利用者数1万人突破の「audiobook.jp 法人版」6割以上「オーディオブック利用が仕事に役立った」と実感【audiobook.jp 法人版白書2024】
導入企業のビジネスパーソンにおけるオーディオブック利用傾向を発表
株式会社オトバンク(本社:東京都文京区、代表取締役社長:久保田裕也、以下「オトバンク」)が提供する法人向けのオーディオブック聴き放題プラン「audiobook.jp 法人版」の利用者数が2024年6月に1万人を突破したことを記念し、「audiobook.jp 法人版」の利用状況に関する調査結果を発表いたします。
「audiobook.jp 法人版」は、ビジネス書を中心に15,000点以上のタイトルを全て音声で好きなだけ聴くことができる法人向けのオーディオブック聴き放題プランです。社員教育や福利厚生向けに2022年1月から本格提供を開始しました。当プランは、日本の人事部「HRアワード2022」で優秀賞を受賞するなど人材育成のツールとして高く評価され、サントリーホールディングス株式会社など多くの企業に導入いただいています。2024年6月時点の利用者数は1万人を超え、前年同月比で約3倍に急伸。1ヶ月の平均聴取時間は約11時間、平均聴取冊数は4.2冊という利用状況です(※1)。
この度、利用者数1万人突破を記念し、audiobook.jp 法人版導入企業のビジネスパーソンが、現在どのようにオーディオブックを利用しているのか、アンケートの調査結果と2024年上半期オーディオブック人気ランキングを発表します。
※1. 2024年5月のaudiobook.jp 法人版利用データから算出。audiobook.jp 法人版の利用があるユーザー対象。
■audiobook.jp 法人版ユーザーに聞いたオーディオブック利用傾向調査
【アンケート調査概要】
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調査期間: 2024年6月19日〜6月26日
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調査機関: 自社調査
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調査対象: audiobook.jp 法人版ユーザー
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有効回答数: 合計366名
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調査方法: インターネット調査
●よく聴くオーディオブックのジャンルは 「ビジネス」「自己啓発」「ニュース」
audiobook.jp 法人版ユーザーに、オーディオブックでよく聴くジャンルを聞くと、「ビジネス」(60.9%)が最も多く、次いで「自己啓発」(44.5%)、「ニュース」(37.4%)という結果。一般のaudiobook.jpユーザーへのアンケートでは「自己啓発」がトップ(※2)であったことに対し、audiobook.jp 法人版を利用するビジネスパーソンの場合は、より仕事に結びつきやすい学びや情報インプットにオーディオブックを活用する人が多いようです。
また、オーディオブックで聴いて特によかった作品やその感想を聞くと、「仕事への気づきが得られた作品」「時間がなくて読めてなかった作品がオーディオブックなら聴けた」「スキマ時間の有効活用ができた」という声が寄せられました。
※2. オーディオブック利用調査(期間:2024年2月18日~2月21日)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000379.000034798.html
【オーディオブックで聴いて特によかった作品】
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『ただしさに殺されないために~声なき者への社会論』
コンサルタントという仕事柄、「正しい」とされることを判断基準にすることが多いが、正しいとされていることだけで物事を見てはいけないことに気づかされた(50代男性)『サピエンス全史』
ずっと読みたかったが、ボリュームがあってハードルが高かった。オーディオブックは聴くだけなので、短時間に完聴できた。散歩や掃除の時間に聴いて、後でおもしろい部分だけをもう一度聴いたりできるので楽しく理解も深まりました(60代女性)『忙しすぎるリーダーの9割が知らない チームを動かす すごい仕組み』
現在はリーダーではないが、効率よく働くための仕組み作りの重要性をわかりやすく学ぶことができた。帰り道に歩きながら聴けてオーディオブックの便利さも確認できた(40代女性)『聴く日経』
スキマ時間に気軽にBGMのようにして聴けるので、非常に有意義な時間の活用法だなと感じています(30代男性)『スピードラーニング英語』
いまさら英語と思っていたが、聴き始めたらやみつきになった。通勤でもランニング中も聴いている(60代男性)
●オーディオブックの利用シーンは「職場への通勤中」が65.8%
では、どのようなシーンでオーディオブックを利用しているのか? 結果は『職場への通勤中』が65.8%で断トツ。一般のaudiobook.jpユーザーへのアンケートでは、家事中や運動中の利用も多く30%を超えますが(※2)、audiobook.jp 法人版ユーザーでは、他の利用シーンと大きく差をつけて、日々の通勤時に利用する人が圧倒的でした。
●75.4%が「オーディオブックの利用で読書量や情報インプット量が増えた」と回答
次にオーディオブックの利用による効果を調査。オーディオブックの利用後、日々の読書量や情報インプット量が増えたかについて聞くと、75.4%が増えた(「増えた」34.7%、「やや増えた」40.7%)と回答しました。
●64.8%が「オーディオブックの利用で仕事に役立った」と実感
また、オーディオブックの利用で仕事に役立ったと実感したかという質問に対しては、64.8%が「実感した」と回答(「実感した」21.3%、「やや実感した」43.5%)。
「実感した」と答えた方にどんなことに役立ったか聞くと、1位は「専門的な知識が身についた」(23.8%)、次いで「話の引き出しが増え会話に困らなくなった」(20.5%)、「社内コミュニケーションが増えた」(16.9%)という結果でした。
仕事で役に立った具体的なエピソードについても聞くと、「オーディオブックを聴くことで傾聴能力が維持されチームメンバーとのコミュニケーションに役立った」「移動時間が新しいことをインプットする時間に変わった」などの声が寄せられました。
【オーディオブック利用したことで仕事に役立ったと感じたこと】
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普段テレビなどから情報を得ることが多いため、傾聴能力が失われるように感じる。日々オーディオブックで聴くことにより傾聴能力が維持され、チームメンバーとのコミュニケーションに役立っている(50代男性)
読書が苦手であるため、通勤中に聴けるのはとても便利だと実感した。論文を書くにあたり文章のまとめ方が参考になった(40代女性)
これまで日経のアプリでニュースを見ていましたが、オーディオブックの『聴く日経』と併せて使うようになりました。『聴く日経』での主要トピックスを把握し、日経アプリで文字やグラフで確認することで理解が深まりました(40代女性)
長い移動時間が知識をインプットする時間になったので、新たなことを知る機会が増えています。目標の立て方や営業としての在り方をあらためて振り返ることができ、日々の仕事において自身が何を大切にすべきかを考える時間も持てました(30代女性)
社員間のコミュニケーションに変化があった。TV番組やゲーム、SNSなどは、個人の趣向により話が合わないことが多いし、仕事のアドバイスやディスカッションでコミュニケーションを図る機会は年々少なくなったように思う。福利厚生の一つとしてオーディオブックを取り入れたことで共通話題ができ、プライベートな内容からビジネス的な内容まで広く会話ができるようになったと感じられた。普段、会話の機会がない年の離れた社員とも声を掛け合う機会が増えた(50代男性)
●90.9%が「社内ラジオは業務や社内コミュニケーションに役立っている」と回答
オトバンクは、audiobook.jp 法人版の新機能として、音声版の社内報「社内ラジオ」を昨秋からスタートしています。そこで、「社内ラジオ」を導入している企業にも、利用状況をアンケート調査しました。
社内ラジオを聴いているかの問いに、73.4%が「聴いている」と答えました(「毎回聴いている」38.7%、「たまに聴いている」34.7%)。
さらに、社内ラジオを聴いていると答えた方に、社内ラジオが業務や社内コミュニケーションに役立っているかを聞くと、90.9%が「役立っている」と回答。社内ラジオを聴くことで、社内や業界の動向が手短にインプットでき助かっているという声もありました。
■2024年上半期audiobook.jp 法人版ランキング
audiobook.jp 法人版におけるオーディオブックの作品の再生時間をもとに順位付けした、2024年上半期(2023年12月1日〜2024年5月31日)の「総合」と「ビジネス・自己啓発」部門の人気ランキング トップ10を発表します。
【ランキング調査概要】
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集計期間: 2023年12月1日〜2024年5月31日
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対象作品: 期間限定を含む聴き放題プラン対象作品
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指標: 上記調査期間における再生時間
●総合ランキングトップ10(2024年上半期)
1位 『聴く日経』
・著者:ラジオNIKKEI
・ナレーター:ラジオNIKKEIアナウンサー
・配信URL:https://audiobook.jp/audiobook/238789
・作品紹介:平日毎朝6時に、日本経済新聞の最新ニュースを音声で配信!通勤中に最新ニュースを効率よく聴けます。
2位 『スピードラーニング英語 聴き放題 初級』
・著者:株式会社エスプリライン
・ナレーター:株式会社エスプリライン
・配信URL:https://audiobook.jp/audiobook/263078
・作品紹介:350万人が体験したリスニング英会話教材「スピードラーニング」がaudiobook.jpで復活!!聴き放題プランで 「スピードラーニング」vol.1~48 全シリーズすべてを聴いて学べます。
3位 『成瀬は天下を取りにいく』
・著者:宮島未奈
・出版社:新潮社
・ナレーター:山根綺,緒方佑奈 ほか
・配信URL:https://audiobook.jp/product/269102
・作品紹介:2024年本屋大賞受賞作!デビュー作にして14冠、いま最も読者に愛されている作品を、12名の声優によりドラマ形式で音声化!
2020年、中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。コロナ禍に閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが…。M-1に挑戦したかと思えば、自身の髪で長期実験に取り組み、市民憲章は暗記して全うする。今日も全力で我が道を突き進む成瀬あかりから、きっと誰もが目を離せない!
4位 『正欲』
(朝井リョウ、新潮社刊)
https://audiobook.jp/product/266930
5位 『ビジネス小説 もしも徳川家康が総理大臣になったら』
(眞邊明人、サンマーク出版刊)
https://audiobook.jp/product/262132
6位 『夢をかなえるゾウ1』
(水野敬也、文響社刊)
https://audiobook.jp/product/98660
7位 『変な家』
(雨穴、飛鳥新社刊)
https://audiobook.jp/product/264668
8位 『人は話し方が9割』
(永松茂久、すばる舎刊)
https://audiobook.jp/product/259805
9位 『人を動かす 改訂新装版』
(D・カーネギー,山口博/訳、創元社刊)
https://audiobook.jp/product/268048
10位 『ラブカは静かに弓を持つ』
(安壇美緒、集英社刊)
https://audiobook.jp/product/269024
●ビジネス・自己啓発ランキングトップ10(2024年上半期)
1位 『夢をかなえるゾウ1』
・著者:水野敬也
・出版社:文響社
・ナレーター:影平隆一,大川透,浅科准平,仲みのり,高槻陽一
・配信URL:https://audiobook.jp/product/98660
・作品紹介:関西弁を操るゾウの姿をした神様「ガネーシャ」が、あなたの人生を変える教えを授けます。毎日1つ、誰でもできて必ず役に立つ成功要素が詰まった、笑いあり涙ありのまさに「必聴」の超話題作です。
ダメダメな僕のもとに突然現れたゾウの神様“ガネーシャ”。
なぜか関西弁で話し、甘いものが大好きな大食漢。
そのくせ、ニュートン、孔子、ナポレオン、最近ではビル・ゲイツくん(、、)まで、歴史上の偉人は自分が育ててきたという……。
しかも、その教えは「靴をみがく」とか「募金する」とか地味なものばかり。
こんなので僕の夢は本当にかなうの!?
2位 『人は話し方が9割』
・著者:永松茂久
・出版社:すばる舎
・ナレーター:柳よしひこ
・配信URL:https://audiobook.jp/product/259805
・作品紹介:「話すこと」にまつわる悩みを挙げるとキリがありません。本書でお伝えするのは、コミュニケーションの基本である会話がうまくいくようになる、ちょっとした、でも多くの人が気づいていないエッセンス。過去に会話で失敗したトラウマもあっさり消え去ってしまうほど、人と話すことがラクになり、人間関係も、人生も、全部がよりよい方向に動き出します!
3位 『人を動かす 改訂新装版』
・著者:D・カーネギー,山口博/訳
・出版社:創元社
・ナレーター:小幡研二
・配信URL:https://audiobook.jp/product/268048
・作品紹介:日本で唯一の公式本『人を動かす』が、1936年初版、1981年改訂版を経て、約40年ぶりに大改訂。人が生きていく上で身につけるべき「人間関係の30原則」を、丹念に集めた実話と、成人教育の現場で磨き上げた実践例を交え、説得力豊かに解き明かす。深い人間洞察とヒューマニズムを根底に据え、人の心を突き動かすための行動と自己変革を促す感動の書。あらゆる自己啓発書の原点となったデール・カーネギー不朽の名著にして歴史的ベストセラー。
4位 『世界最高の話し方――1000人以上の社長・企業幹部の話し方を変えた! 「伝説の家庭教師」が教える門外不出の50のルール』
(岡本純子、東洋経済新報社刊)
https://audiobook.jp/product/261051
5位 『忙しすぎるリーダーの9割が知らない チームを動かす すごい仕組み』
(山本真司、PHP研究所刊)
https://audiobook.jp/product/268501
6位 『なぜ、あの人には何でも話してしまうのか 心理カウンセラーのすごい「聞く技術」』
(山根洋士、アスコム刊)
https://audiobook.jp/product/267820
7位 『すぐやる習慣、はじめました。』
(水江卓也、すばる舎刊)
https://audiobook.jp/product/268768
8位 『できる営業は、「これ」しかやらない 短時間で成果を出す「トップセールス」の習慣』
(伊庭正康、PHP研究所刊)
https://audiobook.jp/product/264169
9位 『起業家』
(藤田晋、幻冬舎刊)
https://audiobook.jp/product/242121
10位 『GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代』
(アダム・グラント,楠木建/監訳、三笠書房刊)
https://audiobook.jp/product/261696
■audiobook.jp 法人版とは
audiobook.jp 法人版は、ビジネス書や自己啓発書を中心に15,000点以上のタイトルを好きなだけ聴ける法人向けのオーディオブック聴き放題プランです。通勤中や家事中、就寝前など、耳のスキマ時間に音声を再生するだけで読書ができるため、自律学習のハードルがぐっと下がります。人材教育や、学びにも楽しみにも使える新しい福利厚生として活用いただいています。
また、企業オリジナルの音声コンテンツを社内に配信できるオプションサービス「社内ラジオ」もスタート。企業の代表や社員のメッセージを「音声」で配信。社内コミュニケーションや組織活性化に活用できます。
<audiobook.jp 法人版に関するお問い合わせ>
○お問い合わせフォーム: https://audiobook.satori.site/contact
○「audiobook.jp 法人版」特設サイト: https://business.audiobook.jp/
■本件に関するご取材
株式会社オトバンク 広報室 メール: pr@otobank.co.jp
その他お問い合わせはこちらまで: https://www.otobank.co.jp/contact/
■オーディオブックとは
オーディオブックとは、ナレーターや声優が本を朗読した「聴く本」です。耳だけで読書を楽しめるため、文字を読むのが難しい方のほか、ランニング中、電車や車での移動時間、家事の最中など、生活のあらゆるシーンで「ながら読書」を楽しめます。
近年、スマートフォンやワイヤレスイヤホンの普及で音声コンテンツの利用環境が急速に整ったことや、定額で様々な作品が聴き放題となるサブスクリプションプラン導入などを背景にオーディオブックの利用者が急増。現在、オーディオブックは、紙、電子書籍に続く、第3の書籍として広がりつつあります。
【参考】オーディオブック制作の様子からおすすめ作品までわかる!「まるわかり!オーディオブック」 https://bit.ly/3Xg8mFJ
■audiobook.jp(オーディオブックジェイピー)
株式会社オトバンクが運営する、日本最大級のオーディオブック配信サービスです。
2007年より配信を開始した「FeBe」からリニューアルし、2018年3月よりサービスを開始。オーディオブックのカテゴリー普及に向けてプラットフォームの拡大を目指します。 2024年2月に会員数が300万人を突破。 https://audiobook.jp/
【サービス概要】
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サービス名称:「audiobook.jp」
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サイトURL:https://audiobook.jp/
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App Storeページ:https://app.audiobook.jp/ios
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Google Playページ:https://app.audiobook.jp/android
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料金体系:
聴き放題プランは、月額1,330円(税込)。入会から2週間は無料でご利用いただけます。
個別購入は作品ごとの購入が可能。(※単行本書籍とおよそ同価格帯(1,200円~1,500円)での配信が中心。)
株式会社オトバンク(本社:東京都文京区、代表取締役社長:久保田裕也)
音声コンテンツを中心とした事業を展開し、「聞き入る文化の創造」「目が不自由な人へのバリアフリー」「出版文化の振興」の達成を目指している、日本最大級の配信数を誇るオーディオブックカンパニーです。500社以上の出版社様と提携し、主な事業として、日本最大級のオーディオブック配信サービス「audiobook.jp」でのオーディオブック販売をはじめ、オンラインブックガイド「新刊JP」(https://sinkan.jp/ )を中心とした書籍プロモーション事業も行っています。https://www.otobank.co.jp/
【問い合わせ先】
オトバンク広報: pr@otobank.co.jp
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