タイ・バンコクで新たに2つの分譲マンション開発事業に参画
外国人にも人気のエカマイ、カセサート大学至近にて開発推進
東京建物株式会社は、タイの現地法人「Tokyo Tatemono (Thailand) Ltd.」(以下「東京建物タイランド」)を通じて、タイ・バンコクで新たに2つの分譲マンション(コンドミニアム)開発事業に参画しましたので、お知らせします。タイの大手デベロッパーである「SC Asset Corporation Public Company Limited」(本社:タイ王国バンコク都、以下「SC社」)と共同で、「Reference Ekkamai(リファレンス エカマイ)プロジェクト」および「Reference Kasetsart(リファレンス カセサート)プロジェクト」(以下「本事業」)を進めてまいります。
タイは、観光業を中心とする安定的な経済成長が続き、都市部の人口増加や中間層・富裕層の拡大により、中長期的に安定的な住宅需要が見込まれます。特にバンコクやその近郊では、商業施設などの生活利便施設も充実し、鉄道の延伸による通勤・通学などの利便性向上が図られ、今後更なる住宅需要が期待されています。本事業は、住宅地として日本や欧米各国の駐在員が集まるなど、外国人にも人気が高く商業集積地区にも近い「エカマイ」エリアと、タイ国立大学カセサート大学至近で生活利便施設が充実している「カセサート」エリアの2か所で分譲マンション開発を行うものです。共同事業者のSC社は、主に都心部において戸建ておよびアッパーミドル層以上をターゲットとした高品質かつ洗練されたデザインの商品を展開しており、現地で高い評価を得ている大手不動産デベロッパーです。
東京建物は、これまで日本各地やタイで培ってきた分譲マンション開発のノウハウと、SC社の分譲マンション開発ノウハウを最大限に生かし、本事業を推進していくとともに、今後の更なる事業機会の獲得と事業規模の拡大を目指してまいります。なお、SC社(SC社のグループ会社を含む)との共同事業は、本事業の参画により合計5プロジェクトとなります。
【本リリースのポイント】
・ タイ・バンコクにおいて新たに2つの分譲マンション開発プロジェクトに参画。
・ 日本人や欧米人を中心とした駐在員が集まる「エカマイ」エリアと、生活利便施設が充実した「カセサート」エリアにて、分譲マンション開発事業を現地デべロッパーのSC社と共同で推進。
本事業の概要
1. Reference Ekkamai (リファレンス エカマイ)プロジェクト
本物件は、バンコクのオフィス・商業が集積する「Phrom Phong(プロンポン)」駅から2駅先の「Ekkamai」駅から徒歩圏にあり、利便性が高く落ち着いた住環境が広がるエリアに位置しています。周辺はスーパーマーケットや商業モールなどの生活利便施設が充実しているほか、高水準の医療設備と外国人患者受け入れ態勢が整っているサミティベート病院やインターナショナルスクールもあり、日本や欧米各国の駐在員が多く住む、外国人にも人気のあるエリアとなっています。
所在地 |
タイ王国バンコク都ワッタナー区 |
---|---|
敷地面積 |
約3,876㎡ |
交通 |
BTSスクンビットライン「Ekkamai」駅徒歩13分 |
延床面積 |
33,522㎡ |
構造・規模 |
鉄筋コンクリート造・地上44階地下1階 |
建物用途 |
住宅(396戸) |
竣工時期 (予定) |
2027年 |
2. Reference Kasetsart (リファレンス カセサート)プロジェクト
本物件はバンコク中心部から北に20kmに位置しており、BTSスクンビットライン「Kasetsart」駅およびSRTレッドライン「Bangkhen(バンクエン)」駅の2路線2駅が利用可能となっています。2030年予定のMRTブラウンライン新駅の開業後は、3路線3駅利用が可能となり、バンコク市内各方面へのアクセスが更に向上します。また、本物件至近にはタイ有数の総合大学である国立カセサート大学があることから、日々の生活利便施設も充実しており、最寄りの「Kasetsart」駅から都心のオフィス・商業集積エリアまで約30分と通勤にも便利なエリアです。
所在地 |
タイ王国バンコク都チャトチャック区 |
---|---|
敷地面積 |
約4,099㎡ |
交通 |
BTSスクンビットライン「Kasetsart」駅徒歩18分 SRTレッドライン「Bangkhen」駅徒歩15分 |
延床面積 |
22,700㎡ |
構造・規模 |
鉄筋コンクリート造・地上21階 |
建物用途 |
住宅(381戸) |
竣工時期 (予定) |
2027年 |
本事業位置図
本事業の共同事業者について
本事業の共同事業者であるSC社(SC社のグループ会社を含む)は、東京建物がタイにおいて分譲マンションおよび物流倉庫開発事業を共同で推進しているパートナーであり、戦略的事業パートナーとして、今後も継続的に新規プロジェクトの共同での推進について協議していくことで合意しています。
SC社概要
社名 |
SC Asset Corporation Public Company Limited |
---|---|
本社所在地 |
1010 Viphavadi Rangsit Road, Chatuchak Sub-district, Chatuchak District,Bangkok, Thailand |
設立 |
1995年 |
事業内容 |
住宅開発(コンドミニアム、戸建て、タウンハウス) |
代表者 |
Nuttaphong Kunakornwong(CEO) |
<参考>
海外事業展開について
東京建物は、現グループ中期経営計画において、「海外事業の成長」を重点戦略の一つとして掲げ、海外現地有力パートナーと協業し、事業期間が短い分譲マンション事業等を主軸に新規事業機会の獲得を目指しています。タイではこれまでに、分譲マンション(コンドミニアム)開発事業、オフィスビル開発事業、物流施設開発事業をいずれも現地大手デベロッパーとともに推進しています。東京建物は今後もこれまで培ってきた国内外での経験・ノウハウを生かし、海外における更なる事業機会の獲得に努めます。
タイでの事業位置図
分譲マンション(コンドミニアム)
① The Estelle Phrom Phong (スクンヴィット26PJ):157戸、2022年竣工
② Tait Sathorn 12 (サトーンPJ):238戸、2023年竣工
③ Atmoz Oasis Onnut (オンヌットPJ):1,110戸、2023年竣工
④ Reference Sathorn Wongwianyai (リファレンス ウォンウェンヤイPJ)※:818戸、2024年竣工
⑤ Kave Coco Bangsaen (ケイブ・ココPJ):974戸、2025年竣工予定
オフィスビル
⑥ Quant Sukhumvit 25 (スクンヴィット25PJ):延床面積約9,500㎡、2023年竣工
物流施設
⑦ Metrocat(メトロキャットPJ)※:延床面積約78,252㎡、2026年全体竣工予定
⑧ Laem Chabang(レムチャバンPJ)※:延床面積約46,602㎡、2025年全体竣工予定
※ 印はSC社またはSC社のグループ会社との共同事業
以上
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