天声人語でも紹介！介護漫画“ヘルプマン ”が連載開始から16年の時を経てシングルマザーのヘルパーを主人公にリニューアル！『新生ヘルプマン　ケアママ！』が9月7日発売！！

新時代のヘルプマンは『ケアママ！』。ノンフィクションのように真に迫る介護漫画『ヘルプマン』は、2003年から16年におよび、介護という仕事がいかに深く、創造性に富むかを伝えてきた。令和に入り、時代に即するヘルパー像として、子育てしながら仕事をするシングルマザーに焦点をあてる。週刊朝日連載中の新作が9月7日、単行本に！

2003年から11年間、講談社青年漫画誌で連載してきた介護漫画「ヘルプマン！」。第40回日本漫画家協会賞大賞受賞の本作は、これまでに、認知症の当事者目線から見た「認知症編」や高齢者の性問題を扱った「高齢者性問題編」、定年退職後の人生を描いた「セカンドライフ編」など、高齢化社会の実情を描いてきた。

2014年末、週刊朝日に移籍し、新生「ヘルプマン!!」として単行本化。移籍第1巻「介護蘇生編」は、日常的に高齢者が抱える「誤嚥」に関した問題を取り上げた。第２・３巻「高齢ドライバー編」、第4・5巻「排泄編」、第6・7巻「密愛編」、第8・9・10巻「介護ボランティア編」と介護問題に様々な角度から光を当てた。実話を元にした「ヘルプマン!!－取材記－」として第1巻「開業の章」、第2・3巻「のりあいクルマの章」ほか、を発行した。

2019年11月から週刊朝日で連載がスタートした最新作の『新生ヘルプマン　ケアママ！』では、シングルマザーの蔵野（くらの）たからが、勤務する訪問介護事業所の規則を何度も破り、保育園に通う一人息子の勝利（しょうり）を連れて高齢者宅を訪問したことが原因で仕事をクビになり、必死に職探しするところから物語が始まる。

特別なスキルもなく、できる仕事は介護だけ。職探しは急を要し、ひょんなことから弱小プロレス団体が運営する、いわく付きのヘルパー事業所「ピンフォール」で、レスラー兼ヘルパーの早乙女千陽（さおとめちはる）と、ヘルプマン時代からおなじみの高齢者・妻夫木蝶子（つまぶきちょうこ）と出会う。たからは彼らと共に、常識的な介護施設では手に負えない高齢者たちを相手に、人生の後悔や汚点、誇りや尊厳に触れながら前に進んでいく――。

単行本では、巻末おまけマンガで、新旧主人公がとある噂話をきっかけにすれ違う場面も特別収録されています！

 ●著者・くさか里樹コメント
「介護現場のヘルプマン、ヘルプウーマンたちに惚れまくってます！　かっこよすぎです！　自身の髪も白くなり、親の介護も始まりましたが、おかげさまで落ち着いて楽しく両親との宝の時間を過ごしています。介護は自分の心の色で景色が変わります。この漫画がほんの少しでも読者の皆様のお役に立てれば、社会の色をほんの少しでも明るくできれば、この上ない幸せです！」

●無料試し読みはこちらから！
朝日新聞出版のコミックサイト「ソノラマ+ 」（http://sonorama.asahi.com/）で近日公開予定

●著者プロフィール
くさか里樹（りき）
通所授産施設勤務後、1980年に漫画家デビュー。2003年から講談社の漫画誌で「ヘルプマン！」を連載。11年に第40回日本漫画家協会賞大賞を受賞。14年末、朝日新聞出版の「週刊朝日」に発表の場を移し、「ヘルプマン!!」を連載開始。19年11月から新シリーズ「新生ヘルプマン　ケアママ！」を好評連載中。代表作に「ケイリン野郎」などがある。高知県在住。
【著者Twitter】＠kusakariki0609

『新生ヘルプマン　ケアママ！』
著者：くさか里樹
定価：本体780円＋税
発売日：2020年9月7日（月）
レーベル：朝日新聞出版
判型：B6判
ページ数：192ページ
https://www.amazon.co.jp/dp/4023319171

電子版『新生ヘルプマン　ケアママ！』
著者：くさか里樹
発売予定電子書店：Kindleストア、楽天Kobo、iBooks Store、Reader Storeほか