セミナー「ジェンダーとメディア」開催

9月9日、東京・内幸町の日本記者クラブで

株式会社朝日新聞社

 朝日新聞社ジャーナリスト学校はセミナー「ジェンダーとメディア」(協力・公益社団法人日本記者クラブ)を9月9日(土)に東京・内幸町の日本記者クラブ10階ホールで開きます。
 


 世界各国の男女格差を指数化した世界経済フォーラム(WEF)の2016年版「ジェンダー・ギャップ指数」で、日本は調査対象144カ国のうち111位でした。男女間の不平等が大きい日本の現状と、メディアの表現に関係性はないのか。無自覚に「女は、男はこうあるべきだ」という性別による役割分担の偏りを固定化するような報道、表現をしてこなかったか、検証する必要があります。

 一方、企業広告の世界では女性に関する表現をめぐり、ネットで「炎上」が相次いでいます。育児の風景を描いた日用品メーカーの動画広告に対し、「子育て=母親一人の仕事」といった「ワンオペ育児」を肯定しているという批判が殺到しました。また、ある化粧品メーカーのCMは「男性目線の女性像」だとして批判を浴び、放送中止となりました。SNSの利用がここ数年で劇的に拡大し、広告を含めたメディア表現は日常的に〈ジェンダーの視点〉から注視されています。
 
 また、ジェンダーのみならず、性的少数者(LGBTなど)への配慮など人権や多様性の観点からも、これまでの報道、メディア表現を検証し、見直す必要があります。 

 セミナーでは、国内外の新聞、テレビ、ネット、広告などの表現のどこに問題があるのかを参加者で考えます。さらに、積極的に男女平等を促し、社会の「多様性リテラシー」を高める新たな表現を考え、作り出す場にしたいと思います。

■概要
◇日時:9月9日(土曜日) 12:00~16:30
◇会場:日本記者クラブ10階ホール(東京都千代田区内幸町2-2-1)
    https://www.jnpc.or.jp/outline/access
◇参加料 5000円(税込)
◇参加お申し込みは下記URLから。9月5日(火)締め切り
    http://ciy.asahi.com/ciy/
◇定員 先着100人
◇プログラム
①基調講演「悪気がないなら、変わりましょう」
                  小島 慶子 エッセイスト
②「メディアスポーツとジェンダー」 森田 浩之 ジャーナリスト
③「多様性リテラシー~海外事例から」野澤  健 エコネットワークス代表
④「ジェンダーガイドブック2017~新聞社の取り組み」
                  志村 文史 朝日新聞社用語幹事
⑤パネルディスカッション「ステレオタイプを超えて」
 高田 聡子 マッキャンエリクソンクリエイティブディレクター
 宮﨑真佐子 TBSプロデューサー
 駒崎 弘樹 認定NPO法人フローレンス代表理事
 大門小百合 ジャパンタイムズ執行役員編集・デジタル事業担当 

◆主催:朝日新聞社ジャーナリスト学校
◆協力:公益社団法人 日本記者クラブ
※お問い合わせ先:朝日新聞社ジャーナリスト学校(☎03-5541-8629)
メール outreach@asahi.com

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URL
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業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区築地5-3-2(東京本社)
電話番号
03-2354-7105
代表者名
代表取締役会長 中村史郎・代表取締役社長 角田克
上場
未上場
資本金
6億5000万円
設立
1879年01月