書き下ろし新作「助太刀稼業」ついに完結。2025年のお正月は、本と映画で佐伯泰英作品を!
株式会社文藝春秋(本社:東京都千代田区 社長:飯窪成幸)は、2025年1月4日に佐伯泰英さんの書き下ろし新作『新たな明日 助太刀稼業(三)』(文春文庫)を発売します。
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3冊並ぶと「助太刀」が完成する印象的なカバーデザイン。既刊の2冊とあわせてお読みください!
■著者・佐伯泰英さんからのコメント
「助太刀稼業」シリーズがかように3巻目『新たな明日』にて完結しました。お正月にお届けすることができ、安堵しています。あとひと月半もすれば、私は83歳を迎えます。世界を見渡せば、思い出したくない出来事ばかりが繰り返されていますが、私にできるのは、嫌なことを一時でも忘れられる小説を書くこと、それを続けていきたいと願っています。
■「助太刀稼業」あらすじ
身に覚えのない罪を着せられた23歳・三神流の達人である嘉一郎と、周囲から馬鹿にされてきた毛利家の三男坊の助八郎は、ふるさとの豊後・佐伯藩を飛び出し大坂から江戸へ。
助八郎が持ち出した毛利家の家宝のせいで窮地に陥りながらも、出会う人々に助けられ教えられ、嘉一郎は助太刀稼業で新しい世の中をわたってゆく。
軽快なテンポと若者たちの成長が爽快な、全3巻の冒険ストーリー!
■文藝春秋・文春文庫局長 大沼貴之のコメント
大変長らくお待たせいたしました。
「助太刀稼業」シリーズの第3巻を新年の初荷でお届けします。
第2巻の刊行後、連日のようにお問い合わせをいただいており、改めて愛読者の皆様の佐伯作品へのご期待の高さとそれに携わる編集者としての責任を感じて参りました。
刊行が当初の予定から遅れましたことをこの場を借りてお詫びいたします。
しかしながら、完結篇となる『新たな明日』は、佐伯作品らしい、のびやかでダイナミックなエンターテインメント小説として存分にお愉しみいただけるものと確信しています。
日常生活のモヤモヤを、この一作で晴らしてください!
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■大人気シリーズが原作の映画をBSで放送
文庫発売の前日となる1月3日には、NHK-BS「プレミアムシネマ」で映画『居眠り磐音』(2019年公開。監督:本木克英 主演:松坂桃李)が、放送されることも決定。
「居眠り磐音」シリーズは累計2300万部超と圧倒的な支持を集める、佐伯泰英の代表作。主人公の坂崎磐音を松坂桃李が演じた映画版は、故郷での悲劇や江戸での陰謀が描かれ、さらに本格的な殺陣と切ない恋が心を揺さぶる、エンターテインメント時代劇。
放送日時:2025年1月3日(金)午前11:00~午後1:03
2025年の幕開けは、書籍と映画で、佐伯泰英の世界を存分にご堪能ください。
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■著者プロフィール
佐伯泰英(さえき・やすひで)
1942年、北九州市生まれ。
日本大学芸術学部映画学科卒。デビュー作『闘牛』をはじめ、滞在経験を活かしてスペインをテーマにした作品を発表。99年、時代小説に転向。「密命」シリーズを皮切りに次々と作品を発表して高い評価を受け、<文庫書き下ろし時代小説>という新たなジャンルを確立する。
「居眠り磐音」シリーズが累計2300万部を超えるなど、ベストセラー多数。
■書誌情報
書 名:『新たな明日 助太刀稼業(三)』
著 者:佐伯泰英
判 型:文庫判
発売⽇:2025年1月4日
定 価:880円(税込)
ISBN:978-4-16-792318-1
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