マルチテナント型物流施設「DPL札幌南Ⅳ」着工

■2.5tフォークリフトにも対応

大和ハウス工業株式会社

 大和ハウス工業株式会社は、2023年6月9日、北海道北広島市の「北広島市輪厚(わっつ)工業団地」内において、マルチテナント型物流施設(※1)「DPL札幌南Ⅳ」(平屋建て、敷地面積:29,804.93㎡、延床面積:20,160.00㎡)を着工します。
※1.複数のお客さまが入居できる物流施設のこと。

【外観パース】【外観パース】

 当社は、道内において、マルチテナント型物流施設「DPL札幌東雁来」(満床)「DPL札幌レールゲート」やBTS型物流施設(※2)など合計10棟、総延床面積約30万㎡(※3)の物流施設の開発を手掛けてきました。2015年には、札幌市に隣接する北広島市の「北広島市輪厚工業団地」内の約20万㎡の用地を「D-Project Industry 札幌南」として取得し、マルチテナント型物流施設「DPL札幌南Ⅰ」(満床)「DPL札幌南Ⅱ」(満床)「DPL札幌南Ⅲ」(2023年8月竣工予定)の開発を進め、このたび工業団地内4棟目となる「DPL札幌南Ⅳ」を着工することとなりました。
 当施設は、道央自動車道「輪厚スマートインターチェンジ」「北広島スマートインターチェンジ」に近接していることに加え、札幌市街地から約22kmと、降雪時も市街地へ安定した配送が可能な距離に位置しています。また、道央自動車道を利用することで「新千歳空港」や「苫小牧港」「小樽港」へもアクセスしやすいため、札幌市街地への近距離配送だけでなく、国内外の広域輸送や物流拠点としても優れた立地です。
 当施設は、2テナントが入居可能なマルチテナント型物流施設で、平屋建てで両面トラックバース(※4)を採用。2.5tフォークリフトにも対応した設計となっているため、効率的な物流オペレーションやテナント企業の幅広いニーズにも対応可能です。
 今後も当社は、お客さまに対してBTS型・マルチテナント型の物流施設を積極的に提案していきます。
※2.Build to Suitの略で、特定のお客さま専用の物流施設のこと。
※3.2023年5月30日現在。施工中の物件および「DPL札幌南Ⅰ」「DPL札幌南Ⅱ」「DPL札幌南Ⅲ」を含む。
※4.トラックが倉庫に荷物を運びこんだり、積み込んだりするため停車する場所のこと。

●ポイント
1.交通アクセスに優れた好立地
2.テナント企業の幅広いニーズに対応可能

1.交通アクセスに優れた好立地

 「DPL札幌南Ⅳ」は、道央自動車道「輪厚スマートインターチェンジ」「北広島スマートインターチェンジ」から5km以内と近接していることに加え、札幌市街地からも約22kmと、降雪のある北海道でも、市街地への安定した配送が可能なエリアに位置しています。また、国道36号線にも至近した立地のため、道内の主要拠点へのアクセスにも優れています。
 あわせて、「新千歳空港」から約30km、道内の港湾取扱貨物量の約半分を占める「苫小牧港」から約48km、「小樽港」から約58km、「石狩湾新港」から約43kmと、陸路だけでなく空路・海路輸送においても利便性が高い立地にあるため、国内外の広域輸送や配送拠点としても機能します。


2.テナント企業の幅広いニーズに対応可能
 「DPL札幌南Ⅳ」は、平屋建て、敷地面積:29,804.93㎡、延床面積:20,160.00㎡で、2テナントが入居可能なマルチテナント型物流施設です。
 マルチテナント型物流施設は、テナント企業が建設費や維持管理費を抑えて物流事業を展開できることが特長で、BTS型物流施設と比べて事業開始までの期間を短くすることができ、多様化する物流ニーズに対応した、よりスピーディーな事業展開が可能です。
 当施設は、平屋建てで両面トラックバースを採用しているため、入出荷や荷役業務を効率的に行えます。また、2.5tフォークリフトにも対応した設計とし、テナント企業の幅広いニーズにも対応可能です。あわせて、冬期の雪の吹き込み対策として、トラックバース前方にシャッターを設置するなど、地域特性にも考慮した設計としました。

【2023年6月8日に実施した地鎮祭の鍬入れの様子】(北海道支店長 新谷 聡)


●当社の物流施設事業
 当社の建築事業は、1955年の創業以来、工業化建築のパイオニアとして製造施設、医療・介護施設、オフィスなどさまざまな事業用建築を手がけるとともに、これまで物流施設については累計3,000棟以上を建築してきました。
 2002年以降は、物流施設の設計・施工にとどまらず、物流最適地の提案から維持管理に至るまで、お客さまの事業スキームにあわせた専用の物流施設をコーディネートする当社独自の物流プロジェクト「Dプロジェクト」を開始。不動産や金融など各分野のパートナーを組み合わせ、自社保有・ノンアセット・不動産流動化など物流不動産ソリューションを展開しています。
 これまで「Dプロジェクト」では、特定企業向けの物流倉庫であるオーダーメイド型のBTS型物流施設に加え、立地条件の良い場所に複数のテナントが入居可能で短期的な物流ニーズにも迅速に対応できるマルチテナント型を展開し、全国で319カ所・総延床面積約1,220万㎡の物流施設の開発を手掛けています。(※5)
※5.2023年3月31日現在。施工中含む。

 ■建物概要
名称:「DPL札幌南Ⅳ」
所在地:北海道北広島市輪厚工業団地一丁目3-4、3-5
交通:道央自動車道「輪厚スマートインターチェンジ」から約3km、道央自動車道「北広島スマートインターチェンジ」から約5km
敷地面積:29,804.93㎡(9,015.99坪)
延床面積:20,160.00㎡(6,098.40坪)
賃貸面積:20,043.14㎡(6,063.05坪)
入居テナント数:最大2テナント
構 造 ・ 規 模:鉄骨造・平屋建て
建物用途:マルチテナント型物流施設
事業主:大和ハウス工業株式会社
設 計 ・ 施 工:JFEシビル株式会社
着工日:2023年6月9日
竣工予定日:2024年5月31日
入居予定日:2024年6月1日
お客さまお問い合わせ先:大和ハウス工業株式会社東京本店建築事業部 03-5214-2200

 

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会社概要

大和ハウス工業株式会社

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URL
https://www.daiwahouse.co.jp
業種
建設業
本社所在地
大阪府大阪市北区梅田3-3-5
電話番号
06-6346-2111
代表者名
芳井 敬一
上場
東証プライム
資本金
1619億5715万円
設立
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