ビズリーチ、従業員の「やりがい×能力発揮」の変化をリアルタイムで把握する「HRMOS(ハーモス)個人コンディションサーベイ」機能を提供開始

~働きがいのある組織づくりのアクションを促し、採用した人材の離職防止を支援~

Visional

Visionalグループの株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:多田洋祐 以下、当社)が運営する人材管理クラウド「HRMOSタレントマネジメント」は、企業が従業員のコンディション変化を把握する「個人コンディションサーベイ」機能を本日より提供開始します。
本機能は、従業員の「やりがい」と「能力発揮(職務遂行)」に関する内容を毎月1~2回のペースで質問するパルスサーベイ※1で、従業員のコンディション変化をリアルタイムで把握し、働きがいのある組織づくりのアクションにつなげることを特長としています。
URL: https://hrmos.co/landing/hr/01_sur.html
 

※1 パルスサーベイ(パルス調査、Pulse Survey)とは、簡易的な調査を短期間に繰り返し実施する調査手法のことで、主に従業員のコンディションを把握するために用いられます。

コロナ禍の影響で高まるビジネスパーソンの転職意欲
採用した人材の離職防止や活躍支援のために「働きがい」のある組織づくり重要に
 コロナ禍の影響による社会変化に伴い、個人のキャリア観は大きく変化しています。当社が運営する即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」に登録する会員のアンケートでは、ビジネスプロフェッショナルの約9割が「企業に依存しない自律的なキャリアが必要」と回答し、コロナ禍で「転職意欲が向上した」と回答した割合は、2020年から2021年の1年で6割から8割に増加しています※2。また、当社が運営する「ビズリーチ・キャンパス」で大学生向けに実施した調査でも、55%が「新卒で入社する会社を選ぶ際に将来の転職を視野に入れている」と回答しており※3、新卒社員の多くも入社時から転職を意識していることが推測されます。
ビジネスパーソンの転職が一般化する状況下で、企業は採用した人材に能力を発揮してもらい、長く活躍してもらうための離職防止・定着に向けた取り組みが必要となります。厚生労働省「労働経済白書」によると、従業員の「働きがい」と離職率の低下や定着率の向上に正の相関関係があることが明らかになっており、離職防止に取り組む企業にとって、従業員の「働きがい」を向上させるための取り組みが重要になると推測されます※4。

働きがいのある組織づくりのために必要な適切な情報収集状況改善の取り組み
 しかしながら、多くの企業では働きがいのある組織づくりの取り組みが不十分であるという問題があります。
 その要因の一つに、企業が従業員の状態を知るための情報収集の手段が乏しいという点があります。業務だけのコミュニケーションでは、「やりがいがあるか」「能力を発揮できていると感じているか」などの従業員のコンディション把握はできません。また、仮に従業員のコンディション把握のためにパルスサーベイを実施していたとしても、結果を分析しタイムリーにマネジメント層に共有する専任担当がいなければ、従業員の状況を改善するアクションやコミュニケーションにつながりません。また、働きがいのある組織をつくっていくためには、日々の状況改善だけではなく、人事施策などを検討する必要がありますが、多面的に従業員の情報収集をしなければ人事施策に生かすことは困難です。

新機能「個人コンディションサーベイ」について
そこでこのたび、人材管理クラウド「HRMOSタレントマネジメント」は、以下の特長がある「個人コンディションサーベイ」機能の提供を開始します。

1. 分析の専任担当がいなくても、従業員のコンディションが分かるレポート
 「個人コンディションサーベイ」機能は、企業が従業員に対して「やりがい」「能力発揮」に関する内容を毎月1~2回のペースで聞くことができます。サーベイ結果は、従業員・組織単位で「良好」「倦怠」「移行」「逼迫」などの4象限の図で表示されるため、データを分析する専任担当がいなくても従業員のコンディションを一目で理解できます。

<個人のサーベイ結果>

 

  <組織のレポート画面>

 
 2. コンディションの変化をリアルタイム把握する「アラート」※特許出願中
 また、本機能は、当社が提供する「HRMOSタレントマネジメント」の従業員データベースと関連づけて管理されるため、組織改編や異動が行われても、従業員一人一人のサーベイ結果は、過去から現在まで一元化されています。そのため、過去と比較し従業員のコンディションに変化が生じたタイミングで、状況に応じて「警戒アラート」「注意アラート」「情報アラート」の3つのアラートが上司に通知されます。上司は従業員の過去の状況をふまえてリアルタイムでコンディションの変化を把握し、従業員の状況改善につながるアクションやコミュニケーションにつなげられます。
※アラートの仕組みはHRMOS WorkTech研究所が開発し、特許出願中です。

    <過去の回答の変化・アラートの表示イメージ>

 

                                            
3. HRMOSシリーズと連携、多面的に従業員一人一人の状況を知ることができる
当社が運営する人財活用プラットフォーム「HRMOS」シリーズでは、新機能「個人コンディションサーベイ」のほかに、従業員データベース、目標・評価管理、組織診断サーベイ、1on1支援機能や、採用管理システム、勤怠管理システムなどを提供しています。企業は「HRMOS」シリーズを導入することで、採用時から入社後のパフォーマンスやエンゲージメント等まで情報を1カ所に集約させ、多面的に従業員一人一人の状況を知ることができます。
例えば、「組織診断サーベイ」で実施した組織の課題と従業員のコンディションを分析することでより深い課題を特定したり、採用した人材の入社後のコンディションを知ることで採用手法やオンボーディングの効果測定を行ったりすることも可能です。従業員に関する情報を多面的に把握することにより、働きがいのある組織づくりに必要な人事施策の設計につなげられます。

※2 「新型コロナウイルス感染症拡大に伴う、働き方やキャリア観・転職活動への影響に関するアンケート」
対象:ビズリーチ会員 調査期間:2020年4月20日~2020年4月22日 有効回答数:517件
「ビズリーチ キャリア観・転職活動に関するアンケート」
対象:ビズリーチ会員 調査期間:2021年3月29日~2021年4月4日 有効回答数:775件

※3 ビズリーチ・キャンパス「大学生活や将来のキャリアに関するアンケート」
対象:ビズリーチ・キャンパスに登録する、2023年卒業・修了予定の大学生・大学院生
調査期間:2021年10月11日~2021年10月14日 有効回答数:476件

※4 厚生労働省「令和元年版 労働経済の分析」(労働経済白書)P22
https://www.mhlw.go.jp/content/12602000/000822721.pdf


■株式会社ビズリーチ 取締役 HRMOS事業部 事業部長 古野 了大 コメント
 このたび、新たに提供を開始する「個人コンディションサーベイ」機能は、2020年からVisionalグループでテスト利用を行い、改善を重ねたプロダクトです。2020年は当社にとって、コロナ禍の状況下において全社的なリモートワークへの移行や、グループ経営体制による大幅な組織改編を行う等、さまざまな変化が起こった年でした。パルスサーベイは2016年から導入していましたが、新たにHRMOSが提供する「個人コンディションサーベイ」機能の利用を開始したことで、従業員のコンディション変化をリアルタイムで把握でき、その結果に基づいた1on1などのコミュニケーションの実施や、リモートワークのガイドラインの策定など、適切に従業員の活躍支援を行えています。その他にも、HRMOSが提供する従業員データベースとサーベイ結果を関連づけて管理し、正しい組織情報で情報の集約・自動でのレポートが作成されることで、以前は、サーベイ結果の集計・分析・フィードバックに3日以上かかっていたところを、半日~1日で対応できるようになり、大幅な業務効率化にもつながっています。
 「HRMOS」シリーズは、採用から入社後の活躍支援(エンゲージメント・パフォーマンス)までを一元的に管理できるサービスです。今後も、より使いやすいサービスとなるよう各機能の改善を重ねるだけでなく、シリーズとしての連携を強化し、お客様の人財活用を支援してまいります。

■人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」シリーズについて
人財活用プラットフォーム「HRMOS」シリーズは、採用から入社後の活躍までの人事業務支援と従業員情報の一元化・可視化により、エビデンスに基づいた人財活用を実現するサービスです。HRMOSシリーズの一つである、人材管理クラウド「HRMOSタレントマネジメント」は、従業員データベースを中心に、目標・評価管理、1on1支援、組織診断サーベイなどの機能を提供しています。「HRMOS採用」と「HRMOSタレントマネジメント」を連携させることにより、採用の選考時から入社後の活躍まで従業員情報を一気通貫で活用できます。企業の人事は、「HRMOS」シリーズにより従業員一人一人の多面的なデータを可視化し、適切な人材登用・人材配置へ生かすことができます。
URL:https://hrmos.co/series/

■株式会社ビズリーチについて
「すべての人が『自分の可能性』を信じられる社会をつくる」をミッションとし、2009年4月より、働き方の未来を支えるさまざまなインターネットサービスを運営。東京本社のほか、大阪、名古屋、福岡、静岡、広島に拠点を持つ。即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」、人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」シリーズ、挑戦する20代の転職サイト「キャリトレ」、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」を展開。2020年2月、グループ経営体制への移行にともなって誕生したVisionalグループにおいて、主にHR TechのプラットフォームやSaaS事業を担う。
URL:https://www.bizreach.co.jp/

■Visionalについて
「新しい可能性を、次々と。」をグループミッションとし、HR Tech領域を中心に、産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するさまざまな事業を展開。「ビズリーチ」をはじめとした採用プラットフォームや、人財活用プラットフォーム「HRMOS」シリーズを中心に、企業の人材活用・人材戦略(HCM)エコシステムの構築を目指す。また、事業承継M&A、物流Tech、サイバーセキュリティ、Sales Techの領域においても、新規事業を次々に立ち上げている。
URL:https://www.visional.inc/ja/index.html

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会社概要

Visional

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本社所在地
東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー
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代表者名
南 壮一郎
上場
東証プライム
資本金
-
設立
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