第71回「土木施工技術研究発表会」を開催(ニュースリリース)

大和ハウス工業株式会社

 大和ハウスグループの株式会社フジタ(本社:東京都渋谷区、社長:奥村洋治)は、7月29日、都内で第71回「土木施工技術研究発表会」を開催しました。本年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ウェブ会議システムも活用し、「3密」回避を行いながら開催しました。
1.概要
日時:2020年7月29日(水) 9:40~17:00
場所:酪農会館(東京都渋谷区)
発表数:10編(投稿論文数:22編)
講演:1題
出席者:194名(本社、支店・支社・事業部、グループ会社)

2.開催の趣旨
 この発表会は、土木の施工技術に関する優れた研究・提案、新技術採用など、最新の実施事例の報告と情報交換を通じて、技術力・提案力の向上と伝承を図ることを目的としています。

3.発表内容
 開会にあたり奥村社長の挨拶があり、続いて全店から提出された22編のうち厳選された10編の施工技術に関する研究論文が発表されました。発表内容は、難条件での技術的課題克服、品質・性能の向上およびICT技術の活用についてなど幅広い分野に及び、技術伝承の観点から意義深い情報交換の場となりました。
 続いて神戸大学都市安全研究センターの飯塚敦教授による「建設市場、受け身から能動へのパラダイムシフト~データ駆動型技術による防災・減殺の市場化を例にとって~」と題した講演が実施されました。その後、各発表に対する講評ならびに結果発表を行い、最優秀賞、優秀賞、奨励賞に加え、今回新たに新設した環境賞を含めた各賞の表彰をウェブ会議システム上で行いました。


奥村社長挨拶(要旨)
 この土木施工技術研究発表会は大変に歴史のある技術発表会で、1964年に第1回が開催されてから今回で71回目を迎えた。この発表会を通じ、日頃の業務で培った優れた施工技術や新たに開発した技術などを評価・検証し、当社の土木技術をさらに発展させる機会となることを大いに期待している。近年、国内では異常気象や大雨などの災害が多発しており、また、東日本大震災以降は国土強靭化への対応が強く求められいる。あらためて人命を守るためにインフラはどうあるべきかをこれまで以上に真剣に考える局面にきており、今後も社会に貢献できるフジタとしてその一躍を担っていく必要がある。皆さんもこれまで以上にその意識を高め、日頃の業務にあたっていただきたい。

4.結果発表
最優秀賞:東京支店 首都高渋谷作業所 江崎 忠高
「重交通上での張出床版の施工~設計施工の利点を生かした厳しい制約条件の克服~」
優秀賞:関東支店 新三国トンネル作業所 谷川 学
「トンネル工事の省力化について」
優秀賞:名古屋支店 山王橋幹線作業所 西井 建比古
「大深度立坑における地盤変位の抑制~市街地でのニューマチックケーソン工法~」
環境賞:東北支店 三島海岸作業所 浦邉 和徳
「CSG広報による防潮堤築堤工事~震災瓦礫の利活用~」
 

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ビジネスカテゴリ
建設・土木その他
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会社概要

大和ハウス工業株式会社

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URL
https://www.daiwahouse.co.jp
業種
建設業
本社所在地
大阪府大阪市北区梅田3-3-5
電話番号
06-6346-2111
代表者名
芳井 敬一
上場
東証プライム
資本金
1619億5715万円
設立
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