春を彩る懐古行列 清和源氏の歴史をつなぐ / 兵庫県川西市
第61回清和源氏まつり のべ約21,000人が来場
4月6日(日曜日)、「清和源氏発祥の地」川西市で、勇壮な源氏の騎馬武者や少年少女武者、稚児行列など約250人が参加する「第61回清和源氏まつり」を開催。( 主催 : 清和源氏まつり実行委員会・川西市観光協会・川西市 )
会場となったキセラ川西せせらぎ公園(川西市火打1)や懐古行列が行われた沿道などには、市内外からのべ約21,000人が訪れ、華麗な時代絵巻を楽しみました。

清和源氏まつりは、多田地域の歴史的背景を大切にしながら、市中心市街地である阪急・能勢電鉄 川西能勢口駅とキセラ川西せせらぎ公園周辺で開催しています。
メイン会場のキセラ川西せせらぎ公園では、早稲田大阪高等学校ウインドバンドの演奏からステージイベントがスタート。午前10時30分から行われたオープニングセレモニーでは、鎧兜を身に付けた源満仲公に扮した越田謙治郎(こしだ けんじろう)川西市長の他、巴御前役の松浦 李嘉さん(まつうら ももか、18歳)、常盤御前役の嶋田 結妃さん(しまだ ゆいひ、20歳)、静御前役の松本 京子さん(まつもと きょうこ、27歳)の3人と、八幡太郎義家公役の福本 拓実さん(ふくもと たくみ、20歳)らがそれぞれに口上を述べ、会場を盛り上げました。

同まつり最大のイベント、懐古行列は午前11時にキセラ川西せせらぎ公園を出発。
鎧兜に身を固めた源氏ゆかりの武者や三御前(巴御前、常盤御前、静御前)、八幡太郎義家公役らが徒歩や騎馬にて同公園から阪急電鉄 川西能勢口駅まで往復して練り歩きました。この行列は、稚児や少年少女武者、鬼、雑兵らも合わせると総勢250人となります。
公園や沿道には絢爛豪華な懐古行列を一目見ようと子どもから大人までたくさんの観客たちが集まっていました。

第61回目となる今年、メイン会場(キセラ川西せせらぎ公園)ではキッチンカー・物販などのブースが立ち並んだほか、神道夢想流杖術の演武や篠笛の演奏、米傅流福知山踊りの披露、地元ゆかりのアーティストらによる音楽ステージが会場を賑わせていました。
清和源氏まつりについて
今から千年あまり前、第56代清和天皇の曾孫に当たる源満仲公が、川西の多田盆地に移り住み、天禄元年(970年)に多田院(現在の多田神社)を創建し、清和源氏の礎を築きました。後世、鎌倉幕府を開いた源頼朝や全国に名を馳せた源氏武将たちは、満仲公の子孫であり、川西市は「源氏と武士団発祥の地」と言われています。清和源氏まつりは、この清和源氏の祖、源満仲公をしのび、〝清和源氏発祥の地かわにし〟の歴史、文化、観光をPRするため、毎年開催しています。
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