【弓削商船高専】株式会社NTTドコモと練習船『弓削丸』及び実習船『はまかぜ』の災害支援利用推進に関する連携協定を締結

船舶を活用した災害支援の推進

独立行政法人国立高等専門学校機構

2023年3月31日 16時00分

独立行政法人国立高等専門学校機構弓削商船高等専門学校（愛媛県越智郡上島町校長：石田　邦光　以下「弓削商船高専」）と株式会社NTTドコモ四国支社（香川県高松市四国支社長：吉澤　啓介　以下「ドコモ」）は、令和5年3月10日（金）に「練習船『弓削丸』及び実習船『はまかぜ』の災害支援利用推進に関する連携協定」（以下「本協定」）を締結しました。

連携協定の締結を終えた弓削商船高専・石田校長（右）と株式会社NTTドコモ執行役員吉澤　啓介支社長（左）

概要

　本協定は、弓削商船高専とドコモがそれぞれ保有する技術、ノウハウ、サービス等を相互に連携し利活用することで、弓削商船高専が保有する練習船『弓削丸』及び実習船『はまかぜ』の災害支援利用を推進することを目的としています。具体的には、災害時に孤立、もしくは復旧に急を要する地域における通信の確保に向けた資材運搬や、作業員が宿泊する施設の確保が困難な場合における練習船『弓削丸』の宿泊利用といった取り組みを推進いたします。

練習船『弓削丸』

実習船『はまかぜ』

本協定の内容

1．自然災害その他有事における練習船『弓削丸』及び実習船『はまかぜ』の有効活用
2．練習船『弓削丸』及び実習船『はまかぜ』を活用した実働訓練の実施

今後の展望

　要請があった際、スムーズな船舶の利用が行えるよう、ドコモと共に実践的な訓練を令和５年度に実施いたします。

弓削商船高等専門学校について

　弓削商船高専は、商船学科及び工業系2学科の計3学科からなる本科と2専攻からなる専攻科を備えた商船高等専門学校で、尾道と今治を結ぶ「瀬戸内しまなみ海道」から近い弓削島という芸予諸島の中の上島諸島にあります。1901年に弓削海員学校として創設されて以来、日本の海運界や地域産業界への貢献、多様化する現代のものづくりに対応できる技術者を育成しています。

【学校概要】

学校名：独立行政法人国立高等専門学校機構　弓削商船高等専門学校
所在地：愛媛県越智郡上島町弓削下弓削１０００番地
校長：石田　邦光
創立：1901年1月
URL：https://www.yuge.ac.jp/
事業内容：高等専門学校・高等教育機関

【本リリースに関するお問い合わせ先】
独立行政法人高等専門学校機構
弓削商船高等専門学校
企画広報室企画係
TEL：0897-77-4613
e-mail：kikaku@yuge.ac.jp