特定業種・業務に特化したハンディターミナル専用の業務アプリケーションを提供開始

～第一弾として“水道メーター取替業務効率化パック”を提供～

キヤノンMJ

2024年10月18日 13時00分

キヤノンマーケティングジャパン株式会社（代表取締役社長：足立正親、以下キヤノンMJ）は、キヤノン電子株式会社（代表取締役社長：橋元健）製の新サービスとして、特定の業種・業務に特化したハンディターミナル専用の業務アプリケーションとハンディターミナル端末をセットにしたサービスを2025年4月より提供開始します。第一弾として、自治体の水道事業の業務効率化を支援する“水道メーター取替業務効率化パック”を提供します。今後、物流業や製造業向けの業務アプリケーションも順次展開していく予定です。

ハンディターミナルは、物流、製造、小売、食品業界などにおける在庫管理業務や水道・ガス・電気などの検針業務で幅広く活用されています。自治体の水道事業では、膨大な数の水道メーターを管理しており、在庫管理や設置・交換状況の情報管理に多くの手間と時間がかかっています。また、手入力や目視によるデータの転記・登録ミスのリスクもあり、正確性の向上と業務効率化が求められていますが、その解決策であるシステム導入には時間やコストがかかり、多くの自治体において課題となっています。

このような課題に対し、キヤノンMJはこのたび、お客さまの業種・業務に特化したハンディターミナル専用の業務アプリケーションとハンディターミナル端末をセットしたサービスの提供を開始します。第一弾として、自治体の水道事業における水道メーターの取り替え業務の効率化を支援する“水道メーター取替業務効率化パック”を提供します。
本サービスは、水道メーターのシリアル番号の二次元コードをハンディターミナルで読み取り、設置情報や交換実績などのデータを自治体の水道料金システムに連携することができます。これにより、手作業や手入力による業務負荷とデータの登録ミスを大幅に削減し、業務効率化を促進します。また、業務アプリケーションと専用ハンディターミナル端末をパッケージで提供するため、短期間・低コストで導入できます。

業務アプリケーションとセットで提供する専用ハンディターミナル端末は、Android OSを搭載し、5.5型の高解像度タッチパネルの採用により高い視認性と快適で直感的な操作性を実現しています。また、バーコードや二次元コードを素早く認識できる高性能な読み取りエンジンを搭載しています。4G／LTE回線にも対応しており、SIMカードで音声通話機能が利用できるほか、地図アプリと連携して位置情報の閲覧やルート確認などの機能も利用可能で、デバイスを1台に集約できます。さらに、IP65の防塵防滴性能を備え、1.8メートルの高さからの落下にも耐える※1堅牢な設計のため、屋外の過酷な環境でも安心して使用できます。

キヤノンMJは、ハンディターミナル端末と業務アプリケーションをセットで提供することで、導入から運用・保守までをワンストップで支援します。今後は、物流業や製造業向けの業務アプリケーションを展開し、さまざまな業種のお客さまの業務効率化を図ります。

〈“水道メーター取替業務効率化パック”について〉

■水道メーター交換業務のデジタル化を促進

水道メーターのシリアル番号を二次元コードで読み取るため、迅速かつ正確なデータ登録・連携が可能です。

■水道料金システムとの連携に対応※2

自治体で運用している水道料金システムとのマスタデータ（メーター設置情報・交換予定情報）・交換実績データの連携が可能です。

■お知らせ票印刷に対応※3

対応するモバイルプリンターからお知らせ票（メーター交換のお知らせ・設置結果一覧）印刷が可能です。

■ 短期間・低コストで導入可能

業務アプリケーションと専用ハンディターミナルをセットで提供するため、短期間・低コストで導入できます。