FRONTEO、AI創薬支援「Drug Discovery AI Factory」で米国進出へ　米国商標登録を完了し、米国コンサルティング会社と戦略パートナー契約を締結

株式会社FRONTEO（本社：東京都港区、代表取締役社長：守本 正宏、以下 FRONTEO）は、米国市場進出に向けて、この度AI創薬支援サービス「Drug Discovery AI Factory」（以下 DDAIF）の米国特許商標庁（USPTO）における商標登録を完了し（米国登録番号7665758）、ライフサイエンスAI事業展開の加速を目的とした、戦略構築および実践に関するコンサルティング契約を米国コンサルティング企業と締結したことをお知らせします。

■Drug Discovery AI Factory（DDAIF）について

 DDAIFは、創薬に精通したFRONTEOの創薬エキスパートが、自社開発した特化型AI「KIBIT（キビット）」と独自の解析手法を駆使し、標的分子・適応症探索やその裏付けとなる仮説を提供するAI創薬支援サービスです。

既知の文献情報から記載のない未知の関連性を発見するFRONTEO独自の自然言語処理技術（日米特許取得済み）を活用し、疾患関連性の高い未報告の標的分子を抽出し、その根拠となる疾患メカニズムの仮説を提示するソリューションを提供しています。

2023年7月の提供開始以来、初年度から複数のPOCを受託し、それらによってFRONTEOの技術力の高さを証明する実績を積み重ね、2024年度には複数の製薬企業等との共創プロジェクト*がスタートしています。

＊共創プロジェクト：製薬企業と当社の研究チームが協調し、新規標的探索や適応症の探索、バイオマーカー探索等、個別の研究開発を実施する形態のこと。

【製薬企業との共創プロジェクト 参考】

・FRONTEOとエーザイ、Drug Discovery AI Factoryを活用した標的探索に関する共創プロジェクトを開始, https://www.fronteo.com/pr/20250128

・FRONTEOと丸石製薬、Drug Discovery AI Factoryを活用したバイオマーカー探索に関する共創プロジェクトを開始, https://www.fronteo.com/pr/20250109

・FRONTEOとＵＢＥ、Drug Discovery AI Factoryを活用したドラッグリポジショニングに関する共創プロジェクトを開始, https://www.fronteo.com/pr/20241114

■米国商標登録の概要

・商標名称：Drug Discovery AI Factory

・商標権者：株式会社FRONTEO

・米国登録番号：7665758

・米国登録日：2025年1月28日

FRONTEOは、日本で培った実績を基盤にAI創薬およびライフサイエンスAI事業の米国市場への展開を目指し、今後もグローバルな創薬研究の発展に貢献してまいります。

■FRONTEOについて　URL：https://www.fronteo.com/

FRONTEOは、自社開発の特化型AI「KIBIT（キビット）」の提供を通じて、日夜、社会課題と向き合う各分野の専門家の判断を支援し、イノベーションの起点を創造しています。当社独自の自然言語処理技術（日米特許取得）は、汎用型AIとは異なり、教師データの量およびコンピューティングパワーに依存することなく、高速かつ高精度での解析を可能にします。加えて、解析した情報をマップ化（構造を可視化）する特許技術を活用することで、「KIBIT」が専門家のインサイトにダイレクトに働きかけることができ、近年、KIBITの技術が創薬の仮説生成や標的探索にも生かされています。

KIBITの独自技術およびアプローチを通じて、「記録に埋もれたリスクとチャンスを見逃さないソリューションを提供し、情報社会のフェアネスを実現する」理念の実現に向けて、ライフサイエンスAI、ビジネスインテリジェンス、経済安全保障、リーガルテックAIの各分野で社会実装を推進しています。

2003年8月創業、2007年6月26日東証マザーズ（現：東証グロース）上場。日本、米国、韓国、台湾で事業を展開。第一種医療機器製造販売業許可取得、管理医療機器販売業届出。資本金898,618千円（2024年8月31日時点）。

※FRONTEO、KIBIT、Drug Discovery AI FactoryはFRONTEOの日本および米国における登録商標です。