不動産のプロに聞いた！「新婚カップルにおすすめの条件・設備」ランキング

～条件編1位「お互いの通勤・通学に便利」、設備編1位「収納スペースが充実している」～

不動産情報サービスのアットホーム株式会社（本社：東京都大田区　代表取締役社長：鶴森　康史　以下、アットホーム）は、11月22日（金）「いい夫婦の日」にあわせ、賃貸物件を探している新婚カップルの接客をしたことがある全国のアットホーム加盟店を対象に実施した調査結果をもとに、『不動産のプロに聞いた！「新婚カップルにおすすめの条件・設備」ランキング』を発表します。

＜トピックス＞

不動産のプロが伝授！新婚カップルの住まい探しアドバイス

・妥協できるところと、できないところをあらかじめメモしておくことをおすすめします。

・将来の家族構成やライフスタイルの変化を考え、広さに余裕のある住まいを選ぶことが大切です。またお互いの希望を話し合い、優先順位を確認しながら決めましょう。

・共働きの場合、急に雨が降ってきた時に干してある洗濯物が濡れずに済むため、バルコニーに屋根が付いている物件をおすすめしています。

＜不動産のプロに聞いた！「新婚カップルにおすすめの条件・設備」ランキング調査結果＞

≪条件編≫　1位　「お互いの通勤・通学に便利」　67.4％

Q. 新婚カップルが住まい探しをする際、重視するべき住まいの条件を教えてください。（複数回答）

不動産のプロである不動産会社の方に、新婚カップルが住まい探しをする際に重視するべき条件を聞いたところ、「お互いの通勤・通学に便利」が67.4％でした。不動産会社のコメントでは、「共働きのため、双方の勤務先への距離・時間を考慮しているケースが多い」というコメントが多数寄せられました。共働き世帯が増えている中、お互いの勤務先への通勤経路を考えた上で住まいを探す人が多いようです。

2位は「スーパーマーケット/コンビニが近いなど買い物に便利」がランクインしました。不動産会社からは「生活動線（最寄駅から自宅まで）の間にスーパーマーケットやコンビニ、ドラッグストアなどの商業施設があるかは重要」「共働きが増えてきているため、夫婦のどちらかが最寄り駅周辺で買い物をすることを想定される方は多いと感じる」などのコメントが見られました。住まい探しの際は、居住後の生活をしっかりとイメージしながら探すと良いようです。

3位は「駅徒歩圏内」でした。不動産会社からは「共働きで夜遅くなるため、駅からの距離を気にする新婚カップルが多い」というコメントが見られました。

不動産のプロが伝授！新婚カップルの住まい探しアドバイス

・子どもをもうける予定がある場合、子育てを視野に入れて物件を探すと良いです。特にベビーカーの出し入れのしやすさや保管場所など、意外に重要な条件になります。

・長期的に入居でき、少し先の生活スタイルまでイメージできる部屋が良いと思います。

・共働きの場合、家事が楽になるような動線の間取りが重要になると思います。家事の負担でケンカしてしまう夫婦は多いので、ここはしっかりと考えた方が良いとアドバイスしています。

≪設備編≫　1位　「収納スペースが充実している」　54.8％

Q. 新婚カップルが住まい探しをする際、重視するべき住まいの設備を教えてください。（複数回答／上位10項目）

不動産のプロである不動産会社の方に、新婚カップルが住まいを探す際に重視するべき設備を聞いたところ、1位は「収納スペースが充実している」で54.8％でした。不動産会社のコメントでは「2人分の荷物が意外と多いので、収納の充実性は大事」「収納が多いとその分居住スペースを広く使えるので、それぞれ専用の収納スペースが確保できるかどうかを気にするお客さまは多い」などのコメントが見られました。一人暮らしの時よりも荷物が多くなるため、住まい探しの際はお互いの荷物量を確認することをおすすめします。

2位は「モニタ付インターホン」で47.8％でした。不動産会社からは「共働きをしている人が多いのでモニタ付インターホンがあった方が安心して外出できる」「最近は録画機能が付いたモニタ付インターホンも増えている」などのコメントが見られ、共働きが多い新婚カップルは防犯面も確認すると良さそうです。

続いて3位は「追焚き機能」が40.4％で3位にランクインしました。不動産会社からは、「共働きで帰宅時間が異なると風呂の追焚きは必須」という意見もありました。

不動産のプロに聞いた！新婚カップルの住まい探しエピソード

・虫嫌いの奥さまだったため、高層階の物件を提案しました。

・最近は在宅でお仕事する人が多くなっているからか、プライベートな空間を希望するお客さまが多いです。

・広めのワンルームをお探しのお客さまに、具合が悪い時に1人でゆっくり養生できるスペースの確保を提案しました。ケンカした時の避難にも使えます。

・それぞれの希望する条件が異なり、どちらの意見を優先するかその場でケンカを始めてしまったお客さまがいらっしゃいました。

＜調査概要＞

■調査対象

「賃貸物件を探している新婚カップルの接客をしたことがある」と回答した全国のアットホーム加盟店　423店

■有効回答数

423サンプル

■調査主体

アットホーム株式会社

■調査方法

インターネットによるアンケート調査

■調査期間

2024年10月3日（木）～10月10日（木）

＜調査結果について＞

アットホームでは本調査をはじめ、賃貸物件に住む人や一戸建て・マンションを購入した人などに住まいに関する調査を定期的に行っています。この他に「同棲カップルの住まい探しに関する調査」や『不動産のプロに聞いた！「資産性の高いマンションか見極めるポイント」ランキング』など不動産業界のトレンドに合わせた調査も実施しています。過去の調査結果など詳細につきましては、ぜひお問い合わせください。