帳票設計不要のAI-OCRサービス『DX OCR』、新バージョンをリリース
マスタ連携とファイル名自動付与機能でさらなる業務効率化へ貢献
株式会社ハンモック(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:若山 大典、証券コード:173A、以下「ハンモック」)は、帳票設計不要のAI-OCRサービス「DX OCR(ディーエックス オーシーアール)」の新バージョンを提供開始したことをお知らせいたします。
今回の新バージョンにより、注文処理ニーズに対応した業務効率化のためのマスタ連携や、OCR読み取り項目からのファイル名の付与、フォルダ自動作成機能が実装され、電子帳簿保存法で定められている「検索機能の確保」「データの視認性」にも貢献できるようになりました。
■提供開始の背景
「DX OCR」は、手作業によるデータ入力業務を効率化するサービスです。データ入力業務はさまざまな場面で発生しますが、特に注文処理では、OCRで帳票を読み取る際にすべての情報が正確に記載されず、手作業での修正や追加作業が必要になるケースが多いのが現状です。
また、2024年1月に改正された「電子帳簿保存法」により、企業は厳格な電子帳簿や書類の保存基準を遵守しなければならなくなりました。特に中小企業では、この法改正に伴う業務負担の増加が懸念されています。
ハンモックが2024年5月に実施した調査では、データ仕様の確認やファイル管理など、依然として手作業が多く、業務効率化の妨げとなっていることが判明しました。
今回のバージョンアップでは、こうした課題を解決し、注文処理業務の工数削減、電子帳簿保存法の検索機能の確保およびデータの視認性に貢献し、処理から管理までの業務全体の効率化を推進します。
※出展:株式会社ハンモック:電子帳簿保存法 実態調査
■製品強化ポイント
1. 注文処理ニーズにおける業務効率の為のマスタ連携
OCRで帳票を読み取る際、すべての情報が正確に記載されるわけではありません。作業効率を向上させるためには、マスタデータと自動照合を行い、データの正確性を確保することが重要です。
DX OCRは、事前にマスタデータを登録しておくことで、商品名や会社名など、 特定の文字列を基幹システムが求める正規コードに置換・追加し、必要なデータを成形します。これにより、手動での修正や追加作業を削減し、注文処理等の業務効率化を実現します。
2. OCR読み取り項目からファイル名を自動付与、フォルダを自動作成
2024年1月に改訂された電子帳簿保存法では、電子データの保存に際して「検索機能の確保」が求められています。そのため、電子データのファイル名には取引年月日、取引金額、取引先名などの情報を含めることが推奨されています。
DX OCRは、AI-OCRで取得した項目を任意でファイル名に自動付与する機能を備えており、推奨されている項目へのリネーム作業が不要となります。さらに、特定のフォルダへの自動振り分け機能により、文書ごとの管理が容易になり、作業工数の削減が可能です。
■DX OCRについて
DX OCRは、帳票設計や設定が不要でありながら、手書き文字含めあらゆる画像文字をスムーズにデータ化できる、AI-OCRサービスです。DX推進の一環として、大量の帳票や画像に埋もれた情報を一括で抽出し、業務の効率化と自動化を実現します。また、あらゆるメーカーの複合機・スキャナに対応しているため、さまざまなお客様にご活用いただけます。
株式会社ハンモックについて
ハンモックは、法人向けソフトウェアメーカーです。「組織を強くするIT環境をすべての人へ」をミッションに顧客の課題、ニーズ、困りごとをITで解決するため、今まで世の中になかった機能を実現し、必要な機能を高品質で、スピーディーにかつ適切な価格で提供することを目指しております。
社 名:株式会社ハンモック
所在地 : 東京都新宿区大久保1-3-21 ルーシッドスクエア新宿イースト3F
代表者 : 代表取締役社長 若山 大典
設 立 : 1994年4月1日
資本金 : 8,386万円
URL : https://www.hammock.jp/
製品・サービス
・「ヒト」を軸とした情報セキュリティ対策『AssetView Cloud + 』
https://www.hammock.jp/assetview/cloudplus/
・名刺管理、営業支援ツール『ホットプロファイル』
https://www.hammock.jp/hpr/
・帳票設計不要のAI-OCRサービス『DX OCR』
https://www.hammock.jp/dxocr/
※本ニュースリリース記載の会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。
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