世界最軽量※185gアルミ飲料缶を「ジョージア」で採用
1缶あたり13%資材使用量を削減、2024年8月より関東エリアで導入開始コカ・コーラシステム、廃棄物ゼロ社会の実現に向けて容器の軽量化を推進
コカ・コーラシステムは、東洋製罐株式会社(本社:東京都 代表取締役社長:本多正憲)が生産する、缶底耐圧強度向上技術(CBR :Compression Bottom Reform)を使用することで世界最軽量化※を実現した185gアルミ飲料缶を、「ジョージア」缶全製品に採用し、8月より関東エリアで製造販売を開始しています。従来の185gアルミ缶より1缶当たり13%の資材使用量を削減して、缶胴部の重量は7.0gから6.1gになりました。なお、本軽量缶は、「2024 日本パッケージングコンテスト」において「包装技術賞-適正包装賞」を受賞しました。
※東洋製罐調べ。2024年8月時点。190mlの202径SOT(ステイオンタブ)缶の空缶として。(空缶には缶胴におけるラミネートフィルムおよび缶蓋の重量は含まず)
1980年代より、日本のコカ・コーラシステムにおいては、PETボトル、缶といった容器の軽量化による省資源化に取り組んでいます。とくに、缶容器の軽量化においては、2023年2月に北海道コカ・コーラボトリング、コカ・コーラ ボトラーズジャパンにより、東洋製罐が開発した缶底耐圧強度向上技術(CBR :Compression Bottom Reform)が使用された350ml軽量アルミ飲料缶を一部製品に導入しています。
このたび、「ジョージア」で採用された185g軽量アルミ飲料缶は、東洋製罐の同技術を採用しており、薄いアルミ材でも従来同等の耐内圧性能を可能にしました。
引き続き、コカ・コーラ システムは、コカ・コーラ社製品の品質を保ち、内容物の保護やお客様の扱いやすさといった容器としての性能を維持向上しつつ、使用する資源量の削減に取り組みます。
東洋製罐社開発、缶底耐圧強度向上技術(CBR:Compression Bottom Reform)について
缶底耐圧強度向上技術(CBR:Compression Bottom Reform)は、従来の製缶技術と比べ、高い缶底耐圧強度を提供することができるなど、品質と軽量化が両立できる革新的技術であり、アルミ材料の使用量削減にともなう温室効果ガスの排出量減少にもつながります。
※CBRは、the Canmaker Magazineが主催するCans of the Year Awards 2020「Prototype 部門」にて金賞を受賞
コカ・コーラシステムでの「容器」の取り組みについて
日本のコカ・コーラシステムは1980年代より、缶やPETボトルをはじめとした容器の軽量化による省資源化に取り組んでいます。
1983年に41gだったコーヒー缶(内容量185gサイズ)は2023年時点で9.7g、2024年現在で8.8gまで軽量化されています。
※缶重量は、缶胴と缶蓋の重量で算出。
コカ・コーラシステムのサスティナビリティーの取り組みについて
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像