【1分に1冊売れている!】『このミス』大賞隠し玉・驚異の200万部突破!
~京都が舞台~『珈琲店タレーランの事件簿』第5弾 11/8発売
株式会社宝島社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:蓮見清一)が発行する宝島社文庫「珈琲店タレーランの事件簿」シリーズは、2016年11月8日(火)、第5巻『珈琲店タレーランの事件簿5 この鴛鴦茶(えんおうちゃ)がおいしくなりますように』の刊行をもって、シリーズ累計200万部を突破します。
著者の岡崎琢磨(おかざき・たくま)氏は、京都大学法学部卒業後、地元・福岡県の寺院に勤務しながら、第10回『このミステリーがすごい!』大賞に応募。惜しくも大賞受賞は逃しましたが、「隠し玉」シリーズとして『珈琲店タレーランの事件簿』(2012年8月4日発売)でデビュー。(「隠し玉」シリーズとは、応募時点では受賞に至らない作品であっても、大きく改稿することでベストセラーになる可能性を秘めている作品を発掘し、刊行しているシリーズです。)「タレーラン」シリーズは、京都を舞台にした日常の謎解きや珈琲にまつわるうんちくなどを含んだ人が死なないライトなミステリーである点や、手に取りやすいかわいいイラストの表紙が受け、年配の女性、珈琲好きの方、若い男性など、幅広い世代に支持をされています。また、第1巻は第一回「京都本大賞」大賞を受賞。「隠し玉」シリーズでは異例の累計200万部を突破するベストセラーになりました。
本シリーズは、主人公の青年が、京都に店を構える珈琲店「タレーラン」で長年追い求めていた理想の珈琲と女性バリスタに出会い、そこで巻き起こる日常の謎を解き明かしていく物語です。第5弾は青年が初恋の女性に偶然再会するところから物語が始まります。廬山寺(ろざんじ)や京都御苑、安井金比羅宮など京都の名所が舞台となっており、京都好きの方にも楽しめる一冊となっています。
著者の取材も可能ですので、ぜひご検討をいただけますと幸いです。宝島社では、これからも新しい作家・作品を発掘・育成し、業界の活性化に寄与してまいります。
【あらすじ】
アオヤマが理想の珈琲を捜し求めるきっかけとなった女性・眞子。11年ぶりに再会した彼女は、どこか悩みを抱えているようだった。後ろめたさを覚えながらも、アオヤマは眞子とともに珈琲店《タレーラン》を訪れ、女性バリスタ・切間美星に引き合わせるが・・・・・・。眞子に隠された秘密を解く鍵は――『源氏物語』。平安の王朝絵巻を背景に美星の推理が冴え渡る!
【『このミステリーがすごい!』大賞とは?】
『このミステリーがすごい!』大賞は、ミステリー&エンターテインメント作家の発掘・育成を目指す新人賞です。大賞賞金は文学賞最高額である1200万円。1次選考を通過した作品は、書評家の推薦コメントをWEB上で公開しているため、応募者の皆さんからは「プロの意見を知ることができ、励みになる」という声をいただいています。また、大賞作品はすべてベストセラーとなっており、これまでに、直木賞受賞作家の東山彰良氏、累計1000万部突破の「チーム・バチスタ」シリーズの海堂尊氏、大藪春彦賞・推理作家協会賞受賞作家の柚月裕子氏などの作家を輩出してきました。また『果てしなき渇き』(映画化)、『さよならドビュッシー』(映画化・日本テレビドラマ化)、『一千兆円の身代金』(フジテレビドラマ化)、『警視庁捜査二課・郷間彩香特命指揮官』(フジテレビドラマ化)など、受賞作品は多数映像化されています。
【著者プロフィール】
岡崎琢磨(おかざき・たくま)1986年、福岡県太宰府市生まれ。京都大学法学部卒業後、地元の福岡県の寺院に勤務しながら、第10回『このミステリーがすごい!』大賞に応募。惜しくも大賞受賞は逃すが、「隠し玉」として、『珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』で2012年8月にデビュー。異例のシリーズ累計200万部を突破している。その他の著書に『季節はうつる、メリーゴーランドのように』(2015年7月 角川書店)、『道然寺さんの双子探偵』(2016年6月 朝日文庫)などがある。現在は東京都在住。
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