空調設備工事業界の東証プライム上場企業 新日本空調が、CO2排出量見える化・削減・報告クラウド「ASUENE」を導入
CO2排出量と環境データの情報収集と管理を効率化させ、データ活用した経営戦略を目指す
アスエネ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:西和田 浩平、以下「当社」)は、国内外で空調設備を手がける新日本空調株式会社にCO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「ASUENE」を提供しました。

「ASUENE」導入の背景と目的
新日本空調は、空調設備を主とした建築設備の設計・施工管理を手掛ける総合設備エンジニアリング会社です。オフィスや商業施設といった身近な空間をはじめ、データセンター・半導体工場、交通の要となる空港・駅に数多くの空調設備を導入した実績があります。さらに、空調設備を通じて、環境負荷の低減と快適性の向上を実現しています。また省エネルギー化とCO2排出量の削減を進め、建物の付加価値を高めています。そして、長期経営方針となる10年ビジョン「SNK Vision 2030」をもとに中期経営計画を策定し、持続可能な地球環境の実現と、お客様資産の価値向上に向け、ナレッジとテクノロジーを活用するエンジニア集団を目指しています。
しかし、こうした取り組みを進めるために、各事業部、さらにサプライチェーン全体からのデータの収集・管理に工数を要していました。それにより、本来注力したいCO2排出量の削減アクションや環境データの分析に時間が割けない課題がありました。そこで、効率性を高め、環境データを経営戦略に活用することを目指し、CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「ASUENE」を導入しました。
「ASUENE」導入の決め手
新日本空調がCO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「ASUENE」を選定した決め手は、大きく2つありました。
1, 脱炭素に関する、さまざまなな取り組み連携が可能
CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「ASUENE」を通じた、CO2排出量の見える化だけでなく、ESG評価クラウドサービス「ASUENE ESG」やカーボンクレジット・排出権取引所「Carbon EX」などとデータ連携することができ、将来に向けた様々な施策ができます。さらに、既に利用している「CDP回答コンサルティング」や「SBT認定取得支援」を活用し、専門的なコンサルティングのサポートを受けながら、より効果的な取り組みが可能です。
2,時間を要していたScope3カテゴリ11の算出が可能に
「ASUENE」は、活動量データを入力すると即時にCO2排出量が算定され、ダッシュボード上で視覚的にわかりやすく管理できます。新日本空調は、Scope3のカテゴリ11の納入した建築設備の割合が多く、その算出に時間を要していましたが、ASUENEの直観的に操作ができるダッシュボードとコンサルティングのサポートにより、従来と比べ容易に見える化に取り組むことが可能となりました。
今後の展望
新日本空調は、空調を通じて生活者に快適な環境を提供することを使命とし、これまでも空調設備の技術革新を進めてきました。今後は「ASUENE」の活用を通じて、Scope3を含むCO2排出量の算定を効率化し、脱炭素化への具体的なアクションを加速させ、環境データを経営戦略にまで活用することを目指します。100年、200年先も社会に必要とされ、愛される企業であり続けるために、新日本空調は今後も環境負荷低減への取り組みを強化し、脱炭素社会の実現に向けた歩みを進めてまいります。
<新日本空調株式会社について>
会社名:新日本空調株式会社
代表者:代表取締役社長 廣島 雅則
設立:1969年
本社:東京都中央区日本橋浜町2丁目31番1号
WEBサイト:https://www.snk.co.jp/
「ASUENE」導入事例詳細
「アスエネ」で、CO2排出量見える化の業務を効率化。サプライチェーンを巻き込み脱炭素化の推進へ
https://asuene.com/interview/snk
「ASUENE」導入事例はこちらからご覧ください。
「ASUENE」について

「ASUENE」は、複雑だったCO2排出量算出業務をカンタンにサポートする、CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービスです。温室効果ガス・CO2排出量の算出・可視化、削減・カーボンオフセット、Scope1-3* のサプライチェーン排出量の報告・情報開示を支援します。
アスエネサービスサイト:https://asuene.com
「ASUENE ESG」について

「ASUENE ESG」は、企業のサプライチェーンのESG(E:環境、S:社会、G:ガバナンス)経営の取り組みを可視化できるESG評価プラットフォームです。
アスエネESGサービスサイト:https://asuene.com/rating
アスエネ 会社概要
会社名:アスエネ株式会社
事業内容:
・CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「ASUENE」
・ESG評価クラウドサービス「ASUENE ESG」
・GX・ESG人材特化型転職プラットフォーム「ASUENE CAREER」
グループ会社:
・カーボンクレジット・排出権取引所 「Carbon EX」
・脱炭素・非財務情報の第三者検証・保証、アドバイザリーサービス「アスエネヴェリタス」
・SaaS事業者向けAPI連携プラットフォーム「Anyflow」
資本金:75億2,700万円(資本剰余金含む)
代表者:Founder&代表取締役CEO 西和田 浩平
住所:東京都港区虎ノ門1-10-5 KDX虎ノ門一丁目ビル WeWork 4階
拠点:日本、シンガポール、米国、タイ、英国、フィリピン
<注釈補足>
* Scope1-3:以下のとおり、事業者によるCO2排出量の算定・報告対象範囲を区分
Scope1:自社の事業活動において直接排出したCO2排出量
Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用により発生する間接的なCO2排出量
Scope3:上記以外の事業活動に関わる上流・下流のサプライチェーンのCO2排出量
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像