元宝塚の著者が、元タカラジェンヌを徹底取材!『すみれの花、また咲く頃 タカラジェンヌのセカンドキャリア』 単行本未収録、香綾しずるさんの写真を特別公開!

本書に登場するのは、早霧せいな、仙名彩世、香綾しずる、鳳真由、風馬翔、美城れん、煌月爽矢、夢乃聖夏、咲妃みゆ(敬称略)の9名です。

株式会社新潮社

刊行まで2か月をきり、早くも話題となっている本書ですが、登場する元タカラジェンヌの一人、香綾しずるさんの、単行本未収録写真を特別に公開いたします。


 トップスターから専科生まで9名の元タカラジェンヌの、現役当時の喜びと葛藤を、同じ時代に切磋琢磨した著者だからこそ聞き出せた秘話とともに描き出します。卒業後の「彼女たち」の新たな挑戦にも迫った、涙と希望のノンフィクションです。 
 そんな本書に登場する、元雪組男役スター・香綾しずるさんの、単行本未収録の写真を特別に公開いたします。また、香綾さんからはコメントも届きました。

新潮社写真部新潮社写真部


■香綾しずるさんのコメント
 早花さんから取材のご連絡を頂いた時には「え、私ですか!?」と驚いたのを覚えています。宝塚歌劇団という華やかな世界から一変、舞台とは駆け離れたベトナムへ。そして外国人技能実習生に関わる仕事に就くとは私自身も想像していませんでした。なぜそんなことになったのか……この本をお手にとって頂ければ一発で分かります! 早花さんにあれや、これやとお話しした事が、それはそれはわかりやすく、且つユーモア溢れる濃い内容となっています。早花さん! ブラボー!! 皆様、ぜひお買い求め頂き元タカラジジェンヌ9名の退団後の人生をご覧ください。

 
■本書に収録される9名は、以下の方々です。(敬称略)
・早霧せいな(元雪組トップスター。現在は俳優)
・仙名彩世(元花組トップ娘役。現在は俳優)
・香綾しずる(元雪組男役スター。ベトナムの日本語学校に勤務後、技能実習生育成支援を)
・鳳真由(元花組男役スター。国際医療福祉大学に進学、医療の道へ)
・風馬翔(元宙組男役スター。振付助手として歌劇団に戻る)
・美城れん(元男役・専科生。ハワイ島へ移住)
・煌月爽矢(元月組男役スター。単身台湾に移住、現地でファッションモデルに)
・夢乃聖夏(元雪組男役スター。結婚・出産、3児の母に。福岡で子育て中)
・咲妃みゆ(元雪組トップ娘役。現在は俳優)


■刊行にあたり、早花さんからのコメント
 9人の元タカラジェンヌの方々の言葉に心揺さぶられ、背中を押されながら書かせていただきました。自分自身と、とことん向き合い、高みをめざして歩み続けるその姿は本当に素晴らしく、取材のたびに、いつも密かに感動していました。そんな彼女たちの「物語」は、宝塚がお好きな方はもちろん、まったくご存知ない方も、笑顔になっていただけるものだと思っています。ぜひお手にとっていただけましたら、幸いです。

 

■タカラジェンヌのライフシフト
 宝塚を目指すという夢は、「極めて限定的だ」と早花さんは言います。タカラジェンヌになるためには、宝塚音楽学校に入学するしか道がないからです。また、多くのタカラジェンヌが20代後半から30代前半で退団していくわけで、人生100年時代と言われる今、退団後を考えると、かなりリスクの高い「職業」でもあります。
 ですが、だからこそ、他の仕事では得られない経験や技術が、彼女たちを圧倒的に輝かせ、人間として強く魅力的に成長させていくのです。
 本書の「はじめに」で早花さんはこう書いています。
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 宝塚という世界で生き抜いた人たち。めまぐるしいスケジュールの中、孤独や嫉妬と向き合い続ける「タカラジェンヌ」を仕事としながら、現実の中で観客に夢を見せ続けたその精神、技術、器の大きさは計り知れない。
 かつて舞台に懸けた思い、これまでの歩み、自分と他者との向き合い方。卒業した方々が、宝塚で培ったものとは何か。
 元タカラジェンヌ見習いである私の、これからの歩みを照らし、叱りつけ、笑い飛ばしてくださる、そんな言葉をもっと聴きたい。

 宝塚を卒業した私を待っているのは、どんな現実なのだろう。
 18年もひとつのことにだけ目を向けていた、正統派「井の中の蛙」である。
 不安でいっぱいのこの世間知らずには、挑戦を続ける元タカラジェンヌの先輩方の頼もしい背中が、光り輝いて見えるのだ。
(『すみれの花、また咲く頃 タカラジェンヌのセカンドキャリア』はじめにより)
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 変化が激しく落ち着かない今の時代だからこそ、元タカラジェンヌの方々の、自分のキャリアを自分自身で切り拓いていく力と魅力は、多くの方々の心を動かすものであると思っています。


■『すみれの花、また咲く頃 タカラジェンヌのセカンドキャリア』目次
はじめに 私、元タカラジェンヌ見習いです

早霧せいな 「元宝塚」の肩書から逃げない
仙名彩世  「なにができるか」を探し続ける
香綾しずる  海外で人の役に立つ仕事をしたい
鳳真由  宝塚から医療大学へ
風馬翔  この人生で、踊りを愛し抜きたい
美城れん  “宝塚のおじさん”を極めて
中原由貴(煌月爽矢)  台湾での新たな挑戦
夢乃聖夏  パワフル母ちゃん、おなかいっぱいの幸せ
咲妃みゆ  自分自身でいるよりも、「誰か」を演じていたい

おわりに 強く、脆く……


■本書の試し読みはこちらから
・はじめに  https://kangaeruhito.jp/article/57525
・早霧せいなさん(前編)  https://kangaeruhito.jp/article/59676
・美城れんさん(前編)https://kangaeruhito.jp/article/293160
・煌月爽矢さん(前編)https://kangaeruhito.jp/article/553950
・夢乃聖夏さん(前編) https://kangaeruhito.jp/article/661338
・咲妃みゆさん(前編) https://kangaeruhito.jp/article/701808


■書籍内容
 宝塚という夢の世界と、その後の人生。元宝塚雪組の著者が徹底取材、涙と希望のノンフィクション!
 早霧せいな、仙名彩世、香綾しずる、鳳真由、風馬翔、美城れん、煌月爽矢、夢乃聖夏、咲妃みゆ。トップスターから専科生まで9名の、現役時代の喜びと葛藤を、同じ時代に切磋琢磨した著者だからこそ聞き出せた裏話とともに描き出す。卒業後の彼女たちの新たな挑戦にも迫り、大反響を呼んだインタビュー連載、待望の書籍化!


■著者紹介:早花まこ(さはな・まこ)
 元宝塚歌劇団娘役。2002年に入団し、2020年の退団まで雪組に所属した。劇団の機関誌「歌劇」のコーナー執筆を8年にわたって務め、鋭くも愛のある観察眼と豊かな文章表現でファンの人気を集めた。
【BookBangで「ザ・ブックレビュー 宝塚の本箱」を連載中。】https://www.bookbang.jp/takarabako/
【note】 https://note.com/maco_sahana


■書籍データ
【タイトル】すみれの花、また咲く頃 タカラジェンヌのセカンドキャリア
【著者名】早花まこ
【発売日】2023年3月1日
【造本】四六判ソフトカバー
【本体定価】1650円(税込)
【ISBN】https://kangaeruhito.jp/articlecat/ex_takaraduka
【URL】978-4-10-354921-5

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会社概要

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業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区矢来町71
電話番号
03-3266-5220
代表者名
佐藤隆信
上場
未上場
資本金
8000万円
設立
1896年07月