北斎漫画展『HOKUSAI IN BLOOM』が4月17日(木)より虎ノ門で開催。「花」にフォーカスした作品を中心に65点と、特別展示を交えて会場を構成
art cruise galleryオープン1周年記念展

株式会社ベイクルーズ(本社: 東京都渋谷区、取締役CEO: 杉村 茂)が運営するアートギャラリー〈art cruise gallery by Baycrew’s(以下art cruise gallery)〉の第7回展示として、江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎の作品展『HOKUSAI IN BLOOM』を4月17日(木)より開催します。
展覧会概要
本展は、“BLOOM=咲く”という言葉の通り、北斎による「花」をモチーフとした作品を『北斎漫画』より65点、特別展示と合わせて会場を構成しています。
“美しさ”や“理想”、時には“儚さ”や“畏怖”を象徴し、数多くの芸術家が自身の表現や思索の媒介としてきた花々は、北斎の眼にはどのように映っていたのでしょうか。
〈art cruise gallery〉における、およそ1年ぶりの葛飾北斎展です。80作品を展示した『PLAY w/ HOKUSAI』にお越しいただいた方にも新たな葛飾北斎の魅力を再発見していただきたく、当ギャラリーとしてはすべて初公開の作品を揃えております。
自然が息を吹き返し、野に街に、色とりどりの花々が咲き誇る春。
北斎の緻密なタッチによってユーモラスに描かれた、花を取り巻く神羅万象、江戸の街、人々の浮き足立った様子をお楽しみください。
『北斎漫画』について
全国各地に点在していたとされる北斎の弟子たちに、自身の技術を伝えることを目的に描かれた全15編の絵手本『北斎漫画』。その卓越した描写力と大胆な機図で描かれた多種多様なモチーフは、国内外、さまざまな画家に影響を与えました。モネ、ドガ、セザンヌ、ゴーギャン、ゴッホなどの世界中の名だたる巨匠の絵画からもその影響を見て取ることができます。また「北斎漫画」は現代の「漫画 」のルーツになったとも言われており、「事物をとりとめもなく気の向くまま漫ろ(そぞろ)に描いた画」という意味の語源でもあります。芸術性の高い北斎の“気まま”は、絵手本の枠を大きく飛び越え 、庶民も大名も、武士もお金持ちも、分け隔てなく楽しむことができた江戸時代のベストセラーとなりました。
世界一の北斎漫画コレクター、浦上 満氏
本展にご協力してくださったのは、『北斎漫画』の世界一の蒐集家であり、日本橋で東洋古美術の専門美術商・浦上蒼穹堂を営む浦上満氏。50年以上かけて蒐集してきた大切なコレクションの一部を、本展のためにご提供くださいました。

浦上満
『北斎漫画』コレクター/浦上蒼穹堂代表
浦上蒼穹堂は東洋古美術の専門美術商。中国、朝鮮半島、日本の古陶磁を主に取扱い、他に青銅器、漆器そして浮世絵などを取り扱う。代表の浦上満氏は学生時代より「北斎漫画」の魅力にとりつかれ、以来50年以上にわたり1700冊以上の「北斎漫画」を蒐集し、専門家のあいだでは現在、質・量ともに世界一のコレクションといわれています。2016年「北斎漫画」の真価を伝え啓蒙に尽力した功績で第10回国際浮世絵学会賞を受賞。現在、東京美術倶楽部常務取締役。著書として「北斎漫画入門」(2017年 文春新書)など多数。
ARTIST PROFILE
葛飾北斎
1760年、本所割下水(現在の墨田区亀沢)生まれ。約70年間の画業で多彩な作品を残しており、肉筆画を中心に版本や錦絵、春画など、総数およそ30,000点ほどと言われている。また、扇子、団扇、祭屋台を職人とともに作り上げるなど、幅広く文化に関わり、江戸の生活に根ざした創作にも携わる。
1760年、本所割下水(現在の墨田区亀沢)生まれ。約70年間の画業で多彩な作品を残しており、肉筆画を中心に版本や錦絵、春画など、総数およそ30,000点ほどと言われている。また、扇子、団扇、祭屋台を職人とともに作り上げるなど、幅広く文化に関わり、江戸の生活に根ざした創作にも携わる。
開催概要
作家名:葛飾北斎
展覧会名:HOKUSAI IN BLOOM
日程:2025年4月17日(木)〜2025年6月8日(日)
会場:art cruise gallery by Baycrew’s
東京都港区虎ノ門2-6-3
虎ノ門ヒルズ ステーションタワ ー3F SELECT by BAYCREW’S 内
営業時間:11:00〜20:00(19:30最終入場)
協力:浦上蒼穹堂
【メディア内覧会】
2025年4月16日(水)13:00-15:00
※当該時間には浦上蒼穹堂代表浦上氏とギャラリーディレクターのおおうちおさむ氏が在廊致しますので、取材対応可能となります。
art cruise gallery by Baycrew's 概要

〈art cruise gallery by Baycrew’s(アートクルーズギャラリー バイ ベイクルーズ)〉は、ライフスタイルの中でいずれも必要不可欠である、アートとファッションが交差する場。
有形無形、古今東西を問わず、BAYCREW’Sならではのクロスジャンルな視点によるキュレーションで、普遍的な美しさを秘めた作品・作家を取り上げ、世に伝えていきます。
展示ごとに変化していく空間デザインは、アーティストたちの世界観を具現化することを目的としています。鑑賞方法を限定しないことで作品同士に無限のリレーションを生み、鑑賞者の主体性と感性が空間を無限に拡張していきます。
2024年2月末日にオープンした当ギャラリーのキュレーション、グラフィックデザイン、セノグラフィーは、総合ディレクターである、おおうちおさむ氏が手掛けています。
<過去の展覧会>
2024.02 葛飾北斎『PLAY w/ HOKUSAI』
2024.05 Martin Parr『FASHION Faux PARR』
2024.06 本城直季『Small Cruise』
2024.08 五月女哲平『GEO』
2024.10 Saul Leiter『Saul Leiter』
2025.01 米谷健+ジュリア『CRYSTAL PALACE』
DIRECTOR PROFILE
おおうちおさむ
アートディレクター/グラフィックデザイナー/セノグラファー
1971年生まれ、多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン学科卒。(故)田中一光に師事したのち、2003年に有限会社ナノナノグラフィックスを設立。平面と空間の相乗効果を創作の軸に置き、写真集、画集、アート系出版などを手がけるほか、国内外問わず展覧会の企画プロデュース、キュレーション、空間とグラフィックデザインを一括したディレクションで作り上げる。
⻑野県松本市にて⾃⾝で⽴ち上げた「マツモト建築芸術祭」の総合プロデューサーを務めるほか、松本市⽴博物館のアソシエイトプロデューサー、東京藝術⼤学の⾮常勤講師なども務める。
会社概要
【株式会社ベイクルーズ】
設立 :1977年7月22日
代表取締役会長 :窪田 祐
取締役CEO :杉村 茂
本社所在地 :東京都渋谷区渋谷1-23-21
事業内容 :レディース・メンズのトータルファッションの企画・製造・販売
直営店の運営、飲食店の運営、インターネット通販サイトの運営
及び家具の販売
グループ会社 :株式会社LADUREE JAPON、株式会社WILL WORKS、
株式会社ル・プチメック
HP :http://www.baycrews.co.jp/
店舗概要
【art cruise gallery by Baycrew's】
所在地:東京都港区虎ノ門2-6-3
虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 3F SELECT by BAYCREW’S内
HP:https://artcruisegallery.com/
Instagram:https://www.instagram.com/art_cruise_gallery/
【SELECT by BAYCREW’S】
所在地:東京都港区虎ノ門2-6-3
虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 2F・3F
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