クオリカ、小売専門店向けトータルソリューション「SpecialtyQube Growth」のOMO機能をリリース

店舗・ECの在庫共有により顧客体験の価値向上を実現

TISインテックグループ

TISインテックグループのクオリカ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:辻本誠、以下「クオリカ」)は、アパレル・小売物流大手のフロー・メイカーズホールディングのグループ会社である株式会社エムジェイファンクション(本社:東京都江東区、代表取締役:濵田龍一、以下「MJF」)と協業し、小売専門店向けトータルソリューション「SpecialtyQube Growth」(スペシャルティキューブグロース)の新機能としてOMO機能を2023年1月にリリースしたことを発表します。
SpecialtyQube Growthは、クオリカが長年に渡る小売業の支援を通じて得た技術やノウハウを活かしてバージョンアップを重ねてきた販売在庫管理・顧客管理・MD業務など小売専門店の業務を網羅したソリューションです。
今回リリースしたOMO機能では、これまで各店舗とECサイトで別々に管理していた在庫の一元管理を可能にします。本機能を利用することで、店舗とECサイトの在庫共有による各販売チャネルの欠品を防止し、店舗とECサイトをまたぐ販売プロセスの実現により消費者購買体験の価値向上を図ることができます。

【背景】
小売市場は、ECの伸長により購買接点が実店舗からスマートフォン中心に遷移し、消費者の購買行動は大きく変化しました。例えば、ECサイトで見た商品の質感やサイズを店舗で確認し購入するなど、オンラインとオフラインの境界線がなくなりつつあります。また、商品の品質や価格だけが消費者にとっての価値ではなく、良い買い物ができたという利便性を含めた購買体験価値も重要になっています。
一方で、企業側はEC在庫の欠品による売上機会の損失や、店舗在庫の欠品商品を他店から調達する際に発生する店舗間移動コストといった課題を抱えており、在庫場所に依存しない販売プロセスの実現が求められています。
そこで、オフラインとオンラインを融合し消費者がいつでもどこでもあらゆるチャネルで商品購入が可能となるOMO(Online Merges with Offline)による在庫管理を実現するとともに、さまざま顧客データを統合し消費者一人ひとりに最適化したサービスを提供して顧客体験を向上させるユニファイドコマースといった販売戦略を導入する企業が増えています。

【SpecialtyQube GrowthのOMO機能の概要】
OMO機能は、 SpecialtyQube GrowthとMJFが提供するCommons(統合在庫管理システム)と連携することで実現します。CommonsはEC在庫や倉庫の店舗向け在庫を管理するWMS(倉庫管理システム)SMARTS-Neo.とリアルタイム連携しているため、店舗在庫を管理するSpecialtyQube Growth との連携で、Commons 上で全在庫場所の在庫情報の共有が可能となり、以下を実現します。
・ECサイトおよび各店舗で自店舗の在庫に限らず、他店舗の在庫も含めて販売または取置予約が可能
・店舗側でECサイトの在庫からの引当てや取置予約の指示情報を一覧で閲覧可能
・店舗での取置や顧客への配送など登録された作業情報がECサイトへ連携されるため、ECサイトの利用者へ取置や配当の作業完了通知も可能
 


【OMO機能で実現する在庫管理】
すべての店舗とECの在庫情報を統合管理することにより販売可能枚数を最大化します。
 


【今後の展望】
クオリカは、小売業界において35年以上の実績を持つIT企業です。私たちは、お客様の現場の声を聞き、一緒に考え、小売業を支えるビジネスプラットフォームとしてSpecialtyQube Growth を進化させてきました。今後もユニファイドコマースの概念を基軸に、消費者の購買体験価値のさらなる向上、企業の売上機会損失や在庫ロスといった課題解決のため、サービスの進化を続けていきます。

SpecialtyQube Growth OMOサービスの詳細については、以下を参照ください。
https://qualica-retail.com/information/010

 
エムジェイファンクションについて(https://flow-makers.co.jp/
エムジェイファンクションは、アパレル物流大手のフロー・メイカーズホールディングのグループ会社で40年以上にわたり、アパレル・小売業界を専門とした物流サービスを提供しております。数多くのアパレル・小売企業様とのお取引を通じ、独自の「洞察力(insight)」を育んでまいりました。その洞察力を活かした業務設計力に加えて、業界独自の倉庫管理システム・情報解析システム・在庫統合システムも手掛け、ITを駆使した物流改善提案を展開しております。

Commonsに関するサービス詳細については、以下を参照ください。
https://flow-makers.co.jp/wp-content/themes/spice-base/movie/Commons.mp4

 
クオリカ株式会社について(https://www.qualica.co.jp
1982年、世界的建設機械メーカーのコマツから情報システム会社として独立、創業。以来、製造業、流通サービス業(外食業・小売業)の企業様を中心に、現場の課題解決に向け幅広いITサービスを提供してきました。クオリカは、これまで培ってきた技術力と業務知識で、国内外のお客様のビジネスの成長とより良い社会・環境の実現を目指します。


TISインテックグループについて
TISインテックグループは、国内外グループ2万人を超える社員が『ITで、社会の願い叶えよう。』を合言葉に、「金融包摂」「都市集中・地方衰退」「低・脱炭素化」「健康問題」を中心とした様々な社会課題の解決に向けてITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして新たな価値を創造し、人々の幸せと持続可能な豊かな社会の実現に貢献します。

 
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。


 
【本サービスに関するお問い合わせ先】
クオリカ株式会社 サービスクリエーション事業部 流通営業部
TEL:03-5937-0760 E-mail:rb_et@qualica.co.jp

 

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会社概要

TIS株式会社

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URL
https://www.tis.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー
電話番号
050-1702-4071
代表者名
岡本安史
上場
東証プライム
資本金
100億円
設立
1971年04月