ベネッセが運営するプラネタリウム「ベネッセスタードーム」が創業70周年を記念して2025年2月1日にリニューアルオープン!
ナレーションに声優の津田健次郎さん、制作に人気ユーチューバーの午後正午さんを迎えた記念番組「COSMIC CRUISE 大宇宙と私たち」の上映も開始
株式会社ベネッセコーポレーション(本社:岡山県岡山市、代表取締役社長:小林 仁、以下:ベネッセ)は、東京本部である多摩オフィス(東京都多摩市)21階にあるプラネタリウム「ベネッセスタードーム」を、創業70周年を記念して2025年2月1日にリニューアルオープンいたします。
リニューアルオープンにあたっては、超高輝度のLEDを採用した光学式「コスモリープΣ(シグマ)」と、高輝度4Kプロジェクターを採用したデジタル式「Media Globe Σ(シグマ) SE 4KTOL」の2つの最新機器を導入し、国内最高峰の明るさを備えたプラネタリウムに進化しました。また、同日からリニューアル記念新番組「COSMIC CRUISE 大宇宙と私たち」の上映を開始します。ナレーションに声優・俳優の津田健次郎さん、ディレクターに科学系クリエイターで人気ユーチューバーの午後正午さんを迎え、広大な宇宙とその謎の解明に挑んできた人類の歴史を通じて、私たちが地球に生きていることの奇跡を深く味わっていただける番組となっています。番組制作では、ベネッセホールディングス 名誉顧問の福武總一郎が総合プロデューサーを務めました。
ベネッセと「ベネッセスタードーム」は、地域の皆さまや社員がベネッセの企業理念である「Benesse=よく生きる」を考えるきっかけとなる体験を提供できるよう、今後もさまざまな番組や取り組みを提供してまいります。
■リニューアルの背景
ベネッセスタードームは、1994年、当時の代表取締役社長である福武總一郎(現・ベネッセホールディングス名誉顧問)の 「社員に、日常の制約を超えて宇宙的視野の体験をすることによって、新しい視点を獲得するきっかけにしてほしい」という想いから、1994年に竣工したベネッセコーポレーション東京本部オフィスの最上階(21階)にオープンしました。多摩地域の方々をはじめ、学校や教育団体など、多くの方々にご利用いただいてまいりました。
このたび、2025年にベネッセが創業70周年を迎えるにあたり、福武の発案で、企業理念である「Benesse=よく生きる」に立ち返り、宇宙を通じて私たちが生きている奇跡を実感できる場として、リニューアルいたします。現代アートを通じて「よく生きる」を考える場所として福武が手掛けた「ベネッセアートサイト直島」に続き、ベネッセスタードームが、宇宙空間への没入体験から「よく生きる」を考えるきっかけになる場所を目指しています。
■ベネッセスタードームのリニューアル内容
1.星の美しさにこだわった光学式プラネタリウム投映機
「夜空に輝く星の美しさ」にこだわって開発された光学式プラネタリウム投映機「Cosmo Leap Σ(コスモリープ シグマ)」を導入しました。光源に超高輝度LEDを採用し、独自の投映方式により、明るい星から暗い星までひとつひとつの星の明るさも忠実に再現された、美しい星空を実現します。都会では見られなくなった満天の星を眺める感動体験を提供します。
また、星座解説に必要な機能も豊富に搭載されており、本格的な星座解説も可能となり、1年を通して美しい星をお楽しみいただけます。ベネッセの東京本部のオフィス(社屋高さ約111m)の屋上から眺める星空解説も併せて公開を予定しています。
2.圧倒的にリアルな宇宙を日本国内で最高峰の明るさで投映
デジタル式プラネタリウム投映機には、「Media Globe Σ SE(メディアグローブ シグマ エスイー)」を導入します。この機器は、宇宙に関するビッグデータをリアルな映像で再現します。1590億個以上の恒星を3次元配置した銀河モデルを内蔵し、前後100万年の固有運動などのデータをもとに、広大な宇宙空間を忠実に再現することができます。銀河系を超えて138億光年彼方までの立体宇宙空間を自由自在に移動することが可能です。
また、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡やブラックホールなどの高精細なモデルも数多く内蔵しています。投映部には高輝度4Kプロジェクターを採用し、日本国内プラネタリウムにおいて最高峰の明るい映像を投映します。迫力ある高精細映像で、宇宙の壮大な姿を楽しむことができます。
光学式プラネタリウムとデジタル式プラネタリウムのそれぞれの特長を活かした多彩な映像を体験いただけます。
3.星や宇宙をとことん楽しむための音響設備で、没入感ある空間を実現
音響設備はMartin Audio(マーチン オーディオ)社のプロフェッショナルスピーカーを採用した6.2chサラウンドシステムを導入します。さらに、デジタルオーディオネットワークシステムを構築し、映画館のような「臨場感溢れる迫力あるサウンド」とホール音響のような「客席全体へ明瞭度ある均一なサウンド」を高いクオリティで実現します。また、赤外線音声支援システムを新たに導入し、番組の補聴や多言語の同時再生が可能なユニバーサルデザインとなりました。
さらに、照明設備はLED灯具に更新し、演出効果を高めます。新設した「寝ころびスペース」では、周りを気にせずに、自分だけの特等席で宇宙空間に没入いただけるような新しい楽しみ方をご提供します。
■リニューアル記念番組「COSMIC CRUISE 大宇宙と私たち」概要
・番組内容 宇宙、その中の地球や太陽の誕生について、最新科学で解き明かします。
宇宙への航海(クルーズ)を通じて、広大な宇宙の中に生きていることの
奇跡を感じていただくことができる番組です。
・上映期間 2025年2月1日(土)~ 終了日は公式Webサイトでお知らせします。
・上映時間 約30分
・リニューアル特設サイト https://blog.benesse.ne.jp/stardome/special
・制作
総合プロデューサー :福武總一郎(株式会社ベネッセホールディングス 名誉顧問)
ディレクター・シナリオライティング:午後正午(科学系クリエイター・動画クリエイター)
監修 :渡部潤一(自然科学研究機構国立天文台)
制作 :コニカミノルタプラネタリウム株式会社
【ストーリー】
「宇宙」と聞いて、どんな世界を想像しますか?
古来から人類は、美しい星空を見上げ、好奇心を抱き、
その好奇心によって、「宇宙」の姿を解明してきました。
この番組では、私たちが住む「宇宙」の「時間」「空間」(時空)を巡る旅に出ます。
私たちが見上げる夜空に輝く天の川銀河、
そして最新の宇宙望遠鏡によって映し出された様々な天体の数々。
観測技術の進歩により、私たちの知る「宇宙」はどんどん広がっています。
そしてそれと同時に、今なお解き明かされていない宇宙の姿もあるのです。
宇宙がどのように誕生し、私たちの地球が生まれたのか。
46億年前に誕生した太陽と、そこから生まれた奇跡。
最新科学で解き明かす宇宙の姿。
この旅を終えた時、
きっと「私たちはこの広い宇宙の一部である」ということを感じられるはずです。
ナレーションは今、声優・俳優として活躍中の津田健次郎さん。
落ち着いた低音ボイスで、広大な宇宙への航海(クルーズ)をナビゲートします。
■ベネッセスタードーム 基本情報
・所在地 東京都多摩市落合1-34 ベネッセコーポレーション東京ビル21階
最寄り駅:多摩センター駅
・席数 61席
・施工 コニカミノルタプラネタリウム株式会社
・運営 株式会社ベネッセコーポレーション
・営業日 【一般公開日】主に土・日・祝 【団体公開日】火・水・金(祝日は除く)
・休館日 月・木(祝日の場合はその翌日)、年末年始
・料金 おとな(高校生以上) 600円、シルバー(65歳以上) 300円
こども(中学生以下) 300円 ※膝上のお子様は無料
■プロフィール
◇ナレーター 津田健次郎
声優・俳優。声優として『ラーメン赤猫』『呪術廻戦』『極主夫道』『遊☆戯☆王デュエルモンスターズシリーズ』ほか多数のアニメ作品、 『スター・ウォーズシリーズ』などの洋画吹き替え、多ジャンルのナレーションを担当。第15回声優アワード主演男優賞受賞。またドラマ『西園寺さんは家事をしない』、『映画 マイホームヒーロー』ほか俳優としても広く活躍している。
毎週日曜日おひる12時よりTOKYO FM『津田健次郎 SPEA/KING』放送中
◇ディレクター・シナリオライター 午後正午
科学・宇宙系のシナリオ・ナレーション・映像作家。『日本科学情報』『JSTGogoShogo』等、YouTubeチャンネルを中心に映像作品を配信。そのうち2作品は科学技術映像祭にて、それぞれ『科学館館長賞』と『特別奨励賞』を受賞している。日本で発売された書籍『宇宙一わかる、宇宙のはなし』は、韓国でも翻訳版が出版された。
ご参考:ベネッセコーポレーション東京本部 多摩オフィス
企業理念であるBenesse(ベネッセ=「よく生きる」の意)を具現化したオフィスビルです。新しい時代のオフィスづくりをめざし、創造性を高めるオフィス、人を大切にする快適なオフィス、地域との共生をテーマに設計されました。敷地全体を緑、水、アートをちりばめた公園として計画し、敷地南側に広がる多摩中央公園を借景することで“広々とした緑の中に立つ高層オフィス”として1994年に竣工。「地域に開かれたオフィス」として、地域の住民の方々やお客様と交流ができる空間を大事にしてまいりました。「ベネッセスタードーム」と併せて、敷地内のアート作品は、地域との交流が活性化することを目指し設置したものです。
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