大阪公立大学が開講している総合教養科目「キャリアと実践」に協創企業として参画!産学連携が生み出す多様性でSDGsに挑戦

複数の大手企業から若手社員が大学の授業に参加。学生、教員、企業人それぞれの視点で「SDGsのその先にある社会」を考える。

LINK&M

株式会社リンクアンドモチベーション(本社:東京都中央区、代表:小笹芳央、証券コード:2170、以下当社)は、大阪公立大学が開講した総合教養科目「キャリアと実践」に協創団体として参画したことをお知らせいたします。社会の中で活きる思考を培うことを目的とした本講座は、当社が設立した一般社団法人エッジソン・マネジメント協会の協力のもと、大阪公立大学、大阪府立大学、関西大学から総勢30名の学生が参加。「SDGsのその先にある社会」をテーマとして、大阪地域の社会課題の発見と原因分析、解決策提案に取り組みました。プログラムに参画した6社の企業からは、若手社員がメンターとして参加し、社会人視点からのフィードバックやプレゼンテーションの指導などを行いました。


本取り組みのポイント

(1)学生が自ら未来社会について考えられるようになることを目指して、従来の課題解決型授業から、自ら問いを立てて思考する力を育む実践授業を行いました

(2)授業は、教員だけでなく企業の社員がメンターとなり、多様な視点の意見が集まることで本質的な問いを立てられるように設計されています

(3)当社が設立した一般社団法人エッジソン・マネジメント協会は、全国各地で産学の連携を促すことで、次世代を担うリーダー人材である「尖った優秀な若者」を育むことに挑戦しています


  • 取り組みの背景

「前例なき時代」と言われるほど、現代の社会は様々な面において新たな問題に直面しています。脱炭素化、AIやロボットとの協働をはじめ、働き方も含めて社会に大きな変革が求められています。このような環境変化の中で生き抜くためには、これまでにない考え方や見方により、新たな価値を生み出す力が必要です。こうした力を培い、これからの時代を創造、牽引する人材を育成することを目指して、大学と産業界が共に学び合う場として、大阪公立大学が総合教養科目「キャリアと実践」を開講しました。実施にあたっては、当社が設立した一般社団法人エッジソン・マネジメント協会が、産学をつなぐハブとして本格的な産学連携(連繋)型教育に協力しています。


  • 取り組みの内容

本講座では、「SDGsのその先にある社会」をテーマに以下3つの取り組みを実施しました。


 1. 現代社会に潜む問題を発見するための俯瞰的な分析

 2. 「SDGsのその先にある社会」に向けた「問い」のデザイン

 3. 設定した「問い」に対する課題を考え、その解決方法を提案


受講生と参画する企業メンターによる協働を通して、社会で活きる思考を実践的に学ぶ機会としました。


2023年10月14日(土) オリエンテーション・チーム形成ワークショップ・課題提示

2023年11月18日(土) 問題発見ワークショップ

2023年12月26日(火) 課題設定ワークショップ

2024年  2月  9日(金) 成果報告会

2024年  2月10日(土) リフレクション・目標設定


・参加した受講生の所属大学

 大阪公立大学、大阪府立大学、関西大学


・参画企業

 京セラ株式会社、パナソニック株式会社、株式会社日立製作所、清水建設株式会社、関西電力株式会社、

 株式会社リンクアンドモチベーション


・協力

 一般社団法人 エッジソン・マネジメント協会


・主催者の声

  大阪公立大学 国際基幹教育機構  高度人材育成推進センター 市田 秀樹 先生


時代が変化して、問題が多様化する中でオーナーシップの重要性が高まってきています。従来の学校教育においては「与えられた課題を解く」「提案を考える」ところまでを行う課題解決型の授業が多くありました。しかし、オーナーシップを育む上では、その前段階にある「自ら問いを立てる」力が必要だと考えています。


問いは、実現したい未来を描けていなければ生まれない。今回の授業では、自らの未来、社会の未来を考えつつ、専門分野や学年の異なる学生とチームを組み、チームメンバー間や教員・企業の社員らと議論をする中で新たな視点を獲得していくことを実践形式で設計しました。


産学連携で授業を行うことにより得られたのは、多様な視点による刺激です。大学の教員としては例えば知識や学問、視点の広げ方などを教えます。一方で、企業からは社会の実情や、プロジェクトの進行方法について教える。また、社会人としての基準でのフィードバックや指摘などもあります。それぞれの立場から、学生に教えることができています。


何より、学生、教員、企業人の3者が集うことで、それぞれが異なる視点でものごとを捉えていることがわかり学びが生まれています。今後も、参画する大学や企業を増やし、将来的には誰がいつ参加しても新しい視点を獲得できるような場を作りたいと考えています。


授業の今後としては、立てられた問いの分析や、ビジネスに寄った視点での問いを立てる授業の実施も模索しています。



  • 今後の展望

  一般社団法人エッジソン・マネジメント協会 理事長 樫原 洋平


2022年に株式会社リンクアンドモチベーションが設立した一般社団法人エッジソン・マネジメント協会は、高い志を持ち、自ら新たな目的・志に尖ることのできる人材(エッジソン)を、1社単独ではなく、企業やセクターを越えて、産官学連携で育成・輩出することを目的に活動しています。


大学の4年間と企業などへの入社後3年間の合計7年間は、人財育成における非常に重要な黄金期間=「ゴールデンセブン」です。この7年間を最適化することが、日本の唯一にして最大の資本である「人財」を大きく飛躍させるカギとなります。それは、一個人や、一大学、一企業の努力で最適化できるような課題ではありません。「ゴールデンセブン」の最適化は、大学や企業、10代後半から20代前半の若者に関わるすべてのステークホルダーが協力しないと決して解決できない、「国家的課題」です。


今回の取り組みのように、産官学を越えて、若者の育成に情熱を持つ方との連携を増やし、今後も日本全国を対象に、エッジソンの育成・輩出に注力していきます。



  • リンクアンドモチベーションの概要

・代表取締役会長:小笹 芳央

・資本金:13億8,061万円

・証券コード:2170(東証プライム)

・本社:東京都中央区銀座4-12-15 歌舞伎座タワー15階

・創業:2000年4月

・事業内容

 組織開発Division(コンサル・クラウド事業、IR支援事業)

 個人開発Division(キャリアスクール事業、学習塾事業)

 マッチングDivision(ALT配置事業、人材紹介事業)

 ベンチャー・インキュベーション

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ビジネスカテゴリ
経営・コンサルティング
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会社概要

URL
https://www.lmi.ne.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都中央区銀座4丁目12−15 歌舞伎座タワー 15階
電話番号
03-6853-8111
代表者名
小笹芳央
上場
東証1部
資本金
-
設立
2000年04月