「une nana cool(ウンナナクール)」新ビジュアルにアジアを代表するイラストレーター・リトルサンダー氏を起用。反転するイラストで「悔しさを原動力に、変化していく女の子」を表現。
ワコールから生まれた下着屋さん「une nana cool(ウンナナクール)」は、2022年の年間ビジュアルにイラストレーター・リトルサンダー氏を起用し、5月2日(月)から「ウンナナクール」の公式ウェブサイトやインスタグラム、店頭ポスターにて展開すると同時に、2022年の新ビジュアルムービーを公開しました。
イラストレーター・リトルサンダー氏は、拠点とする香港だけでなく中国・広東地方の漫画雑誌で漫画やイラストレーションを発表。インスタグラムのフォロワー数は89万人を超え、世界中から支持されています。“女の子の人生を応援する”という「une nana cool」のブランドミッションのもと、“今の女の子”を巧みに表現しているリトルサンダー氏によるイラストを通じ、「悔しさを原動力に、変化していく女の子」を応援する想いを発信します。
今回のビジュアルとビジュアルムービーは、2021年に引き続き、ウンナナクールのクリエイティブディレクターである「れもんらいふ」の千原徹也氏が手がけ、作家の川上未映子氏がコピーを担当しました。また、ビジュアルムービーのナレーションはシンガーソングライターの吉澤嘉代子氏が担当しています。
「une nana cool」公式ウェブサイト https://www.une-nana-cool.com/
2022年新ビジュアルムービーURL: https://bcove.video/3OC7o2f
■「une nana cool」のクリエイティブディレクター千原徹也氏からのコメント
-2022年の新ビジュアルへの想い
「悔しさ」から立ち直る自分の姿を見て奮起する、ということがある気がしていて、鏡に映る自分を見ながら、次の自分に「変わる」シーンを、ビジュアルを“反転”することで表現しました。
初めてイラストを使った理由は、広告やクリエイティブは、写真がすべてではないことを伝えたかったからです。また、見た人に「驚き」や、固定概念を壊す「感覚」を感じてほしいと思いました。
「悔しさ」というキーワードは、コロナ禍の中で考えついたものです。過去5年間、うちに秘めた思いを表現してきた中で、「もどかしさ」・「怒り」・「悲しみ」などのマイナスな表現はしてこなかったのですが、僕自身、クリエイティブの1番の原動力になるのは、「悔しさ」だったりします。特にこの2年は悔しさが募っていきました。悔しさから次へ向かうというチカラは、今、必要なんじゃないかな。このような想いを、川上未映子さんに相談しながら固めていきました。
-リトルサンダー氏の起用について
リトルサンダー氏は、今の女の子の気分を1番表現しているアーティストだと思っています。彼女が、イラストというジャンルにとらわれていないことにも共感しています。さらに、香港出身という“距離感”によって、僕自身が予想していないサプライズと違和感を感じる表現にたどり着くことができると思い、今回の起用に至りました。
―吉澤嘉代子氏の起用について
「une nana cool」のコミュニケーションにとって、最も大切なツールは「言葉」だと思っています。川上未映子さんから生まれるその言葉は、女の子の思考そのもので、広告とも思えません。その「言葉」を大切に表現できる人として、はじめに頭に浮かんだ人が吉澤嘉代子さんでした。言葉を作り、表現する人だからこそ、あの短いコピーの中にでも、何か言葉に言い表せない血が通うのではないでしょうか。
■川上未映子氏からのコメント
何かが少し変わるとき、これまでとは違う景色の場所に出ようとするとき。新しい自分を支えてくれるのは、明るく優しい思い出のほかに、苦しんだ気持ち、みじめな思いをした夜のこと、そして、ひとしれず流した涙です。それらがみんな勇気になります。朝は夜が、光は影が、あなたのこれからは、あなたのこれまでが、あるからこそ。そんな思いを込めました。
■吉澤嘉代子氏からのコメント
毎回直球で投げられる言葉に、胸がすかっと、だけどふわっとなります。自分の弱さを知ることで、ふつふつと勇気がわいてくる不思議です。
■新ビジュアルムービーキャプチャ
■店頭ポスター
■リトルサンダー氏 プロフィール
香港在住。漫画家・イラストレーター。 高校卒業後、香港や中国・広東地方の漫画雑誌で漫画やイラストレーションを発表する。
2020年秋に 渋谷パルコ Gallery X にて新作展を開催、作品集(パルコ出版)も同時発売。 愛猫家。
https://www.instagram.com/littlethunder/
https://www.agencelemonde.com/littlethunder
■千原徹也氏 プロフィール
千原徹也(ちはら・てつや)
アートディレクター/株式会社れもんらいふ代表
広告、ブランディング、CDジャケット、装丁、雑誌エディトリアル、ドラマ、CMなど、アートディレクションするジャンルは様々。その他に、テレビ東京 水ドラ25「東京デザインが生まれる日」監督、「勝手にサザンDAY」企画主催、J-WAVE「Lypo-C DESIGN ENERGY」ナビゲーター、東京応援ロゴ「KISS,TOKYO」発起人、富士吉田市×れもんらいふのコミュニティ「喫茶檸檬」運営など、活動は多岐に渡る。れもんらいふは2022年、新たな展開として映画制作を進めている。https://lemonlife.jp/
■川上未映子氏 プロフィール
川上 未映子(かわかみ・みえこ)
大阪府生まれ。2007年、『わたくし率 イン 歯-、または世界』で早稲田大学坪内逍遙大賞奨励賞受賞。2008年『乳と卵』で芥川賞、2009年、詩集『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』で中原中也賞、2010年『ヘヴン』で芸術選奨文部科学大臣新人賞および紫式部文学賞、2013年、詩集『水瓶』で高見順賞、『愛の夢とか』で谷崎潤一郎賞、2016年、『あこがれ』で渡辺淳一文学賞をそれぞれ受賞。また、短編「マリーの愛の証明」がGranta Best of Young Japanese Novelists 2016に選出。2019年、『夏物語』で毎日出版文化賞を受賞、本作は英米、独、伊などでベストセラーになり、世界40ヵ国以上で刊行予定。『ヘヴン』の英訳は2022年国際ブッカー賞のショートリストに選出されている。その他、『すべて真夜中の恋人たち』『春のこわいもの』、村上春樹との共著『みみずくは黄昏に飛びたつ』など著作多数。
写真クレジット:Reiko Toyama
■吉澤嘉代子氏 プロフィール
吉澤嘉代子 / Kayoko Yoshizawa
1990年6月4日生まれ。魔女修行育ち。作詞作曲歌唱の他、楽曲提供なども手掛ける。
https://yoshizawakayoko.com/
※「une nana cool」は、株式会社ワコールの登録商標です。
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