フェイクニュース時代の科学リテラシー超入門──40万部ベストセラー著者がおくる、自分で考える力が身につく1冊!
株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン(本社:東京都千代田区、代表取締役兼社長執行役員:谷口奈緒美)は2024年12月25日に『フェイクニュース時代の科学リテラシー超入門』(竹内薫著)を刊行します。
本書は、40万部ベストセラー『99.9%は仮説』著者であり、テレビ・ラジオ出演多数のサイエンス作家が、現代の情報社会を生き抜くために必要不可欠な「科学リテラシー」をわかりやすく解説した一冊です。フェイクニュースや陰謀論、ニセ専門家による情報を見抜くためのコツや考え方をお伝えします。
2024年6月にオーディオブックとしてAudibleで配信され好評を博し、このたびついに書籍化することとなりました。
■なぜ今、科学リテラシーが必要なのか?
現代社会は科学技術社会へと急速に変化しています。これに異を唱える人はいないでし
ょう。
AIに関するニュースは日々流れ続けていて、AIの進化がいよいよ、私たちの仕事や生活に影響を及ぼしはじめています。また、2020年ごろから世界中を騒がせた新型コロナウイルスのパンデミックでは、情報が錯綜する中でいったいどう判断すればいいのか、かなり迷った人が多かったのではないでしょうか。
この社会がどんなふうに動いていて、これからどうなっていくのかを知るためには、科学リテラシーが必須のスキルになります。
自分で自分の身を守るためにも、そして世の中のしくみを理解し、自分で正しいと思える判断をしていくためにも、ぜひ、科学リテラシーを身につけてほしいのです。
■科学への思い込みを解きほぐす
私たちは、科学に囲まれて暮らしているのに、実は科学のことを本質的に理解できていません。
科学はなんとなくすごいものだ。科学的に証明されたものは安心だ。そうやって深く考えずにいると、知らずしらずのうちに、非科学的なものにだまされてしまうかもしれないのです。
そこには科学にまつわる「思い込み」が固く結びついています。その思い込みを、この本では大きく3つに分類しました。
1つめが、「科学的に正しいことは、100%正しい」。
2つめが、「科学の力は万能である」。
3つめが、「専門家が言うなら正しい」。
具体的な事例を挙げていきながら、こうした科学への思い込みをときほぐしていきます。
■PICK UP
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「科学的に正しい」は、必殺技ではない
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メカニズムを解明するのが科学、うまくいくなら使ってみるのが医学
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医者だからといって、本当に専門家とは限らない
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健康食品で使われる「波動」はすべてインチキ
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自然につくられたものが良いと思ってしまうワケ
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「批判」的思考力で、陰謀論にたどり着くという罠
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結論ありきの情報収集をしてはいけない
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科学を学べば、どこまでが「科学」の話か判断できる
■こんな方におすすめです
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SNSで流れてくる情報が、どこまで信用できるのか不安
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今の時代だからこそのニュースの読み方を知りたい
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理系の知識に自信がない
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科学にまつわるニュースについて、自分なりの意見を持ちたい
◎書籍概要
【目次】
はじめに
第1章 科学にまつわる「思い込み」の罠
──「科学的」って何?
第2章 あなたのまわりにひそむ「非科学的」思考
──この情報、もしかして怪しい?
第3章 科学リテラシーを鍛える習慣
──科学とどう付き合っていく?
おわりに
【著者紹介】
竹内薫(たけうち・かおる)
猫好きサイエンス作家。東京大学教養学部教養学科、同理学部物理学科卒。カナダ・マギル大学博士課程修了(専攻は高エネルギー物理学)。理学博士(Ph.D.)。わかりやすい科学解説や科学評論で定評がある。NHK Eテレ「サイエンスZERO」の司会など、テレビ、ラジオでも活躍。主な著書に『99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方』『自分はバカかもしれないと思ったときに読む本』など。YES International School校長。ZEN大学基幹教員に就任予定。
【書籍情報】
タイトル:『フェイクニュース時代の科学リテラシー超入門』
発売日:2024年12月25日
刊行:ディスカヴァー・トゥエンティワン
仕様:新書/240ページ
ISBN:978-4-7993-3084-5
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