北日本銀行がインテックのCRM「F³(エフキューブ)」と連携したコラボレーションツール「POWER EGG」を採用

~地域金融機関では初となるマルチクラウド環境でAWS上にPOWER EGGを構築し、行内事務のデジタル化を推進~

TISインテックグループ

 TISインテックグループの株式会社インテック(本社:富山県富山市、代表取締役社長:北岡隆之、以下インテック)は、株式会社北日本銀行(本店:岩手県盛岡市、取締役頭取:石塚恭路、以下北日本銀行)に金融機関向け総合情報系ソリューション「F³(エフキューブ)CRMサービス」と連携した、組織やチーム内のコミュニケーションや情報共有をサポートする統合コラボレーションツール「POWER EGG(パワーエッグ)※1」が採用されたことを発表します。

※1 POWER EGG:ディサークル株式会社が提供する、グループウェア、汎用申請ワークフロー、Webデータベース、経費精算ワークフロー、CRMの5つの機能を連携した、業務プロセスを可視化できる統合コラボレーションツールです。
■背景
 2014年より「F³CRMサービス」を利用していた北日本銀行では、行内のDX(デジタル・トランスフォーメンション)を推進し、抜本的なビジネスモデルの変革へ向けた生産性向上の施策として、「業務のデジタル化」「ペーパーレス化」などに取り組んできました。一方で、行内にワークフローシステムがなく、紙での管理業務が行員の作業負荷となっていました。
 北日本銀行はこれらの課題を解決するため、「F³CRMサービス」と連携した「POWER EGG」の導入を決定しました。

■「F³CRMサービス」と「POWER EGG」の連携効果
(1) スケジュールの相互共有や顧客情報の一元管理が可能

<「F³CRMサービス」と「POWER EGG」の連携イメージ:図1><「F³CRMサービス」と「POWER EGG」の連携イメージ:図1>

 

 これまで行内「F³CRMサービス」のスケジュール管理では、お客様との面談予定のみ管理しており、行内イベントなどを含めた統合的なスケジュール管理ができていませんでした。
 今回の連携で、「F³CRMサービス」と「POWER EGG」両方のシステムで登録した、行内スケジュールや面談計画、営業計画の立案や顧客情報の一元管理が可能となり、二重登録の解消や登録誤りを防止し、業務効率化を実現します。(図1参照)

(連携対象機能)
 ①「F³CRMサービス」の面談計画機能と「POWER EGG」の行内スケジュール機能の連携
 ②「F³CRMサービス」の顧客データと「POWER EGG」の顧客関連データの連携

(2) マルチクラウド型のシステム構成による導入

<AWSと「統合型閉域ネットワークサービス」との構成図:図2><AWSと「統合型閉域ネットワークサービス」との構成図:図2>

 

 「F³CRMサービス」と連携した「POWER EGG」の導入では、インテックが提供する「統合型閉域ネットワークサービス」を活用し、「F³CRMサービス」と連携する既存システム、さらにアマゾン ウェブ サービス(以下AWS)との接続を統合しました。(図2参照)
 セキュリティの観点から「F³CRMサービス」と「POWER EGG」の両システムを閉域ネットワークで接続でき、かつ今後のDX推進を見据え、さまざまなパブリッククラウドサービスとの接続が可能となるマルチクラウド環境であるAWSを採用しました。
 これにより、既存のシステム環境をベースとしながら、AWSのメリットである短期間、低コストでの環境構築とシステム負荷やビジネス成長に合わせた柔軟性、外部クラウドサービス連携時の拡張性などを得ることが可能となりました。
 なお、「F³CRMサービス」と「POWER EGG」とのシステム連携、およびAWSを活用したマルチクラウド環境での「POWER EGG」の導入は、北日本銀行が地域金融機関で初となります。

■今後の展開
 インテックは、「F³CRMサービス」と「POWER EGG」の連携実績をもとに、地域金融機関のDX推進パートナーとして地域金融機関が抱える顧客の課題解決や行内業務のDX化を支援します。

※ アマゾン ウェブ サービス、AWS、およびAmazon Web Servicesロゴは、米国および/またはその他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。

「POWER EGG」について(https://poweregg.d-circle.com/
 ディサークル株式会社が提供する統合型コラボレーションツールです。「気づき」と「つながり」をコンセプトに、(1)グループウェア、(2)汎用申請ワークフロー、(3)Webデータベースなどの機能を備え、広い範囲の業務情報を集約することで、テレワーク環境下での業務効率化、社内コミュニケーション活性化を支援しています。最近では、多様な働き方を推進する企業や地域金融機関における導入実績が急増し、2021年9月末時点で、1,447社(自治体:78団体 金融機関:63行庫を含む)、約505,000ライセンスの販売実績となっています。

「 F³(エフキューブ):Flexible Financial Frontier」について
https://www.intec.co.jp/service/detail/f3/
 インテックが提供する金融機関向け総合情報系ソリューションの総称です。CRMシステム、コールセンターシステム、ローン自動審査システムなどを業務機能の体系化と業務単位のコンポーネント化で、合理的なシステム導入と拡張性を実現した金融機関向け「統合型CRMシステム」です。F³(エフキューブ)は豊富な導入実績と確かな技術および業務ノウハウの蓄積により、情報の一元管理、法人企業の事業性評価、商流の把握など営業推進支援を目的とした業務の効率化と高度化を実現しております。

インテックについて(https://www.intec.co.jp/
 お客様の経営戦略に沿った情報化戦略の立案からシステムの企画、開発、アウトソーシング、サービス提供、運用保守まで、IT分野において幅広く事業を展開しています。インテックは、1964年の創業以来培ってきた技術力をもとに、AI、RPA等のデジタル技術の活用や、新たな市場の創造にも積極的に挑戦しています。常にオープンな姿勢で、人、企業、社会を技術でつなぎ、自らも変革しながら「豊かなデジタル社会の一翼を担う」企業としてお客様に新しい価値を提供してまいります。

TISインテックグループについて
 TISインテックグループはグループ社員約2万人が一体となって、強みを活かし、国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客様のビジネスを支えるITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして、未来の景色に鮮やかな彩りをつけていきます。

【サービスに関するお問い合わせ】
 株式会社インテック 金融ソリューションサービス事業本部
 金融ソリューションサービス営業部 担当:中上、松田
 TEL:045-451-2424 E-Mail:f3_pr@intec.co.jp

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会社概要

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代表者名
岡本安史
上場
東証プライム
資本金
100億円
設立
1971年04月