エリアマネジメント活動での教育活動への取り組み 横浜市立箕輪小学校において「空飛ぶクルマ」の出張授業を実施
子どもたちが将来の夢や未来を考えるきっかけづくり・空飛ぶクルマの社会受容性向上に向けて
本プレスリリースのポイント
1.2024年11月に横浜市立箕輪小学校で、ANAホールディングスと協力し「空飛ぶクルマ」の出張授業を実施
2.2020年に分譲した大規模複合開発「プラウドシティ日吉」でのエリアマネジメント活動の取り組みの一環
3.子どもたちが将来の夢や未来を考えるきっかけづくり・空飛ぶクルマの社会受容性向上も企図
野村不動産株式会社(本社:東京都新宿区/代表取締役社長:松尾大作、以下「当社」)は、2024年11月14日に、横浜市立箕輪小学校(以下「箕輪小学校」)の5 年生36 名を対象に、次世代モビリティ「空飛ぶクルマ」をテーマとした出張授業を実施いたしました。
当社は2020 年に大規模複合開発「プラウドシティ日吉」を分譲し、エリアマネジメント運営団体「一般社団法人ACTO 日吉(以下「Be ACTO 日吉」)」とともに、シビックプライド醸成や地域活性化などを企図した、教育活動をはじめとするエリアマネジメント活動を行っています。また、当社は2023 年よりANAホールディングス(以下「ANAHD」)とJobyAviation 社と日本における「空飛ぶクルマ」の離着陸場開発に向けた共同検討を行っております。その一環として、この度、隣接する箕輪小学校の総合学習の授業において、子どもたちが自身の将来の夢や未来を考えるきっかけづくり・空飛ぶクルマの社会受容性向上を目的として、ANA ホールディングス株式会社(以下「ANAHD」)の協力を元に出張授業を実施しました。
引き続き、教育活動のみならず、エリアマネジメント活動を通じた地域活性化に寄与してまいります。
1. 箕輪小学校での「空飛ぶクルマ」出張授業の概要
箕輪小学校では、本年度5年生の総合学習の一環として、様々な仕事・キャリアについて地域の方や社会人から話を聞く授業を行っております。今回は5 年生・36 名の生徒に対し、当社及びANAHD の社員が「空飛ぶクルマ」をテーマとした出張授業を実施しました。本授業では、空飛ぶクルマについて、子供たちに深く理解をしていただくことで、将来の職業を考える際の一つのきっかけにしていただくとともに、今後空飛ぶクルマが普及し、街の中に溶け込む身近なモビリティとなっていくイメージを持っていただくことを目指しました。
当日は、空飛ぶクルマの仕組みや既存モビリティとの違い、普及によりどのように街が変わるのかなどを説明し、参加した生徒からは沢山の好意的なコメントや質問をいただきました。
2. Be ACTO 日吉のエリアマネジメント活動~コミュニティの輪を広げ、活動・暮らしが進化する取組み~
当社は、コミュニティの形成・活性化によって地域や街の価値を高める「エリアマネジメント活動」の一環として、地域住民の方々が主体となって活動する仕組み「Be ACTO」を支援・推進しています。具体的には、活動やイベントの拠点となる「場」、仲間づくりをお手伝いする「人」の提供などを通じて、地域活性化をサポートしています。
Be ACTO日吉は、当社が開発し分譲した「プラウドシティ日吉」を拠点とするエリアマネジメント運営団体です。2020年にマンション管理組合と当社で設立して以来、エリアマネジメント活動の一環として、敷地内の広場の利活用や様々なコミュニケーションスペースを活用したイベントの開催や住民同士の交流が起こる取組みを実施しています。
3. 当社の「空飛ぶクルマ」に関する取組みについて
当社では、空飛ぶクルマの早期の社会実装及び空飛ぶクルマを核とした新たな街づくりに向けた取組みを行っています。
2023 年10 月からは、東京都主催の「東京ベイeSGプロジェクト 令和5年度先行プロジェクト」にて、「空飛ぶクルマ用浮体式ポートを核とした、陸海空のマルチモーダルMaaS 実現に向けたシステムの構築及び運航実証」を推進しているほか、2023 年12 月には、ANAHD 及び空飛ぶクルマの機体開発を行うJoby Aviation, Inc. (以下Joby)と、空飛ぶクルマの離発着場開発に向けた共同検討に関する覚書を締結しています。
今後も、様々なパートナーと連携して空飛ぶクルマに関する取組みを進めることで、空飛ぶクルマの早期の社会実装に貢献し、新たなライフスタイルが実現できる次世代の街づくりにつなげるとともに、サステナビリティの向上や都市機能の強化等の社会課題の解決を図ってまいります。
<過去プレスリリース>
2023/10/30
「東京ベイeSGプロジェクト 令和5年度先行プロジェクト」において次世代モビリティ(空飛ぶクルマ用浮体式ポート・陸海空のマルチモーダル MaaS)の提案が採択
2023/12/8
ANA ホールディングス、Joby Aviation、野村不動産が空飛ぶクルマの離着陸場開発に向けた共同検討を開始
(参考)
■次世代モビリティ「空飛ぶクルマ」について
空飛ぶクルマとは、電動化、自動化、垂直離着陸を特徴とし、交通渋滞が深刻化する都市部での活用に加え、移動手段の確保が課題である離島や山間部での移動に関する利便性の向上、災害時の救急搬送での活用など、新しいサービスの展開や様々な社会課題の解決につながることが期待される次世代モビリティです。
日本においては、2025 年4 月から始まる2025 年日本国際博覧会(大阪・関西万博)での運航が想定され、2030 年前後の本格的な普及が見込まれています。
■大規模複合開発「プラウドシティ日吉」について
プラウドシティ日吉は当社グループが推進する、「住」「商」「健」「学」の4つの機能を集積させた大規模複合開発です。安心・快適にお住まいいただけるレジデンス棟3棟・総戸数 1,318 戸の分譲マンションであるプラウドシティ日吉レジデンス I~III を中心として、地域密着型商業施設 SOCOLA 日吉(運営中)、サービス付き高齢者向け住宅オウカス日吉(運営中)、街区内には横浜市立箕輪小学校も新設されています。また、エリアのコミュニティ形成を促進するグループ独自の取組みとして、レジデンス棟内のフロアなどを活用してコワーキング・コラーニング活動などの各種イベントやシェアキッチン・子どもの一時預かり、スタジオ、コミュニティカフェなどの運営を行う活動拠点を設けています。
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