TIS、ローコード開発基盤「OutSystems」活用の支援サービスを開始

企業のDXを強力にサポートするエンタープライズ向けローコード開発をトータルに支援

TISインテックグループ

TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長:桑野 徹、以下:TIS)は、最小限のコーディングでアプリケーション開発が可能なローコード開発基盤※1製品「OutSystems」を、エンタープライズで活用するための「OutSystems導入支援サービス」を開始することを発表します。

※1:ローコード開発とは、ソフトウェア開発を高速化するために最小限のソースコードで開発する手法。ローコード開発基盤は、コードを書かずにプログラミング可能なGUI開発、ワンステップのデプロイメント、アプリケーション保守運用管理をサポートする統合開発基盤であり、ユーザーインターフェース(UI)やビジネスロジック、データサービス開発まで幅広くサポートしている。
「OutSystems」は、コーディングなしで、カスタムアプリケーションを素早く作成して動かすことができる「ローコード開発基盤」といわれる製品群のリーダーポジションにある製品です。
「ローコード開発基盤」は、開発期間の大幅短縮に加えて、企業において利用の実態や存在が確認できないシャドーITの撲滅やシステムの乱立を解消する有用な手段として注目が高まっており、またアフターコロナ下のデジタルトランスフォーメーション(DX)実現においても期待されています。

 「OutSystems導入支援サービス」では、TISのSIerとしてのシステム構想からプロジェクト実行までのトータルなプロジェクトマネジメント力に、「OutSystems」の高い生産性・先進性を組み合わせ、エンタープライズ企業のTCO最適化と、攻めのIT投資へのシフトを支援します。

< 「OutSystems導入支援サービス」による高速開発イメージ >

TISでは、「OutSystems導入支援サービス」に加えて、今後3年間で「OutSystems」をベースに昨今キーワードとなっているアフターマーケット戦略や物流現場改革に寄与する業種特化型のサービスをラインナップしていきます。

■背景
急速な市場の変化とビジネスモデル変革を促す革新的技術が登場し、企業の競争力維持が求められるなか、戦略的投資を加速させデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現することが急務となっています。

そこで、次世代のシステム基盤として従来の開発手法に対して圧倒的な生産性を持ち、かつITの高度利用を実現する最新技術(各種AIやモバイル等)を取り込みやすい「ローコード開発基盤」が注目されています。

しかし「ローコード開発基盤」は“全てを解決できる魔法の杖”ではありません。
プロジェクト、構築システム、ローコード開発基盤、それぞれの特質を深く把握し、適切にプロジェクトのアプローチ、マネジメント方針に反映しないと、プロジェクトがとん挫、うまく効果を導出できないという結果を招きます。

 TISでは長年SIerとして培ってきたエンタープライズ向けシステム導入のノウハウと、確かな「OutSystems」の構築経験からプロジェクトのタイプ別のベストプラクティスをテンプレート化し、これをベースとした計画立案から運用保守までトータルに支援する「OutSystems導入支援サービス」を提供します。

■「OutSystems導入支援サービス」の概要
本サービスは、「OutSystems」を導入するお客様に対して計画立案から運用保守、およびコンサルティングまで全方位でカバーするサービスです。現行踏襲型のシステム刷新からアジャイルによる新たなシステムの構築まで、様々なシステム開発パターンに対応可能です。
また各メニューにおける内容については、要件に応じて柔軟にカスタマイズ可能です。

 <サービスメニュー>

 

 

サービス サービス内容例
プランニング        OutSystems導入/展開プロジェクト計画立案の支援
・システム構想化支援
・プロジェクト基本方針
・プロジェクト実行計画
・プロジェクト管理/運営方法
PoC システム化要件の実現性や生産性の検証
・検証観点/方式の検討支援
・プロトタイプ構築・評価レポート
コンサルティング         OutSystems開発におけるテクニカルコンサルティング
・技術検証/実行処理方式の確立
・開発標準整備・開発支援
システム構築 OutSystemsによるシステム開発の実施
・Agile/Waterfallによるシステム開発
・モバイルアプリケーション開発・新規/再構築/マイグレーション開発
アウトソーシング 継続的な改善を前提とした運用保守サービス
・運用保守計画作成支援
・KPI/SAL設定と、それに基づく計画的な運用保守の遂行・システム仕様の透明性や、システム全体の最適化の維持管理

 

<提供価格>
・要件により個別見積

 <「OutSystems」の特長>
「OutSystems」の特長は以下です。

・モデル駆動型開発
視覚的に理解できるモデルを用いてプログラミングし、ワンクリックでコード自動生成&デプロイ。実際に動くカスタムアプリケーションを素早く作成。

 ・アジャイルを加速させる即時レビュー
実際の画面を操作しながら任意の場所に電子付箋を添付可能。開発者はリアルタイムに指摘を検知し、画面上で内容を確認可能。

・統合環境
環境管理、バージョン管理、自動デプロイ、死活監視、稼働状況管理など管理ツールを一括提供。開発だけでなく保守工程における効率化も支援。

・デザインの柔軟性
ダッシュボート~業務システムまで、制限のない自由なデザインが可能。また、レスポンシウェブに対応したグリッドの画面設計機能により、複雑なCSSを使用せずにレイアウトを設計可能。

・モバイルアプリケーション構築における優位性
ネイティブ機能対応のハイブリッドアプリケーションの作成に加え、完全なモバイルネイティブアプリケーションの開発も可能。さらに、クロスプラットフォーム/複数フォームファクタへの対応や、1クリックでのパッケージ化機能など、エンタープライズなモバイル要件にも対応。

「OutSystems導入支援サービス」の詳細は以下URLをご参照ください。
https://www.tis.jp/service_solution/outsystems/

 

■「Outsystems」について
「OutSystems」はシステム開発に関わる設計開発及び運用保守の各工程を自動化することで、短期間・低コストでシステム開発の全ライフサイクルをサポートする開発基盤です。また、設計後すぐに動くアプリケーションを確認できる仕様となっているため、クライアントの要望をリアルタイムに確認し「ソースコードをさわらずに」一緒にシステムを作り上げることが可能です。そのため、プロジェクトに関わる技術者は、クライアントに提供する最適なソリューションを「形にする」という上流工程の業務に注力することができます。
詳細は以下URLをご参照ください。
https://www.outsystems.com/ja-jp/

 

TIS株式会社について(https://www.tis.co.jp/
TISインテックグループのTISは、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型のITソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で3000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。

TISインテックグループについて
TISインテックグループはグループ社員約2万人が一体となって、強みを活かし、国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客様のビジネスを支えるITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして、未来の景色に鮮やかな彩りをつけていきます。

※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。

◆本件に関するお問い合わせ先
TIS株式会社 インダストリー事業統括本部 産業公共事業本部
産業ビジネス第3事業部 OutSystemsソリューションチーム
TEL:03-5337-6294 E-mail:outsystems_sol@ml.tis.co.jp

 

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会社概要

TIS株式会社

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URL
https://www.tis.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー
電話番号
050-1702-4071
代表者名
岡本安史
上場
東証プライム
資本金
100億円
設立
1971年04月