夏休みに41名が参加した3日間の地域教育プログラム『しんとみ学び塾』。事前・事後アンケートに見られる、生徒たちの変化とは?

〜「帰ってきたくなるまち」をわたしたちも考えよう。中高生向け教育プログラムを宮崎県新富町で実施しました〜

こゆ財団

2022年8月16日〜18日の3日間で開催した教育プログラム『しんとみ学び塾』では、参加する子どもたちに受講前・受講後のアンケートを実施しました。その結果から、多くの子どもたちが「10年後の未来の新富」をポジティブに捉え、自ら関わるイメージを描ける状態に変化したことがわかりました。

一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(宮崎県児湯郡新富町、代表理事:齋藤潤一、以下こゆ財団という)は、新富町教育委員会と『しんとみ学び塾』を共催。昨年4月より新富町教育推進コーディネーターを任命された中山 隆(こゆ財団 教育イノベーション推進専門官)が、本プログラムの企画設計と当日のファシリテーターを務めました。

こゆ財団は持続可能なまちづくりを目指して、あらゆる世代の人材育成に携わっていきます。

■地域や学校種を越えた学びの場を創出。自ら考え仲間と共創できる人材を育成

本プログラムは、オンライン・オフラインをハイブリッドさせ、地域内外の人材とつながりながら学ぶ3日間のサマースクールです。新富町や宮崎県内、さらには世界で活躍する様々なゲストをお招きして、新富町そして子どもたちの今と未来を見つめ直し、再発見へとつながる場となりました。
プログラム概要は下記の通りです。
 

【第2回しんとみ学び塾】

日  時:2022年8月16日(火) 8:30〜16:00

     午前:「話を聞く/新富町の面白さを知り、新たな新富町の魅力を再発見しよう」
     午後:「フィールドワーク/新富町を巡り、新富町の良さを知ろう」
     2022年8月17日(水) 8:30〜16:00
     午前:「オンライン/新富町から世界とつながり、未来を読み解こう」
     午後:「体験/未来で活かす力を学んでみよう」

     2022年8月18日(木) 8:30〜12:00
     午前:「みんなで創る/未来の新富町を自分たちの手で創ろう」
会  場:新富町総合交流センターきらり 大集会室
対  象:新富町近郊の中高生
参加人数:計41名
※当日の様子はこちらからご覧ください。

▼まちを見つめて、未来を描く。自分磨きのサマースクール「第2回しんとみ学び塾」を開催(こゆ財団HP掲載)
https://koyu.miyazaki.jp/8791/

 

 


■開催背景と結果:学校の学びを生かした、地域でしか創ることのできない学びの場作り


本プログラムを実施した背景には、コロナ禍で様々な制約があるなか対応を迫られた学校と、学びの機会が制限されたであろう子どもたちを、地域全体でサポートする機会創出への思いがありました。


子どもたちの教育を担当するのは学校や家庭だけでなく、地域のなかで多様な学びの場があることが、VUCAの時代を生き抜く力を育みます。多様な人、多様な世界、多様な価値観に触れる3日間を通して、子どもたちが成長していく様子が見られました。


本プログラム開催の前後にアンケートを実施。企画側が持っていた裏テーマ「学校の学びを生かした、地域でしか創ることのできない学びの場作り」は可能であり、このような教育プログラムを実施することで、幅広い世代が交流しながら地域を盛り上げていくことにつながると感じました。

<開催前後のアンケート結果比較>

質問:10年後の新富町の未来はどうなっていると思いますか?

●今よりも良くなっている   …開催前/64.5%→開催後/96.2%

質問:今もしくは将来、あなたの力で、10年後の未来の新富を少し変えられるかもしれないと思いますか?
●そう思う          …開催前/12.9%→開催後/50.0%
●どちらかと言えばそう思う  …開催前/35.5%→開催後/38.5%
●どちらかと言えばそう思わない…開催前/22.6%→開催後/0%
●そう思わない        …開催前/0%→開催後/3.8%
●わからない         …開催前/29%→開催後/7.7%

質問:10年後のあなたは楽しんでいると思いますか?
●楽しんでいる        …開催前/71%→開催後/96.2%
●楽しんでいない       …開催前/0%→開催後/3.8%
●わからない         …開催前/29%→開催後/0%

 


■今後の展望:新富町で地域×教育の可能性を最大限活用した教育プログラムのさらなる実施へ。地域の新たな魅力を、子どもたちとともに共創します


こゆ財団は地域内の事業者と連携し、設立5年で20もの観光体験を企画・実践してきました。さらに、イノベーションの種として「教育」を掛け合わせることで、「人」という地域資源を十分に活用できるという気づきを得ることができました。

修学旅行受入ゼロから1年間で10校450名の実績をつくった(※)地域×教育の聖地として、これからもあらゆる視点から地域の可能性を引き出し関係人口の創出を目指していきます。

(※)こちらの内容がわかるプレスリリースはこちら
▼「地域×教育」でオーダーメイドの学び旅を。宮崎県新富町の地域商社がつくる新しい修学旅行事業が本格始動
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000356.000028395.html



■一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(こゆ財団)とは?
2017年4月に、持続可能な地域の実現を目指して宮崎県新富町が設立した地域商社です。「世界一チャレンジしやすいまち」というビジョンのもと、1粒1,000円ライチに代表される農産物中心のブランディングや商品開発で稼ぎ、得られた利益を人財育成に再投資しています。主幹事業である新富町ふるさと納税の運営では、2017年から2020年までの4年間で累計55億円の寄附額を記録しており、新富町と多様な企業との連携事業や生活利便性の向上に役立てられています。
▶︎こゆ財団ウェブサイト https://Koyu.Miyazaki.jp
▶︎こゆ財団Facebook https://www.facebook.com/koyu.miyazaki/
▶︎新富町ふるさと納税ポータルサイト
・ふるさとチョイス https://www.furusato-tax.jp/city/product/45402
・楽天 https://www.rakuten.ne.jp/gold/f454028-shintomi/
・ふるなび https://bit.ly/3uo6fSh
・さとふる https://www.satofull.jp/town-shintomi-miyazaki/
▶︎メディア掲載事例
日経新聞/日経MJ/Forbes JAPAN/事業構想/ソトコト/TURNS/日本農業新聞/全国農業新聞 ほか

 

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会社概要

URL
https://koyu.miyazaki.jp
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
宮崎県児湯郡新富町富田東2-1-1
電話番号
0983-32-1082
代表者名
齋藤潤一
上場
未上場
資本金
300万円
設立
2017年04月