TIS、「Windows Virtual Desktop」の取り扱いを開始

「仮想デスクトップ導入・運用サービス」のパブリックDaaSのラインナップに新たな選択肢を追加

TISインテックグループ

TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長:桑野 徹、以下:TIS)は、企業のテレワーク推進やクライアント運用負荷の改善を支援する「仮想デスクトップ導入・運用サービス」のラインナップに、日本マイクロソフト株式会社が提供する仮想デスクトップ環境「Windows Virtual Desktop」を追加したことを発表します。
「仮想デスクトップ導入・運用サービス」は、オンプレミス/クラウド環境を問わないマルチプラットフォームでの仮想デスクトップの構築・運用を提供するサービスです。特長としては、ユーザの様々な導入目的に応じて、幅広い製品ポートフォリオから仮想デスクトップを選択できる点で、今回そのラインナップの1つとして新たに「Windows Virtual Desktop」を追加しました。

<「仮想デスクトップ導入・運用サービス」の製品ポートフォリオ>

TISでは、テレワーク推進やクライアント運用負荷の改善のニーズを持つエンタープライズ企業向けに「Windows Virtual Desktop」を提供していき、2025年までに20社へのサービス提供を目指します。

■背景
少子高齢化による労働力不足、介護や子育てなどにより多様な働き方が求められている昨今、ワークスタイル変革とBCP対策の両立を目的としたテレワーク環境の整備を検討する企業が増えています。その中でも新型コロナウィルス感染拡大への懸念などの一時的な利用ニーズに対応して、柔軟に利用規模を拡張・縮小できるクラウド型の仮想デスクトップ基盤が求められています。
一方で、「Windows7」の無償延長サポートサービスの終了を契機に、テレワーク環境整備に併せた「Windows10」への移行が検討されていますが、移行には数々の仕様変更を伴うため、アプリケーションの動作確認に十分な検証期間を確保できないなどの課題がありました。

 そこでTISでは、「Microsoft Azure」上で柔軟に運用ができ、「Windows7」の無償延長サポートが提供される「Windows Virtual Desktop」を「仮想デスクトップ導入・運用サービス」のラインナップに追加します。

■「Windows Virtual Desktop」の概要と特長
「Windows Virtual Desktop」は、日本マイクロソフトが提供するクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」上で提供されるDaaS(Desktop as a Service)※1で、以下のメリットがあります。

・「Microsoft Azure」上でリソース拡張が容易なため、スモールスタートが可能
・「Windows 7」の3年間延長サポートプログラムを無償で利用可能
・「Windows 10」でマルチセッションをサポートしている唯一のサービスで、リソースの共用により大幅なコストカットが可能
・特定のマイクロソフトライセンスを保有していれば、ソフトウェアにかかるコストは不要

※1:DaaSは、コンピュータのデスクトップ操作画面を、ネットワークを通じて遠隔の端末へ提供するサービス。利用者ごとにフル機能のコンピュータ一式を揃えなくても簡易な端末などを通じてデスクトップ環境を利用できる。

■TIS「仮想デスクトップ導入・運用サービス」の概要と特長
TISの「仮想デスクトップ導入・運用サービス」は、導入前から導入後までで以下のようなサービスメニューを提供しています。
 
<「仮想デスクトップ導入・運用サービス」のサービスメニュー>

○コンサルティングサービス
現行クライアント環境の課題明確化からVDI・DaaS導入におけるグランドデザイン策定まで、導入検討の上流工程をコンサルティングサービスとして支援します。また、製品毎に最小30万円からのPoC(概念実証)サービスも提供します。

○仮想デスクトップ導入サービス
様々なベンダーとのパートナー契約による幅広い製品ポートフォリオで、メーカに縛られない客観的な視点での仮想デスクトップソリューションの提案と導入が可能です。提供価格は個別見積となります。

○オプション構築サービス
仮想デスクトップの導入に併せ、OA環境全体の見直しをオプションとして支援します。Active Directoryサーバ・ファイルサーバなどの周辺環境の構築や、多要素認証などのセキュリティ対策の導入など、要望に合わせた幅広いOA環境の提案が可能です。提供価格は個別見積となります。

○エンタープライズ・クラウド運用サービス for VDI
仮想デスクトップの問い合わせ対応、保守作業、障害時対応などの日々の運用作業を一元的にTISにアウトソースすることが可能です。24時間365日でのサポート対応で、高いサービスレベルでの運用にも対応します。運用メニューは定常作業(基本)と依頼対応(個別)に分けて、自由にカスタマイズできる点も特長です。TIS標準の運用メニューは、月額30万から提供可能です。

○エンタープライズ・セキュリティ運用サービス
脅威情報の収集・解析からインシデント発生時の対応まで、セキュリティ運用業務を一元的にTISにアウトソースすることが可能です。提供価格は個別見積となります。

「仮想デスクトップ導入・運用サービス」の詳細は、以下URLをご参照下さい。
https://www.tis.jp/service_solution/virtualdesktop/

【日本マイクロソフト株式会社 エンドースメント】

「日本マイクロソフトは、TISによる「Windows Virtual Desktop」の取り扱い開始を心より歓迎いたします。「Windows Virtual Desktop」は、「Microsoft Azure」のクラウドサービスとして「Microsoft Azure」のクラウドコンソールから容易に展開でき、仮想デスクトップのスモールスタートが可能です。また他の仮想デスクトップソリューションとの組み合わせにより、お客様のニーズに応じた柔軟な運用も可能です。今回のサービスによって、お客様の事業生産性の向上とより柔軟な働き方が促進されることを期待しております。今後も日本マイクロソフトは、TISとの強力なパートナーシップを通じて、お客様のデジタルトランスフォーメーションの推進に貢献してまいります」
日本マイクロソフト株式会社
パートナー事業本部 パートナービジネス統括本部
統括本部長 安藤 浩


TIS株式会社について(http://www.tis.co.jp/
TISインテックグループの TIS は、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型の IT ソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN 地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で 3000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。

 TISインテックグループについて
TISインテックグループはグループ社員約2万人が一体となって、強みを活かし、国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客様のビジネスを支えるITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして、未来の景色に鮮やかな彩りをつけていきます。

※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。

◆本件に関するお問い合わせ先
TIS株式会社 サービス事業統括本部 プラットフォームサービスビジネスユニット
プラットフォームサービス営業部 担当窓口  E-mail:ps-info@ml.tis.co.jp

 

 

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会社概要

TIS株式会社

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URL
https://www.tis.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー
電話番号
050-1702-4071
代表者名
岡本安史
上場
東証プライム
資本金
100億円
設立
1971年04月