親子45名が参加!楽しく学んで耐災力アップ!「子どもと学ぶ在宅避難!おうちのサバイバル体験」

<3月26日 イベント開催レポート>在宅避難クエストや非常用トイレ、常温保存食ランチ試食

株式会社オープンハウスグループ(本社 東京都千代田区、代表取締役社長 荒井正昭、以下「当社」)は、当社が取り組む「耐災力」(たいさいりょく)向上の取り組みにおける在宅避難啓蒙のイベントとして、春休み中の3月26日(水)に親子で学ぶ体験型イベント「子どもと学ぶ在宅避難!おうちのサバイバル体験」を開催し、当初の予定を大きく上回る20組45名の親子連れにご参加いただきました。

本イベントは、当社と一般社団法人デイリーストックアクション(本社 東京都世田谷区、代表理事 池上紗織、以下「DSA」)が共催し、株式会社紀文食品、株式会社クラダシ、ソフトバンク株式会社、VALX株式会社(五十音順)にご協力いただきました。

3月26日(水)に行われたイベント、楽しく学んで耐災力アップ!「子どもと学ぶ在宅避難!おうちのサバイバル体験」

「『耐災力』(=大きな災害が起こった際に命を守る力)を鍛える」をテーマに掲げた本イベントでは、今からできるおうちの備え(事前防災)や、日常のくらしに無理なく取り入れられる防災訓練(見えない防災)、常備常食(ローリングストック)など、災害時の生活に耐えるための知識を、親子で体験しながら楽しく学んでいただきました。耐災力を鍛えることで、いざ大きな災害が起きた時の自分と家族の命を守る力が向上します。また災害時にご自宅に危険がなく、在宅避難が可能なご家庭がご自宅での耐災力を高めておくことで、本当に助けが必要な人に政府や自治体の力を集中させることができ、結果として街全体のレジリエンス向上にも貢献します。そこで今回は耐災力と在宅避難を親子で参加できる体験型のイベントを通じ、楽しく学んでいただこうと実施しました。

参加した20組の親子に実施したアンケートでは満足度100%で、耐災力を鍛える最初の一歩を踏み出すことができた様子です。自由回答でも、「体験型・経験できるイベントだったのが良かった」「このような子どもを連れて楽しく学べるイベントが少ないので、ぜひまた参加したい」「今からできることをすぐに取り組みたい」「自宅で避難できる状態に準備を始めたい」など多くの嬉しい声をいただきました。

<イベントの様子>

1部: おうちで今からできる防災・減災について学ぼう!

イベントの最初はみんなで座って耐災力に必要なことについて学びました。地震と避難について簡単に説明した後、ソフトバンクの提供する 「スマホ避難シミュレーション」の地震編で、いざ地震が起きたときに避難所に逃げる場合正しい行動を選択できるか、クイズに答えていただきながら学んでいただきました。

次に、耐災力向上のために覚えて帰って実践していただきたいキーワードとして3つ「セーフティーゾーン」「在宅避難」「ローリングストック」を挙げ、なぜ在宅避難の準備が必要か、なぜ耐災力を鍛えなければいけないか、セーフティーゾーンって何?、などを簡単にお話ししました。

続いて、DSA代表の池上さんより、一般家庭における在宅避難時の暮らしに欠かせない食について備蓄とローリングストックの重要性や必要性、常温保存食品の選び方のコツなどをお話しいただきました。

参加者に3つのキーワードについて、知っているかもしくはすでに実践しているかを聞いたところ、在宅避難やセーフティーゾーンについてはほぼ全員が知らず、ローリングストックについても聞いたことはあるがやっていないという人がほとんどで、2部の体験に向けての良い予備知識になったようです。

おうちで今からできる防災・減災について学ぼう!
スマホ避難シミュレーション
在宅避難とローリングストックについて

2部:耐災力を鍛えよう!在宅避難 サバイバル・クイズクエスト

座学のあとは「耐災力を鍛えよう!在宅避難 サバイバル・クイズクエスト」と題した体験パートへ。参加者を3グループに分け、3つのブースを回っていただきました。

ブースA: セーフティーゾーンと防災グッズ置き場所のコツ

セーフティーゾーンとは地震で大きな揺れがあったとき何かが落ちてきたり倒れてきたりしない安全な場所のことです。1部で知ったセーフティーゾーンについて部屋の中のどこがセーフティーゾーンなのかを当てていただくクイズを行いました。部屋の中にいくつかあるクマのぬいぐるみで「安全なところはどこでしょうか?」という質問に対して、家族で相談したり、元気に手を挙げて答えるなど盛り上がりました。また今からできるセーフティーゾーンづくりのコツとして、背の高い家具にはつっかえ棒を設置し転倒を防ぐこと、食器棚や本棚の飛び出し防止対策、机が横滑りしないように足に滑り止めを貼る、などを紹介しました。また小さなお子様には大きく揺れたらセーフティーゾーンに逃げて動かないと決めておくことも大切というお話しをしました。

また意外に知らない防災グッズ置き場のコツとして、関連する場所に置いておく、いざというときに本能で向かう場所に置く、というお話をしました。例えば、地震による停電を想定した場合、懐中電灯を置くのは、リビングなら電気スイッチのある場所、寝ているときにすぐ手が届くベッドの脇、などです。

参加者は、熱心にメモを取ったり、「家に帰ってどこにセーフティーゾーンを作るか、どこに防災グッズを置くか探してみます!」というお声もいただきました。

サバイバル・クイズクエスト「セーフティーゾーンと防災グッズ置き場所のコツ」
セーフティーゾーンについて
意外に知らない防災グッズ置き場のコツ

ブースB: これ全部常温保存食品!お手軽で満足なおうちごはん

ショールームのキッチンスペースに展示されたランチセット。「実はこれ、すべて常温保存が可能な商品だけで作ったんです」。そうDSAの池上さんが説明すると、参加者からは「信じられない!」という感嘆の声が上がりました。備蓄食品というと、賞味期限5年など超長期保存の食品や普段食べない食品が第一想起で挙がるひとが多いと思います。だからこその驚きの声だと感じました。大規模かつ超長期の備えは国や各自治体が行ってくれる一方で、一般の家庭に必要な食品の備蓄方法は、ローリングストックです。ローリングストックは、購買と消費を回していく方法です。DSAでは、そのローリングのスパンを短くし、普段の食事で利用できる常温保存食品を、1週間の在宅避難生活に耐えられる備蓄をしておき、普段の食事で利用しながら、消費した分を買い足す常備常食のデイリーストックを推奨しています。賞味期限が3か月から1年程度でも一般家庭では十分な備蓄食品。好きな食品を知ることで「食べたくなる」からこそ賞味期限を切らすことなく、うまく備蓄することができます。

この常温保存可能な食品のローリングストックは冷蔵庫のスペースをとらないのもポイントですが、もっと大きなポイントは「普段の生活に備蓄できる食品を取り入れる」ことによるメリットです。災害時は非日常であるがゆえにストレスもたまります。その状況下において食は精神的な影響面でも重要な要素です。普段食べ慣れているものを口にできることが、精神的な負担を軽減することにもなるのです。さらに子供は、普段食べないものは災害時でも食べず、体力的にも問題が出ることがあります。つまりローリングストックでいろいろな常温保存食品を日常に取り入れることで、自分はもちろん子供の備蓄食品の好き嫌いを把握することができるという防災訓練、いわゆる「見えない防災」にもつながるのです。

参加した親子は提供された試食を食べながら、「常温保存の食品って避けていたけどおいしい!これなら取り入れられる!」「意外なものが常温保存できると知ってびっくりした」「同じ保存食でも日常に使えるならぜひ買っておきたい!帰りにスーパーに寄って見てみます!」といった声が多く聞こえました。

<提供メニュー>

・フリーズドライ味噌汁を豆乳で溶いたスープ

・煮込みハンバーグ(内野家)

・サバの煮つけ(内野家)

・パックごはん

・おでん(紀文食品)

・フリーズドライ味噌

サバイバル・クイズクエスト「これ全部常温保存食品!お手軽で満足なおうちごはん」
常温保存食品だけで作ったお手軽で満足なおうちごはん
ローリングストックと耐災力について

ブースC: 在宅避難用セット紹介 & 防災トイレを設置してみよう!

避難用セットというものは以前からありましたが、政府・自治体の在宅避難推奨の中で最近は「在宅避難用セット」というものも発売されています。そこでクラダシが発売している「備えてKuradashi」を参考に在宅避難には最低限どんな防災グッズが必要なのか、なぜそれが必要なのか、をDSA共同代表の梅沢さんよりお話しいただきました。家の中でブルーシートや軍手、電池式のスマホ充電器が必要な理由を聞くと、目からうろこだったようで、「へぇ」と大きくうなずいていました。

そして備蓄しておきたいものでも上位に入る非常用トイレを、実際にトイレに設置してみる体験も行いました。最近のニュースを見て非常用トイレを買ったという人は多かったものの、実際に設置したことがある人、なぜトイレを無理やり流してはいけないのか、非常用トイレが必要なのかまでは知らない人がほとんどで、理由をお話しすると「なるほど!」と納得されていらっしゃいました。また実際に設置してみると正しくつけられない人が多く、ある参加者は「きっと使おうと思う時はすでにトイレに行きたいときなので、この感じだと(設置が間に合わなくて)アウトでした!」と話していました。災害用トイレも様々なパターンがあるので、買って安心、ではなく設置方法や利用方法を分かっておくことが重要だと知っていただけました。

サバイバル・クイズクエスト「在宅避難用セット紹介 & 防災トイレを設置してみよう!」
在宅避難用セット紹介
防災トイレを設置してみよう

地震体験 & おうちの制震を体験! 展示スペースではプロテイン紹介も!

イベント終了後、希望者に地震体験をしていただきました。小さなお子様を抱えたお母様は、「子供を抱えていたら動くのは難しいかも」「すぐに子供に駆け寄れるかがわからない」といった感想を持たれていました。同じ機械で、家の揺れを吸収する制震ダンパーの有無による揺れの違いも体験していただくと、その違いに驚かれていました。現在の住まいの耐震基準や「耐震」「制震」「免振」の違いを知っておき、家の購入時や設計の際に指針にするのも備えとして大切です。実際、当社の注文住宅では、災害に関するオプションの受注数が増加しており、ご説明後の受注率がかなり高いものもあります。

また展示スペースでは、避難生活で不足しがちなたんぱく質を手軽に補える商品として、水で溶かせるプロテイン(VALX)を紹介しました。日々消費されるタンパク質は健康維持に必要であるのに加え、災害生活のストレス耐性にも影響があるということで注目されています。こちらも日常においしく取り入れつつ備蓄可能である点がメリットです。

地震体験 & おうちの制震を体験
展示スペースではプロテインを紹介

・オープンハウスの耐震性や耐久性について

URL:https://oh.openhouse-group.com/about/safety/

おみやげは3000円相当の防災&在宅避難啓蒙セット

ご参加いただいたお客様には3000円相当の防災と在宅避難啓蒙セットをお渡ししました。

セットにはご協力いただいた各社からの防災グッズもセットとしてお渡ししました。

1)DSA×オープンハウスグループ オリジナルコラボ冊子

  「耐災力のすゝめ  ~その備えは、家族を守る力になる」

2)常温保存の備蓄食品セット 3000円相当

 「煮込みハンバーグ(豆腐入り)」/ オリジナルソース×2個(内野家「uchipac」)

 「国産鶏サラダチキン」 /プレーン×1個、カレー×1個(内野家「uchipac」)

 「さばの煮つけ」×2個 (内野家「uchipac」)

 「料亭の味 フリーズドライつぶみそ」×1袋(マルコメ)

3)レトルトおでん(紀文食品)

4)ソフトバンク 携帯ゴミ袋入れ

<イベント開催概要>

イベント名:子どもと学ぶ在宅避難!おうちのサバイバル体験

日時 :2025年3月26日(水)14:00~15:30

会場 :オープンハウス・ディベロップメント 渋谷ショールーム

参加費:無料

参加人数:20組45名 

主催:一般社団法人デイリーストックアクション、株式会社オープンハウスグループ

協力:株式会社紀文食品、株式会社クラダシ、ソフトバンク株式会社、VALX株式会社(五十音順)

イベント開催の背景 「本気の事前防災」にはひとりひとりの耐災力向上が重要!

世界有数の地震発生国である日本において防災対策は必須です。地震調査研究推進本部地震調査委員会によると、30年以内に首都直下でM7レベルの地震が起きる確率は70%と発表されています。さらに南海トラフ地震に至っては、今年1月に確率を80%に引き上げられました。大地震はいつ起こってもおかしくない状況です。国政においても石破首相の肝いり施策として「本気の事前防災」のための組織である「防災庁」の2026年度の設置が目指されています。令和7年度予算においても、事前防災の徹底をはじめとする災害対応力の強化のため、当初予算から倍増し約146億円が組み込まれました。

一方で、大地震が起きた際、真っ先に避難所に逃げることが思い浮かびますが、実は都心では避難所が足りず、避難所難民化するというデータがあります。避難所生活における精神面・衛生面からも、都市部の自治体においては、自宅が危険な状況でない場合は「在宅避難」が推奨されています。

国の防災対策はもちろんですが、昨今の大地震・大災害においても災害関連死の割合が多いことを考えると、ひとりひとりの事前防災、いざという時の耐災力を鍛えておくことが、命を守ることにつながります。さらに妊婦さんや赤ちゃん・小さなお子様のいる家庭では特に入念な準備が求められます。ところが災害経験のない都心部の子育て世代において、まだまだ家庭には浸透しているとはいえず、その啓蒙は急務です。

当社グループは都心部の多くのエリアで物件供給棟数NO.1の評価を獲得しております(※1)。だからこそ、大きな災害が起こった際の在宅避難啓蒙や命を守る力である「耐災力」を鍛える取り組みは、当社グループが果たすべき重要な社会的責任と捉え、事前防災や在宅避難啓蒙など様々な活動を実施しております。今回は春休みというタイミングで、親子で体験しながら楽しく学べる、体験型のイベントを開催いたしました。

今後も本業である新築戸建てやマンションにおける防災対策は大前提として、耐災力向上の啓蒙活動を通じ、地域ひいては国の災害対策、レジリエンス向上に貢献できればと考えております。

一般社団法人デイリーストックアクションについて

2018年に一般社団法人日本ソイフードマイスター協会内で、家庭での食料備蓄推進を目的に活動する「デイリーストックアクション実行委員会」が発足。2023年に単独法人化(代表理事 池上紗織)。在宅避難時の食料備蓄対策に特化。また、大災害時のためだけでなく、日常の小さな災いにも役立つ食卓の整え方に着目。常温保存食品を活用したお手軽レシピを通じて、災害時対策も兼ねた日常生活に浸透する家庭での食料備蓄の在り方を啓蒙している。

DSA サイトURL:https://dailystockaction.com/

イベント協力各社(五十音順)

・株式会社紀文食品

  サイトURL:https://www.kibun.co.jp/

・株式会社クラダシ

  サイトURL:https://kuradashi.jp/

・ソフトバンク株式会社

  サイトURL:https://www.softbank.jp/corp/special/answer/

・VALX株式会社

  サイトURL:https://shop.valx.jp/

<脚注>

※1 株式会社不動産経済研究所作成「2021年・2022年・2023年全国分譲マンション売主グループ別供給戸数ランキング」より。対象は全国の新築分譲マンション(定期借地権マンション・首都圏以外の投資用ワンルームマンションを含む。)で、共同企業体(ジョイント・ベンチャー)の物件は総有効分譲面積を事業比率に応じて按分。

株式会社オープンハウスグループについて 

株式会社オープンハウス及び関係各社は、2022年1月より、株式会社オープンハウスグループを純粋持株会社とする持株会社体制に移行いたしました。グループの事業は、戸建関連事業、マンション事業、収益不動産事業、アメリカ不動産事業を中心に、住まいや暮らしに関連する各種サービスを展開し、地域につきましても、創業の首都圏に加え、名古屋圏、関西圏、福岡圏へと拡大、更に近年は、地域共創のための活動や、環境保全活動にも力をいれています。1997年の創業以来の主要事業である戸建事業では、土地の仕入から、建築、販売まで製販一体の体制を整え、便利な立地かつ手の届きやすい価格の住まいを提供しております。共働き世帯の増加により求められる職住近接した立地、多様化する働き方の中で新しいニーズに応える企画等、グループならではの連携をとった取組を進めてまいりました。これからも、当社グループは、より多くのお客様に選んでいただける住まいのご提供に努めてまいります。

株式会社オープンハウスグループ Web サイト URL:https://openhouse-group.co.jp/

株式会社オープンハウス Web サイト URL:https://oh.openhouse-group.com/

株式会社オープンハウス・ディベロップメント Webサイト URL:https://kdt.ohd.openhouse-group.com/

< 企業概要 >

 商号 株式会社オープンハウスグループ

 本社所在地 〒100-7020 東京都千代田区丸の内 2-7-2 JPタワー20階(総合受付)・21階

 創業 1997年 9月

 代表者 代表取締役社長 荒井 正昭

 資本金 201億5,690万円

 従業員数(連結)6,107名(2024年9月末時点)

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会社概要

URL
https://oh.openhouse-group.com/
業種
不動産業
本社所在地
東京都千代田区丸の内二丁目7番2号 JPタワー20F(総合受付)・21F
電話番号
03-6213-0775
代表者名
荒井 正昭
上場
東証プライム
資本金
201億5690万円
設立
1997年09月