国立科学博物館にて特別展「宝石」開催中! 今こそダイヤモンド本来の魅力を伝えたい『決定版 アンカットダイヤモンド』
アンカットダイヤモンドとは、地球が生み出した原石の形のままで美しい無加工ダイヤモンドのこと。この稀少な宝石の特質、歴史、品質を網羅した、初めての書籍です。品質の見分け方や価値の判断に役立つ写真を多数収録したほか、巻末には珍しいダニエル・コレクションやジュエリーも掲載。専門家から愛好家まで、ダイヤを愛するすべての人に訴求する決定版です。
- 世界でオンリーワンの魅力”アンカットダイヤモンド”
アンカットダイヤモンドの特質を、産地(アンゴラ・ブラジル・ロシア)の特徴、サイズ、様々な形や模様、特徴的なトライゴン、蛍光性、個体の個性に分けて、それぞれ豊富な写真で紹介しています。
- ロマン香る、アンカットダイヤモンドの歴史
14世紀頃に研磨技術が登場するまで、2100年もの間、ダイヤモンドは人の手が加えられることなく、地球が生み出したままの姿で、お守りとして、権威の象徴として、人々を魅了してきました。
- 宝石業界の第一人者・諏訪恭一氏が語る、今こそ伝えたいアンカットダイヤモンドの魅力
そして今、アンカットダイヤモンドには、研磨してしまうには惜しい、魅力的なダイヤモンドがあることを広く知ってほしいと、著者、諏訪恭一氏が宝飾の専門家としての長年の知見を基に、クオリティスケール・品質の3ゾーン・色相など、判断の基準を掲載、提案しています。
- 刊行概要
『決定版 アンカットダイヤモンド』
■著者:諏訪恭一
■発売日:2022年2月15日(火)
■定価:4,400円(税込)
■発行:株式会社世界文化社
https://www.sekaibunka.com/book/exec/cs/22402.html
■著者プロフィール
諏訪貿易株式会社会長。慶應義塾大学経済学部卒業。1965年米国宝石学会(GIA) 宝石鑑別士(G.G.)資格を日本人第一号として取得。CIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)色石委員会副委員長、ICA(国際色石協会)執行委員、NHK学園ジュエリー 講座講師、(一社)日本ジュエリー協会理事などを歴任。著書多数。
- 目次
◇産地:アンゴラ/ブラジル/ロシア(サハ共和国)
◇サイズ
◇形:正八面体/引き伸ばされた八面体/丸みを帯びた八面体/二十四面体/不定形/マクル/キューブ/ポートレート/集合体
◇模様
◆平らな面に見られるもの:透明で表面に艶のあるもの/ガラスのような(グラッシー)/平面の周りに強く刻まれた枠のあるもの/平面に多数のトライゴンが刻まれたもの
◆二十四面体や不定形によく見られるもの:透明で清楚な模様の入ったもの/氷河のような/砂漠のような/霜の降りたような(フロステッド)/コーティングされたような(コーテッド)
◆結晶全体や縁の部分に刻まれた模様として見られるもの:縁取られた(エッジド)/鋸歯のような(セレーテッド)/模様が刻まれた結晶/結晶が組み込まれたもの
◇トライゴン:肉眼では見えない/軽度/明瞭/顕著/非常に顕著
◇蛍光性
◇個体の個性:正八面体の個性/同じダイヤモンドはない
第2章 歴史
ダイヤモンドの誕生/人類とダイヤモンドの出会い/漂砂鉱床(二次鉱床)
トランプのダイヤはなぜ菱形なのか/ダイヤモンドは2100年間、磨くことができなかった/一次鉱床/時代とともに変わる産出国
<コラム>アンカットふたたび/大人のこぶし大が最大のダイヤモンド/デビアス社が果たした役割
第3章 品質
◇品質の見分け方と価値の判断:クオリティスケール/品質の3ゾーン/価値比較表/ 15個のダイヤモンド
◇カラー:色相/濃淡/彩度・透明度・艶
付章
◆ダニエル コレクション
◆SUWA アンカットダイヤモンド ジュエリーコンテスト
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