「TOUCH!WOWOW2013 エキサイトマッチスペシャル 山中慎介&リナレス ダブル世界タイトルマッチ」を11月10日(日)に東京・両国国技館で開催!・・・WOWOWプライムにて無料生中継

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 WBC世界バンタム級王座を4度防衛中の山中慎介(30=帝拳)をはじめ世界王者経験者4人が出場する注目イベント、「TOUCH!WOWOW2013 エキサイトマッチスペシャル 山中慎介&リナレス ダブル世界タイトルマッチ」が11月10日(日)、東京・両国国技館で開催されることが26日に発表された。山中は同級8位アルベルト・ゲバラ(23=メキシコ)を相手にV5戦、フェザー級とS・フェザー級の元世界王者ホルヘ・リナレス(28=帝拳)は3階級制覇を狙ってWBA世界ライト級王者リチャード・アブリル(31=キューバ)に挑む。さらに36戦全勝(30KO)のWBA世界ライト・フライ級王者ローマン・ゴンサレス(26=ニカラグア)と、フェザー級とS・フェザー級の元世界王者、粟生隆寛(29=帝拳)は世界前哨戦として10回戦に臨む。これらの試合は同日、午後3時50分からWOWOWプライムで無料生中継される。

 現在、日本は10人(JBC認定)の世界王者を擁している。そんななか2年前の戴冠後に4度の防衛を重ねている山中は、いまや押しも押されもせぬエースといえる。ここ3戦はいずれも圧倒的な内容でKO勝ちを収めており、周囲の期待も大きい。山中自身も「勝ち方にはこだわっています」と強い自覚を持っている。
山中はWOWOWと浅からぬ縁がある。10年10月のホセ・シルベイラ(メキシコ)との試合は「WOW FES!」の一環として行われたもので、また昨年11月のトマス・ロハス(メキシコ)とのV2戦も「TOUCH!WOWOW」で放送された。特に戦慄的なKO劇だったロハス戦は、「2012年の年間最高KO」のひとつとして挙げられたほどだった。                     
 その山中が23歳の若武者ゲバラを迎え撃つ。19戦18勝(6KO)1敗の挑戦者は右のボクサーファイター型だ。「ストレート系のパンチを打つ、癖のない綺麗なボクシングをする選手。バックステップやサイドステップなど動きが速いので捕まえにくいタイプ」と山中は分析している。世界戦6度目にして初めて迎える右構えの選手となる。「サウスポー相手だと自分の得意な左を相手の右腕越しに被せるかたちになるけれど、右構えの相手だとまっすぐに打ち込めるので威力は100倍」と、山中は自信を口にする。「常に全力で戦っているので、どこで終わるとか言えないけれど、1ラウンドで倒して文句を言われるぐらいなら幸せだと思っています。(ゲバラは)捉えにくい相手ですが、中盤には倒したい。倒してみせます」と宣言した。
 リナレスは3階級制覇を狙ってアブリル(22戦18勝8KO3敗1分)に挑む。17歳のときにベネズエラから単身来日して11年。日本で戦った21試合を含め、戦績は37戦34勝(22KO)3敗という見事なものだ。去る8月25日には有明コロシアムで芸術的な3回TKO勝ちを収めている。「アブリルの試合は今年3月、ラスベガスの会場で生で見たよ。背が高く(175センチ)、やりにくい選手」とリナレスは分析している。そして「コンビネーションが速いので気をつけたい」とも。しかし、今年に入ってからイスマエル・サラス・トレーナーと組んで自信を増しており、「バランスがよくなったので、自分でもビックリするぐらい強くなっているよ。8月の試合見たでしょ?」と日本語で話し、笑顔をみせた。
 山中、リナレスとともに発表会見に出席した粟生は「攻撃とディフェンスの一体化を図り、アピールできる試合をします。そのためにもしっかり倒して勝つことが大事」と、自らに言い聞かせるように決意を語った。対戦相手は未定だが「僕以外の3人が倒すタイプなので、乗り遅れないようにします」と加えた。
 ゴンサレスも対戦相手は未定だが、内容のある勝利でフライ級王座への挑戦をアピールしたいところ。軽量級では驚異ともいえる83パーセントのKO率を誇る強打に注目が集まる。

 ボクシングファンならずとも必見といえるイベントのチケットは、10月初旬に発売される予定。
なお注目の「TOUCH!WOWOW2013 エキサイトマッチスペシャル 山中慎介&リナレス ダブル世界タイトルマッチ」は、11月10日(日)WOWOWプライムにて無料生中継する。
更に、WOWOWメンバーズオンデマンドでは、マルチアングル配信(同時配信)を実施し、画面上のカメラを選択することによりメイン画像を切り替えることが可能となり、見たいシーンを臨場感たっぷりに楽しめる内容となっている。
今年も「TOUCH!WOWOW」に要注目だ。

※撮影:中川 容邦

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本社所在地
東京都港区赤坂5-2-20 赤坂パークビル21F
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上場
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資本金
50億円
設立
1984年12月