オプト、クッキーレス時代に備えたGoogle「拡張コンバージョン API」を統合データ活用プラットフォーム『ONE's Data』にて本格提供開始

「デジタルで、この国の新しい基本をつくる。」をミッションに掲げ、顧客の事業成長に伴走する株式会社オプト(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 CEO:栗本 聖也、以下、オプト)は、本年10月25日(月)より、提供する統合データ活用プラットフォーム「ONE's Data(ワンズデータ)」において、Google社が提供する「拡張コンバージョンAPI(※1)」への対応を開始いたしました。

■「拡張コンバージョンAPI」とは
世界的なプライバシー保護の潮流により、デジタルマーケティングにおけるCookie規制が強化されています。企業やプラットフォーマーはユーザーのプライバシーを保護しつつ適切なマーケティング活動を行う必要があり、マーケティング手法の見直しが求められています。こうした背景からGoogle社は、ユーザーのプライバシーを保護し、適切に許諾を得たファーストパーティデータ(※2)をマーケティング活動に有効活用するためのソリューション「拡張コンバージョンAPI」をリリースしています。拡張コンバージョンAPIの実施により、ファーストパーティデータを用いたユーザー情報が加わり、広告成果の最適化や、配信精度の向上などが期待できます。またユーザーにとっても、興味関心に合わせた広告を受け取ることができるほか、何度も同じ広告が配信される煩わしさの削減が見込まれています。

※1  拡張コンバージョンAPI
情報をサーバーサイド経由で送信するため、Google社が提供するAPI(アプリケーションをプログラミングするためのインターフェース)。ウェブのピクセル等でデータ通信を行っていた最適化データを、サーバーを経由して送信するため、プライバシーをより考慮したデータ活用が可能となります。また、サイトで発火するタグの数が減ることにより、ユーザーへ適切なブラウザ環境を提供することができます。

※2 ファーストパーティデータ
企業が自社の顧客やウェブサイト訪問者に関して収集した情報のこと。 顧客のウェブサイト訪問数、閲覧履歴、購入履歴などを指します。

■ONE’s Dataが「拡張コンバージョンAPI」に対応した背景

デジタルマーケティングの推進において、ユーザーのプライバシーを適切に保護し、データ活用目的の透明性を高めていくことは、弊社の重要なミッションと捉えています。こういった観点において、Google社提供の拡張コンバージョンAPIは時流を捉えた有効なソリューションであると考え、『ONE's Data』において拡張コンバージョンAPIの対応を開始いたしました。

■ONE’s Dataで「拡張コンバージョンAPI」を導入するメリットと実現できること

① 計測データ量を増やし、広告成果を最適化することができる
広告成果の最適化や配信精度の向上のためには、機械学習材料となるユーザーデータの量をしっかりと担保することが重要です。しかし、プライバシー保護の観点からCookie規制を強化しており、計測データ量が減少している状況です。拡張コンバージョンAPIに対応すると、ユーザーから許諾を得たデータを、プライバシーを保護したうえでプラットフォーマーに送信することが可能となり、計測データ量が増加します。そのため、計測品質が高まることに加え、コンバージョンの増加や配信精度の向上が期待できます。

② 素早く、簡単に、低価格で対応できる
拡張コンバージョンAPIを導入する際、Google社の規定上、コンバージョンページにユーザー情報が出力されている必要があります。もし出力が無い場合は、サイト改修等、多くの作業工数を要する可能性があります。ONE's Dataで導入いただく際には、許諾済みのユーザーデータがコンバージョンページ以外(入力フォーム後の確認ページ等)に出力されていれば、すぐに拡張コンバージョンAPIを導入することが可能です。また、Google社の仕様を理解したテクニカル専門組織のコンサルティングサービスも合わせてご提供いたします。

③ Google社以外のプラットフォーマーの仕様変更にも対応できる
ユーザーから許諾をいただいたONE's Dataに蓄積したデータは、プラットフォーマーごとの規定に合わせて成型すれば、他プラットフォーマーのサーバーサイドAPI(※3)へも送信可能です。Google社含め、他プラットフォーマーにおいても、サーバーサイドAPIの仕様はアップデートが多く、導入後も変更の度に追加作業が発生する可能性があります。本来であれば、アップデートのたびに自社でAPI接続の開発を行っていただく必要がありますが、ONE's Dataは常にプラットフォーマーと連携しAPI接続開発のアップデートを行っているため、ONE's Dataをハブとして利用いただくことで、追加作業が発生しなくなります。

※3 サーバーサイドAPI 
ウェブのピクセル等でデータ通信を行っていた最適化データを、サーバーを経由して送信する技術。本技術により、プライバシーをより考慮したデータ活用が可能となります。また、サイトで発火するタグの数が減ることにより、ユーザーへ適切なブラウザ環境を提供することができます。

■「拡張コンバージョンAPI」対応の流れ
① ONE’s Dataご導入
② ONE’s Dataタグの設置(サイトより拡張コンバージョンAPIに必要なデータをハッシュ化して取得)
③ ONE’s DataよりGoogle社へAPIを通じてデータ送信
①~③まで、Google社の仕様を理解したテクニカル専門組織のコンサルタントがサポートいたします。
オプトは、今後もユーザーのプライバシーを適切に保護し、デジタルマーケティング活動を推進していくためのデータソリューションの提供を通じ、ポストCookie時代に向けた企業のマーケティング活動の支援に努めてまいります。

■ONE's Data(ワンズデータ)とは
Google Cloud PlatformのBigQueryを最大活用した、データ活用プラットフォーム。ウェブやアプリでのユーザー行動を独自で開発したタグや各社計測パートナーと連携して計測可能にするとともに、各社の所有するデータプラットフォームや基幹システムのデーターベースと接合し、企業が保持するファーストパーティデータ(企業が自社で蓄積したユーザーデータのこと)のサイロ化を解決いたします。広告プラットフォーマーのサーバーサイドAPIに広く対応しており、蓄積、分析、施策活用まで一元管理いたします。
(詳細)https://onesdata.com/

【株式会社オプトについて】
オプトは、ミッションステートメントに「デジタルで、この国の新しい基本をつくる。」を掲げ、広告事業を通じ、持続的な成長を志す企業に伴走し、ビジネスを革新させ、新しい価値を創造する企業です。一人ひとりが「誠実な野心家であれ。」という理想の姿を追求し、ヒトと社会を豊かにする成長エンジンとなり、FAT(フェアネス:公平性、アカウンタビリティ:説明責任、トランスペアレンシー:透明性)をテーマに、従来の慣習に囚われることなく、広告事業を通して、生活者やお客様起点で心地よい体験を提供してまいります。

■会社概要
設立年月:2015年4月1日
資本金:1億円 (2020年 12月末現在)
代表者名:代表取締役社長 CEO 栗本 聖也 
本社所在地:東京都千代田区四番町6番 東急番町ビル
事業内容:広告事業 
URL:http://www.opt.ne.jp

 

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

URL
https://digital-holdings.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区四番町6 東急番町ビル
電話番号
03-5745-3624
代表者名
野内 敦
上場
東証プライム
資本金
82億1200万円
設立
1994年03月