経営力再構築伴走支援研修(オンライン)本日より申し込み開始

中小機構

独立行政法人中小企業基盤整備機構(略称:中小機構、理事長:豊永厚志、所在地:東京都港区)は、中小企業・小規模事業者支援者などにむけて、中小企業庁の「伴走支援の在り方検討会」で示された、課題設定型の「経営力再構築伴走支援」の概念や姿勢の浸透と、伴走支援のために必要な要素である「対話と傾聴スキル」などの修得を目的とした経営力再構築伴走支援研修(オンライン)を開催いたします。

2022年3月に公表された伴走支援の在り方検討会報告書では、新型コロナウイルス感染症の拡大や国際情勢等、中小企業を取り巻く環境が激変するような不確実性の高い時代にあっては、企業には環境変化に柔軟に対応する「自己変革力」が必要であり、経営者を支える経営支援の在り方も変革が必要であることが示されました。

同検討会報告書では、あるべき中小企業伴走支援の姿を「経営力再構築伴走支援モデル」として整理し、支援モデルの要素として次の3項目を掲げています。

支援モデルの3要素
【要素1】支援に当たっては対話と傾聴を基本的な姿勢とする
【要素2】経営者の「自走化」のための内発的動機づけを行い、潜在力を引き出す
【要素3】具体的な支援手法は自由であり多様であるが、相手の状況や局面によって使い分ける

中小機構では、これらの支援モデル3要素を踏まえながら、動画とオンラインを組み合わせ、全3回(基盤スキルⅠ~Ⅲ)で構成された全体カリキュラムによる研修を9月より開催いたします。

※基盤スキルⅠ~Ⅲの受講順序は問いませんが、スキルⅠから順に受講されることをお勧めします。
(例)基盤スキルⅡ→ 基盤スキルⅠ→ 基盤スキルⅢ
※1研修のみでも受講可能です。
(例)基盤スキルⅠのみ受講等
※9月~12月に基盤スキルⅠ~Ⅲをそれぞれ12回ずつ開催予定(1月以降の実施については調整中)

《研修のねらい》
基盤スキルⅠ 対話の基本姿勢と態度
伴走支援において経営者との信頼感を作り、自己変革力の向上につなげる為の対話の基本姿勢と態度を習得します。

基盤スキルⅡ 創造的対話技法
経営者が取り組むべきことに腹落ちし、当事者意識を持って能動的に行動するために、経営者自身が「答え」を見出せる創造的な対話技法を習得します。

基盤スキルⅢ 対話ツール活用法
伴走支援に有効なフレームワークである「ローカルベンチマーク」及び「経営デザインシート」の活用のポイントを習得します。

《研修対象者》
中小企業・小規模事業者支援者
(支援機関職員、金融機関職員、中小企業診断士、認定経営革新等支援機関、その他専門家)
※中小企業診断士更新対象研修(1研修ごとに理論政策1ポイント)

《お申し込み》
以下のウェブサイトへアクセスしてお申し込みください。(先着順)
https://www.smrj.go.jp/institute/online_training/course/ki772s0000006hzd.html

<中小企業大学校>
中小機構が運営する中小企業大学校は、昭和37年開講以来のべ約70万人の方々が受講しています。中小企業の経営課題を解決し、活力ある企業へリードしていく人材を育成するため、全国に中小企業大学校を9校設置するとともに、平成30年7月からオンライン会議システムを活用した「WEBee Campus」を開講、併せて都市部での研修拠点として「地域本部キャンパス」、身近な地域で受講可能な「サテライトゼミ」などを展開し、日本全国どこからでも受講できるよう利用者のアクセス利便を向上させています。

<独立行政法人中小企業基盤整備機構(中小機構)>
中小機構は、事業の自律的発展や継続を目指す中小・小規模事業者・ベンチャー企業のイノベーションや地域経済の活性化を促進し、我が国経済の発展に貢献することを目的とする政策実施機関です。経営環境の変化に対応し持続的成長を目指す中小企業等の経営課題の解決に向け、直接的な伴走型支援、人材の育成、共済制度の運営、資金面での各種支援やビジネスチャンスの提供を行うとともに、関係する中小企業支援機関の支援力の向上に協力します。

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会社概要

URL
https://www.smrj.go.jp
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
東京都港区虎ノ門3-5-1 虎ノ門37森ビル
電話番号
03-3433-8811
代表者名
宮川 正
上場
未上場
資本金
1兆1154億4593万円
設立
2004年07月