鈴与㈱、鈴与カーゴネット㈱モーダルシフト等推進事業費補助案件に認定
鈴与株式会社(本社:静岡市清水区、代表取締役社長:鈴木 健一郎)と鈴与カーゴネット株式会社(本社:静岡市清水区、代表取締役社長:松山 典正)は、上記2社が参画する2つの協議会において、国土交通省より令和6年度「モーダルシフト等推進事業」に採択され補助金の交付が決定したことをお知らせします。
1. クレシア物流モーダルシフト推進協議会
協議会構成 : クレシア物流株式会社(本社:千葉県流山市、代表取締役社長:中井 悦三郎)、
鈴与㈱、鈴与カーゴネット㈱
類 型 : 船舶モーダルシフト
事業概要 : 紙製品の東京-福岡間船舶モーダルシフト(※片道)
事業開始 : 2024年9月1日
クレシア物流モーダルシフト推進協議会では、千葉県から福岡県への輸送において、従来は大型車による長距離運転輸送を行っていましたが、トレーラーへと輸送形態を変換、さらに東京-博多間のRO-RO船を活用しました。これにより、CO2年間排出量を約48.8t(34%)削減、ドライバーの運転時間を年間1,766時間(90.2%)削減することができました。
2. ヤマタネモーダルシフト推進協議会
協議会構成:株式会社ヤマタネ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:河原田 岩夫)、
株式会社ヤマタネロジスティクス(本社:東京都江東区、代表取締役社長:柴﨑 崇)、
鈴与㈱、鈴与カーゴネット㈱
類 型 : 幹線輸送集約化
事業概要 : 食品の宮城-千葉間幹線輸送網の集約化によるトラック台数の削減
事業開始 : 2024年11月1日
ヤマタネモーダルシフト推進協議会においては、宮城県から千葉県への幹線輸送案件において、従来のばら積み輸送を当社仙台事業所にて集荷、積替、パレタイズすることで、10tトラック2台の輸送から、トレーラー輸送へと輸送形態を変更しました。これにより、CO2年間排出量を約14.6t(38%)削減、ドライバーの運転時間を年間164時間(30.7%)削減することができました。
当社および鈴与カーゴネット㈱は、物流業界喫緊の課題である2024年問題に対し、フェリー、RO-RO船などを活用したモーダルシフト、多くの中継拠点を活用した中継輸送を中心に、ドライバーの残業時間の削減、環境負荷の低減に向けた取り組みを続けています。今後もこれらのソリューションを活用し、荷主様、荷受人様、物流業者様と共に持続可能な社会の実現を目指していきます。
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