B2 福岡|熊本との九州ダービー 4Qで猛追するもあと一歩及ばず惜敗
2025年4月19日(土)に開催した、りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 シーズン【ライジングゼファーフクオカ vs.熊本ヴォルターズ】は、“福岡77-81熊本”で福岡の敗戦となりました。

【試合結果】
【福岡】77-81【熊本】
1Q 21-19
2Q 19-24
3Q 13-23
4Q 23-15
【戦評】
【前半】
ワイルドカード最後の枠をかけ戦っている熊本との九州ダービー。
序盤から白熱した展開が予想される中、熊本#3山本選手に立ち上がりから連続得点を許す苦しい立ち上がりとなる。
一方で福岡は、#0會田の3Pシュート、#5ランダルや#1中村の積極的なアタックで得点を重ね、応戦。しかし、山本選手には前半だけで19得点と活躍され、苦しい展開が続く。ペイント内での得点が福岡16点に対し、熊本は22点と上回り、3点のビハインド(前半)で折り返した。
【後半】
逆転を狙いたい福岡だったが、後半立ち上がりに熊本のファストブレイクとセカンドチャンスから連続得点を許し、点差は二桁に。中村と#50ブラウンの3Pシュートで反撃の兆しを見せるが、インサイドでの得点が伸びず、なかなか追いつけない展開が続く。
そんな中で会場を大きく沸かせたのは中村。連続してボールを託されると、3Pシュート、鋭いドライブからのレイアップ、ストップジャンパー、さらには豪快なダンクシュートと、多彩なオフェンスで圧巻のパフォーマンスを披露。キャリアハイとなる32得点を叩き出し、チームを鼓舞した。
しかし、インサイドの得点では26-36と苦戦。本来の持ち味を発揮しきれなかった福岡は、接戦をものにできず、連勝は6でストップした。
【コメント】
浜口炎HC
■今日の試合を振り返って
負けたことは、非常に残念ですけど、怪我なく、しっかり終えることができたことが良かったと思います。
選手たちは、すごくフラストレーションが溜まる場面も多かったと思いますが、どんなメンバーがコートに立っても、しっかりやるべきことを頑張ってもらいたいと思います。ターンーオーバーも少なく、山本選手のところで前半にやられたことは、すごく反省点で、福井戦で木村選手にやられたときと同じようなことにならないように、修正していかないといけないと思います。
そういうところも含めて、いろいろチェックができたので、よかったなと思います。
中村太地選手
■今日の試合を振り返って
出だしから熊本さんのインサイドでの強さだったり、プレッシャーだったり、強度っていうのはすごく高かったです。僕たちもついていってはいたんですけど、やっぱり離される時間であったりとか、苦しい時間にファールをもらって繋ぐこともできず、みんなフラストレーションが溜まっていました。
熊本さんのプレーオフ進出に対する気持ちの強さが見えた試合だったかなと思います。
個人的にはチャンスがあれば積極的にいこうと思っていました。今日はいつもの練習での努力だったり、信頼して使ってくださるコーチだったり、いつも練習でリバウンド拾ってくれるスタッフだったり、トレーニングしてくださる方だったり、支えてくれている人たちに感謝したいと思います。
■今シーズン最後の試合への意気込み
ブレーオフに向けて、ホームの照葉に帰ってきて試合をするためにも明日勝って勢いをつけて、ブレーオフに臨むのはすごく大事になると思います。熊本さんは本当にプレーオフの強度でやってくると思うので僕たちも我慢強く、粘り強くやれるバスケットっていうのをみんなでやっていって、勝ってシーズンを終われるようにしたいです。いい状態で終われるように修正して準備して頑張りたいと思います。
【ハイライト】
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