追手門学院高アメフト部 クリスマスボウル出場へ。創部57年目の快挙！フラッグフット17U男子日本代表がチーム牽引

　追手門学院高等学校（大阪府茨木市、校長：木内 淳詞）アメリカンフットボール部（大阪3位）が、12月1日に行われた全国高等学校アメリカンフットボール選手権大会の準決勝で啓明学院高校（兵庫2位）を17対9で破り、高校日本一を決める「クリスマスボウル」に創部57年目で初めて出場します。

　決勝戦は12月22日に万博記念競技場で行われ、関東代表の佼成学園高校（東京1位）と対戦します。

啓明学院高校戦 (万博記念競技場)

　チームは今年の大阪府秋季大会で大阪3位となり、クリスマスボウルへの出場をかけた全国高等学校選手権大会に出場。初戦では、崇徳高校（広島）に34対0で勝利し、続く2回戦では、前回大会で全国制覇を果たした強豪の立命館宇治高校（京都1位）と対戦しました。昨年の大会では、春の関西大会優勝校の関西学院高等部に勝利しながらも、次戦で立命館宇治高校に敗退。その悔しさを胸に挑んだ今回の試合では、序盤からリズムをつかみ、第4クォーターで20点を追加するなど終始リードを守り抜き30対7で金星をあげました。その後も勢いそのままに、準々決勝では箕面自由学園高校（大阪2位）に37対17で勝ち、準決勝では啓明学院高校（兵庫2位）に17対9で勝利して、初めてのクリスマスボウル出場を決めました。

　チームを牽引するのは、2028年ロサンゼルス五輪で正式種目となるフラッグフットボールの男子17U日本代表に選ばれた藤田笑日朗選手（3年/WR/キャプテン）と奥村倖大選手（3年/RB）です。特にエースRBの奥村選手は、圧倒的なスピードと攻撃力で得点源として活躍しています。

　また、今シーズンからパナソニックインパルス前監督の荒木延祥氏が特別コーチに就任。練習の段階からプレーや戦術に緻密さが増し、攻守の要であるフロントラインも実力を伸ばして、チーム全体を力強く支えています。

　キャプテンの藤田選手は「日本一をチームの目標にしてここまでやってきました。自分たちがどういうプレーができるかを追求し、頼りになる仲間たちを信じて挑みたい」と、クリスマスボウルへの意気込みを語っています。

　クリスマスボウルは12月22日、万博記念競技場で13時にキックオフです。

【ポイント】

○創部57年目で初の「クリスマスボウル」出場決定。日本一を目指し佼成学園高校と対戦

○フラッグフットボール男子17U日本代表の藤田選手・奥村選手がチームを牽引

○パナソニックインパルス前監督の荒木延祥氏が特別コーチとしてチームを指導