キンプトン、旅行ブランドによるソーシャルメディアのコンテンツと従来のトラベルインフルエンサーに関する、最新のグローバル調査レポートを発表

旅行者がソーシャルメディアに望んでいるのはよりインクルーシブで信ぴょう性のあるコンテンツ

東京(2022年12月7日) – IHGホテルズ&リゾーツが誇る“ラグジュアリー&ライフスタイル”コレクションの一つであるキンプトン ホテルズ&レストランツ(以下、「キンプトン」)は本日、旅行ブランドによるソーシャルメディアのコンテンツと従来のトラベルインフルエンサーに関する、最新のグローバルな消費者心理調査の結果を発表しました。オーストラリア、日本、英国、米国の4,000人以上の回答者を対象として実施した本調査では、信ぴょう性のあるさまざまな旅行コンテンツに対するニーズが圧倒的に高く、多様性を認め合うインクルーシブで多彩なコンテンツクリエイターや体験を取り上げるためのさらなる取り組みが旅行ブランドに強く求められていることが分かりました。

キンプトン フィッツロイ ロンドンで開催されたキンプトンのグローバルな「ステイヒューマン」クリエイターコレクティブ(写真提供:キンプトン ホテルズ&レストランツ)

キンプトンのチーフコマーシャルオフィサーであるキャスリーン・レイデンバッハ(Kathleen Reidenbach)は、次のように述べています。「キンプトンは、ユニークなホテルであることに誇りを持っています。当ホテルの創業の精神は、人とのつながりと、『ステイヒューマン』体験の提供に根差しています。私たちはゲストと従業員に、安心感を得て、ジェンダーや肌の色、体形にかかわらず、本当の自分を大切にしてほしいと考えています。その一方で、実際に当社のグローバルなコミュニティを構成している人々や体験が、旅行業界におけるソーシャルメディアとマーケティングのコンテンツに必ずしも反映されているわけではないことを認識しています。したがって、クリエイターとの取り組み方だけでなく、当社が共有するイメージや提供する体験も変革し続ける新たなブランドコミットメントを掲げ、『ステイヒューマン』ブランド精神の根本を追求できるよう努めています」

今回の調査では、全般的に、現在ソーシャルメディアに投稿されている旅行コンテンツと消費者の実際のニーズとの間には大きなギャップがあるということが明らかになりました。消費者は、「ソーシャルメディア映え」しなければならないというプレッシャーが旅行体験にネガティブな影響を及ぼしていると回答しています。また、消費者の回答は、あらゆるスタイルの個人旅行にふさわしく、あらゆるタイプの個人を反映した、よりインクルーシブなソーシャルメディアコンテンツが旅行ブランドに求められていることも示しています。

キンプトンの調査におけるグローバルおよび地域別の主な結果は以下のとおりです。

●      回答者の85%が、旅行業界ブランドのソーシャルメディアコンテンツは、さまざまな旅行者に向けたよりインクルーシブなものであるべきだと考えています。また、回答者の84%が、旅行ブランドは多様なトラベルクリエイターを支持するためにさらなる取り組みができるはずだと考えています。
●      回答者の76%が、ソーシャルメディアのコンテンツクリエイターによる旅行の描写に現実味が増すと、現在の旅行コンテンツがより有用になると考えています。
        ○       日本の回答者の15%が、現在の旅行業界のソーシャルメディアコンテンツには心が動かされないと答えています。
●      ジェンダー、人種、障害、年齢、体形といったデモグラフィック要因に関しては、回答者の3分の1以上(34%)が、回答者が閲覧しているトラベルクリエイターのコンテンツでそれらの要因が十分に考慮されていないと感じる、または十分に考慮されているかどうか分からないと答えています。
       ○       日本は、回答者の44%以上が、自分のような旅行者が十分に考慮されていないと感じる、または十分に考慮されているかどうか分からないと答えており、そのような回答が最も多い市場でした。
       ○       日本は、クリエイターがソーシャルメディアに投稿する旅行コンテンツが、幅広いデモグラフィックのグループを対象としているかどうか分からない(46%)、またはそう思わない(36%)と答えた回答者が最も多い市場でした。
●      回答者のほぼ半数(46%)が、現在ソーシャルメディアに投稿されている旅行業界のコンテンツにネガティブな感情(ねたみ、自意識の強さなど)を持っていると答えています。
●      回答者の3分の1(33%)が、旅行ブランドが提供している内容が自分の旅行スタイルまたは個人的なニーズに合っていないと感じる、または合っていないかもしれないと答えています。また、21%が、クリエイターがソーシャルメディアに投稿する旅行コンテンツがさまざまな旅行スタイルを反映しているかどうか分からないと回答しています。

「ステイヒューマン」グローバルキャンペーン
この調査結果で明らかになった旅行者の指摘に対応するために、キンプトン ホテルズ&レストランツは本日、ブランドコンテンツに関する新たなコミットメントを発表しました。この取り組みでは以下のとおり、ブランドレベルのソーシャルメディアとマーケティングのコンテンツにおいて、より多様でインクルーシブなクリエイターや体験を紹介していきます。

●       私たちを取り巻く素晴らしい世界の多様性を反映したクリエイターと共に、コンテンツの作成に取り組みます。この取り組みでは、ブランドチャネルにおけるコンテンツと、当社が共有するUGCが対象となります。これに伴いキンプトンは、表現に関するこれまでのコミットメントを、人種/ジェンダー/性的指向の多様性にまで広げ、民族、宗教、言語、体形、年齢、障害の面でもより多様なクリエイター、ゲスト、モデルを起用します。
●       現在の旅行コンテンツのギャップに対応します。個人が感じているソーシャルメディアの情報のゆがみを解消することをはじめとして、障害のある旅行者にとって重要な情報を共有する方法を強化するとともに、あらゆる人がすべてのコンテンツにアクセスできるようにします。まず、キンプトン クリエイターコレクティブのすべてのクリエイターに、これまでのものに代わる文章と画像説明をソーシャルメディアに投稿してもらい、障害のあるオーディエンスが利用しやすいようにします。
●       多様な視点を持つクリエイターで構成される初のキンプトン クリエイターコレクティブを結成し、ブランドのコンテンツや施設体験についてアドバイスするブランドコンサルタントとしての役割を果たしてもらいます。私たちは、継続的にキンプトン クリエイターコレクティブに意見を求めて連携し、その発展に努めます。
●       従来のブランドが提供してきた「クリエイターコンテンツ概要」を廃止する最初のブランドになります。クリエイターが何を作成すべきかを指示するのではなく、クリエイターが自分なりの旅行を紹介する権限を与え奨励します。また、厳しいクリエイティブ要件でクリエイターに制約を課すのではなく、キンプトンブランドを活用してもらいます。
●       キンプトンブランドと契約しているクリエイターの75%以上が、インクルージョンおよび感想や体験の信ぴょう性(人種、民族、宗教、性的指向、言語、体の大きさ、ジェンダー、年齢、障害に関するもの)の向上に対する当社のコミットメントを反映するようにし、実際の旅行者の多様性をよりいっそう反映できるようにします。

これらのコミットメントについて、詳細は https://www.ihg.com/kimptonhotels/content/us/en/stay/stay-human-experience をご覧ください。

これらのコミットメントを実現し、ゲストの体験に反映させる方法についてアドバイスを得るために、キンプトンは世界中から選び抜いた、幅広い関心と熱意を持つ多様なクリエイターたちと連携し、初の「ステイヒューマン」クリエイターコレクティブを結成しました。先月、それらのクリエイターがキンプトン フィッツロイ ロンドンに集結し、人とのつながりに根差して着想を得た体験への参加を通じて、さまざまな旅行スタイルを考察するとともに、それぞれにとって本当に心が躍るものについて意見を交わしました。キンプトンによる2022年の「ステイヒューマン」クリエイターコレクティブには、以下のクリエイターが参加しています。

●       シェイン・ティノ(Shayne Tino)(@shaynetino)、オーストラリア:シェインは、オーストラリアのアートディレクター、デザイナー、モデル、クリエイティブの権威で、世界中でリテールキャンペーンを立ち上げています。自身のファッションブランドであるRimagindとC&talystの創設者兼ディレクターでもあります。
●       マーン(MYRNE)(@myrne)、シンガポール:マーンは、シンガポールのDJ、プロデューサー、アーティストです。シンガポールでのイベントのソールドアウトに加えて、ライブでも優れた実績を誇っています。2018年にはシンガポール人として初めて、ダンスミュージックフェスティバルであるマイアミでのウルトラとベルギーでのトゥモローランドでプレイしました。
●       アンナ・ホワイトハウス(Anna Whitehouse)(@mother_pukka)、英国:アンナは、ジャーナリスト、編集者、執筆家、ラジオ番組「Heart」の司会者で、ポッドキャスト「Dirty Mother Pukka」で大きな成功を収めています。また、ニュースやイベント、親としてのさまざまな試練について率直な見解を掲載しているポータル「Mother Pukka」の創設者でもあります。アンナは、夫と2人の子供であるメイ(Mae)とイブ(Eve)と、ロンドンで暮らしています。
●       テス・ダリー(Tess Daly)(@tess.daly)、英国:テスは、突然障害を抱えることになった、シェフィールド出身のインフルエンサーです。自身のコンテンツでは、車いすでの生活のユニークな視点から、ファッション、美容、ライフスタイルを中心に紹介しています。
●       ダン・ブラウン(Dan Brown)(@simplydanbrown)、オーストラリア:シドニー出身のダンは、チャドウィック・モデルズに所属するファッションモデルとして活躍しています。2021年に『GQ Australia』誌で取り上げられて以来、ユニークなファッションでオーストラリアの男性にインスピレーションを与えています。
●       シトウレイ(Rei Shito)(@reishito)、日本:レイは、東京を拠点に活動しているストリートスタイルフォトグラファー兼ジャーナリストで、2020年には『VOGUE』誌に取り上げられました。原宿のストリートスタイルを中心に紹介するブログ「STYLE from TOKYO」を立ち上げる前は、『STREET』誌、『FRUiTS』誌、『TUNE』誌といった多くの雑誌で活躍していました。

「ステイヒューマン」ホテルパッケージ
キンプトンは2023年2月に、世界中で展開するホテルの一部において、多様な旅行スタイルと個性に合わせた、予約可能な「ステイヒューマン」パッケージの提供を開始します。このパッケージには、キンプトンが実施したグローバルな消費者調査と「ステイヒューマン」クリエイターコレクティブから得られたリアルなインサイトが反映されます。この予約可能なパッケージの他にも、世界のキンプトンの一部でゲストを招待し、「ステイヒューマン」キャンペーンを実体験できるアクティビティを提供します。このアクティビティには、ソーシャルアワーのよりすぐりのメニューや、テーマを設けたポップアップイベント、ソーシャルメディアコンテストなどが含まれます。ゲストは、2月上旬からkimptonhotels.comでパッケージの閲覧と予約が可能になります。

このキャンペーンは、誰もが活躍できる多様な文化の醸成を目指すIHGホテルズ&リゾーツのコミットメントの一環です。IHGホテルズ&リゾーツは、ジェンダーバランスの推進、リーダーシップにおける構成割合が低いグループの倍増、同僚やオーナー、サプライヤーを対象とするインクルージョン文化の醸成、自身と他者のウェルビーイングを優先する同僚の支持、人権の尊重と推進に尽力しています。

調査方法
キンプトン ホテルズ&レストランツは、オーストラリア、日本、英国、米国における4,073人の回答者を対象として調査を実施しました。この調査では、ソーシャルメディアを積極的に使用しており、旅行に関心があり、過去12カ月間にインフルエンサーによる旅行に特化したソーシャルメディアのコンテンツを閲覧した、18歳以上の回答者を対象としました。調査ではクアルトリクス社のインサイトプラットフォームを使用し、パネルはLucidから提供を受けました。調査は2022年10月に実施しました。

キンプトンホテルズ&レストランツについて:
サンフランシスコにベースを置く、キンプトンホテルズ&レストランツは、1981年にアメリカで誕生した、ユニークで特徴的なデザインがコンセプトのラグジュアリーライフスタイルホテルのパイオニアです。現在、アメリカ、カナダ、ヨーロッパ、カリブ海、アジアおよび中華圏の都市部やリゾート地に、それぞれ個性あふれる75を超えるホテルと80のレストラン、バー、ラウンジを運営しています。キンプトンがプロデュースする空間と体験は、いつもゲスト中心。エネルギー溢れるフレーバーがSOULに元気を与え、好奇心を呼び起こす、そんなインスピレーションを刺激するデザインと、台本もなく、どこまでも個性的でアーティスティック、だけど細かいところにもこだわった、とんでもなくパーソナルなゲスト体験を提供します。FORTUNE誌の「働きがいのある会社Best 100」に常に掲載されるキンプトンは、チームメンバーが心に触れるサービスを届け、キンプトンが素晴らしいワークカルチャーであることを証明しています。またJ.D.パワーによる「アッパーアップスケールホテルチェーンでの顧客満足度トップ」にも表彰され、世界からも高い評価を得ています。 キンプトンは、2015年1月にIHGホテルズ&リゾーツに仲間入りしました。 詳細は、www.KimptonHotels.com をご覧ください。

IHGホテルズ&リゾーツ / IHG・ANA・ホテルズグループジャパンについて: 
IHG ホテルズ& リゾーツ  [LON:IHG, NYSE:IHG (ADRs)]は、True Hospitality for Goodを提供するグローバルホスピタリティーカンパニーです。 下記の17ホテルブランドを展開し、世界100ヶ国以上に約6,000ホテルを有し、1,800軒超のホテルが開発中となっています。また、IHGワンリワーズは、世界最大級のロイヤリティプログラムで、様々な特典をお楽しみいただいています。 

・ラグジュアリー&ライフスタイル: シックスセンシズホテルズリゾーツスパ, リージェントホテルズ&リゾーツ,
インターコンチネンタルホテルズ&リゾーツ, ヴィニエットコレクション, キンプトンホテルズ&レストランツ, ホテルインディゴ 
・プレミアム: vocoホテルズ, HUALUXE ホテルズ&リゾーツ, クラウンプラザホテルズ&リゾーツ, EVEN ホテルズ 
・エッセンシャルズ: ホリデイ・インホテルズ&リゾーツ, ホリデイ・インエクスプレス, avid ホテルズ  
・スイーツ: Atwell スイーツ, ステイブリッジスイーツ,  ホリデイ・インクラブバケーションズ, キャンドルウッドスイーツ 

InterContinental Hotels Group PLCは、グループの持株会社で、英国に設立、英国およびウェールズで登録されています。世界中のIHGのホテルとコーポレートオフィスには、約325,000人の従業員がおり、日々世界中のお客様をお迎えしています。  

日本国内では、2006年12月に、IHGとANAの業務提携によるジョイントベンチャー会社、IHG・ANA・ホテルズグループジャパンを設立。2022年9月現在、6ブランド(インターコンチネンタル、キンプトン、ANAクラウンプラザ、ホリデイ・イン及びホリデイ・インリゾート、ホリデイ・インエクスプレス、ホテルインディゴ)、44ホテル、12,000室超を展開しています。 

今後もvoco大阪セントラル、ホテルインディゴ東京渋谷、リージェント京都の開業を予定しており、日本においてもIHGホテルズ&リゾーツは拡大をし続け、更なる旅の選択肢を皆様にお届けしてまいります。 

IHGグローバルサイト: https://www.ihg.com/hotels/gb/en/reservation
IHGワンリワーズアプリ: Apple App https://apps.apple.com/us/app/ihg-hotel-deals-rewards/id368217298
IHGワンリワーズアプリ: Google Play store https://play.google.com/store/apps/details?id=com.ihg.apps.android

IHGニュースルームサイト: https://www.ihgplc.com/en/
LinkedIn:   https://www.linkedin.com/company/ihghotels&resorts/
Facebook: https://www.facebook.com/IHGCorporate/
Twitter:      https://twitter.com/IHGCorporate
IHG・ANA・ホテルズグループジャパン公式ウェブサイト: https://www.anaihghotels.co.jp/


 

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会社概要

URL
http://www.ihg.com
業種
飲食店・宿泊業
本社所在地
東京都港区虎ノ門1-2-8 虎ノ門琴平タワー20階
電話番号
03-5501-7500
代表者名
アビジェイ・サンディリア
上場
未上場
資本金
8億3000万円
設立
2006年12月