博報堂、インダストリー・ワン、Relic、3社共同で産業横断型イノベーション共創コンソーシアム活動を開始

株式会社博報堂（本社：東京都港区、代表取締役社長：名倉 健司、以下博報堂）は、株式会社Relic（本社：東京都渋谷区、代表取締役CEO：北嶋 貴朗、以下Relic）、株式会社インダストリー・ワン（本社：東京都中央区、代表取締役社長：遠藤 翼、以下インダストリー・ワン）と共同で産業横断型イノベーション共創コンソーシアムの活動を開始したことをお知らせします。

近年、世界経済の変動やデジタル化の加速により、変化に対応できる持続的なビジネスモデルが求められています。そこで、自社のアセットだけでは実現が難しい新規事業を、異業種の企業同士で創造するオープンイノベーションが注目されています。

博報堂は、ミライの事業室が中心となり、クライアント企業やベンチャー企業とジョイントベンチャーなどを中心とした共創ビジネスに取り組み、新規事業開発を進めてまいりました。

今回活動開始する「産業横断型イノベーション共創コンソーシアム」は、Relicが発起人となり、包括的な業務提携・協業と私募ハイブリッド社債引受けを組み合わせたRelic独自開発による新たなオープンイノベーション手法「オープンイノベーションデット」への参画企業で組成されます。産業の垣根を超えたイノベーション創発のためのハブ機能を担い、新たな事業機会の発掘と実現を目指します。従来の業界内の枠組みにとらわれず、大企業の持つ経営資源や技術力を相互に活用しながら、各産業のDX推進を支援し、異業種間の協業を加速させます。

設立当初の各社の役割として、Relicは、イノベーション共創インフラとして、コンソーシアムの運営と参画企業との共同事業/JV創出、参画企業同士の連携・オープンイノベーションを主導します。

博報堂とインダストリー・ワンは、オープンイノベーションデットに参画し、コンソーシアム設立時メンバーとして活動。博報堂は、生活者発想とクリエイティビティ、マーケティング力を強みに、事業検証と市場適応の精度を高め、新規事業を推進します。また、インダストリー・ワンは、多様な事業領域で培ったDX支援の実績を活かし、事業成長を加速していきます。

 3社の強みと知見を活かし、先端技術やディープテックの社会実装、企業のDX支援、専門人材の拡大などを目指した共同プロジェクトや研究開発などを進めていきます。

■産業横断型イノベーション共創コンソーシアム　主な活動内容

　・イノベーション創出の機会となり得る社会課題や市場の探索・発見

　・具体的な事業構想の立案と実行、エコシステムの構築

　・最先端技術やディープテックの研究/開発と社会実装

　・事業開発やDXの支援・共創の加速

　・人的資本を中心としたイノベーションキャピタルの蓄積/拡大と発信

■オープンイノベーションデット 概要

従来のデットファイナンスとエクイティファイナンスの特徴を併せ持つ、Relic社が独自開発したベンチャーデットです。包括的な業務提携・協業と私募ハイブリッド社債引受けを組み合わせた、新たなオープンイノベーション×ベンチャーデットの形です。資本性を有しながらも、IPOやM&Aによる早期のEXITを前提としない点が特徴で、急成長を志向するベンチャー企業の持続的成長を支援することが可能です。

■株式会社Relicについて

代表者：代表取締役CEO 北嶋 貴朗

本社所在地：東京都渋谷区恵比寿4丁目20番3号 恵比寿ガーデンプレイスタワー19F　

設立：2015年8月

事業内容：インキュベーションテック事業、事業プロデュース/新規事業開発支援事業、オープンイノベーション事業、イノベーター人材育成支援、地方創生・地域イノベーション事業、イノベーション・ワークプレイス事業

コーポレートサイト：https://relic.co.jp

株式会社Relic

■株式会社インダストリー・ワンについて

代表者：代表取締役社長 遠藤 翼

本社所在地：東京都中央区京橋1-13-1 WORK VILLA KYOBASHI 8F

設立：2021年6月

事業内容：DXコンサルティング事業 及びDXプラットフォーム/ソリューション事業

コーポレートサイト：https://www.industry-one.com/

株式会社インダストリー・ワン