ヤマハ 事業者向けアプリ『おもてなしガイド for Biz』で会場のユーザーだけに音声やテキストを配信できる「音声ガイド」機能の提供を開始

国際会議での通訳、スポーツイベントでの実況解説をリアルタイムに配信

ヤマハ株式会社

ヤマハ株式会社は、事業者向けに提供しているアプリ『おもてなしガイド for Biz』の新機能として、施設・会場内にいるユーザーのスマートフォンに通訳や実況解説などの音声を簡単にリアルタイム配信できる「音声ガイド」機能の提供を開始しました。また、3月中旬からはテキスト配信にも対応予定です。本事業は、「音のユニバーサルデザイン化」社会の実現を目指す「SoundUD」の取り組みの一環としておこなうものです。

MICEでの活用イメージMICEでの活用イメージ

スポーツイベントでの活用イメージスポーツイベントでの活用イメージ











当社では2019年3月から、MICE※での多言語配信、スポーツ会場での実況解説配信などのトライアルを重ねてきました。今回提供を開始する「音声ガイド」機能は、『おもてなしガイド for Biz』アプリをインストールしたスマートデバイスを介して、簡単な操作でリアルタイムに音声やテキストを配信することができます。会場にいるユーザーは、スマートフォンでウェブサイトにアクセスするだけで「音声ガイド」を利用でき、専用アプリのインストールも必要ありません。従来のレシーバーのような端末の貸し借りが必要ないため、事業者の負担を軽減できWithコロナ時代にも適しています。本ソリューションは、東京都及び公益財団法人東京観光財団が制定した「TOKYO MICE テクノロジー導入ガイドライン」にも掲載されています。

この「音声ガイド」機能を活用することで、MICEやスポーツイベントのほか、博物館・美術館でのギャラリートーク、施設見学やアミューズメントパークでのガイダンスなど、さまざまなシーンで音声やテキストを届けることができます。今後、ユーザーとの質疑応答やアンケートなどのインタラクティブ機能、音声認識や自動翻訳機能の実装も見据えて、さらなるアップデートをおこなっていく予定です。

当社では、「おもてなしガイド for Biz」での「音声ガイド」機能の提供を通じて、充実した情報や利便性を多用なユーザーに提供できる環境の構築を進めていきたいと考えています。

※MICEとは、M:Meeting(企業系会議)、I:Incentive(企業の報奨・研修旅行)、C:Convention(国際会議)、E:Exhibition/Event(展示会・イベント等)の頭文字をとった総称。

<『おもてなしガイド for Biz』「音声ガイド」機能の特長>

簡単なセットアップと操作で手間をかけず配信
事業者は、『おもてなしガイド for Biz』アプリをインストールしたスマートデバイスに音声データやテキストを入力し、簡単な操作で配信します。動画配信や中継などの音声を音響機器を介してデバイスに入力することもできるほか、デバイスにつないだマイクやヘッドセットで話す音声やキーボードで入力したテキストを配信することもできます。
また、『おもてなしガイド for Biz』をインストールしたスマートデバイスを複数用意すれば、簡単に複数のチャンネルを配信できます。



 

 


限定された場所のみにリアルタイム配信可能
GPSや音響通信などを活用した「SoundUDトリガー」により、特定の会場内や任意の場所にいるユーザーだけに情報を提供することが可能です。また、リアルタイムに配信できるため、MICEやシンポジウムでの通訳や、スポーツ観戦時の試合経過と実況のタイミングがずれる心配がありません。
 

レシーバーなどのユーザー向け専用受信端末不要
ユーザー自身のスマートフォンを使用するため、専用受信端末の貸し借りによる負担を大幅に削減できるほか、非接触でWithコロナの時代にも安心です。ユーザーは専用アプリをインストールする必要はなく、URLやQRコードなどからウェブサイトにアクセスするだけで利用できます。
※利用開始には位置情報の認証が必要です。
※利用時のデータ通信料の目安は60分で40MB(0.04GB)ほどです。


<「TOKYO MICE テクノロジー導入ガイドライン」での掲載>
東京都及び公益財団法人東京観光財団では、都内で開催するMICEにおいて、先端テクノロジーを有効に活用することで、会議運営等効率化会場に足を運ぶことが困難な方の障壁を取り除くことなどを促進し、次世代型のMICEの確立に向けて取り組んでいます。この取り組みのひとつとして、今後MICEでの活用が期待できる先端テクノロジーを紹介する「TOKYO MICE テクノロジー導入ガイドライン」が策定され、その中で『おもてなしガイド for Biz』の「音声ガイド」機能をベースとしたソリューションが掲載されました。
・MICEテクノロジー導入ガイドライン・助成|東京都 (tokyo.lg.jp)
 https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2023/01/27/16.html
・TOKYO MICE テクノロジー導入ガイドライン (businesseventstokyo.org) ※p.12に掲載
 https://businesseventstokyo.org/assets/pdf/resources/Tokyo_MICE_technology_guidelines.pdf

<『おもてなしガイド for Biz』について>
『おもてなしガイド for Biz』は、事業者向けの音のユニバーサルデザイン化支援アプリおよびシステムです。商業施設や交通機関等の利用者がスマートフォンを使って遠隔地にいるスタッフと対話できる「SoundUD」のクラウドサービス「スマホでインターホン」※にも対応しており、事業者はアプリを介してビデオ通話やチャットなどで遠隔からユーザーと1対1でのコミュニケーションをとることができます。今回「音声ガイド」機能を新たに追加することで、多数のユーザーへの充実した情報や利便性の提供を実現します。
※「スマホでインターホン」ニュースリリース(2022年7月7日)
 https://www.yamaha.com/ja/news_release/2022/22070701/

『おもてなしガイド for Biz』の導入・活用に関しては、以下よりお問い合わせください。
・ヤマハ株式会社 クラウドビジネス推進部 サービスプロデュースグループ
 https://inquiry.yamaha.com/contact/?act=30&lcl=ja_JP

<「SoundUD」について>
当社が開発し提唱する「SoundUD」(Sound Universal Design)は、「SoundUDコンソーシアム」において360以上の企業や団体と共通規格化をしている「音のユニバーサルデザイン化」を実現するテクノロジーの総称です。音響通信、Bluetooth®、GPSなどの複数のテクノロジーを併用した「SoundUDトリガー」を中核技術に、音のある空間とICT機器をつなぎ、その空間にいる利用者へのスムーズな情報・サービス提供を実現します。
・『SoundUDコンソーシアム』公式サイト:https://soundud.org/


ヤマハ 企業情報サイト/ニュースリリース
https://www.yamaha.com/ja/news_release/



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会社概要

ヤマハ株式会社

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URL
https://www.yamaha.com/ja/
業種
製造業
本社所在地
静岡県浜松市中央区中沢町10番1号
電話番号
-
代表者名
山浦 敦
上場
東証プライム
資本金
-
設立
-