年度大学発ベンチャー調査」(経済産業省)では全国大学中13位、私立大学中5位となっており、多数の起業家を輩出している。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像